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    touka10477

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    touka10477

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    兄上が悪魔学校にもし通っていて、その頃にも師団披露があったなら……
    ってだけの落書き
    モブ数人出てます

    #mirm
    #ナルカル

    師団披露「なぁナルニア。明日お前の家族って来るのか?」
    「弟が来る予定だ」
    「マジか。ナルニア溺愛の弟初お目見え?」
    「安心しろ。見せる気はない」
    「「はぁ?」」

    師団披露当日。ナルニアは朝早く自宅へ戻ると、出かける準備の出来ているのカルエゴへ神秘の幕を被せ出掛けようかと手を引く。

    悪魔学校へ到着するとはぐれたら困るとカルエゴを抱いたまま師団披露会場を歩く。キラキラと楽しげに輝くカルエゴの表情に、ナルニアの表情もいつもより柔らかかった事に気付けた者は居ない。

    「兄上の師団はどこですか?」
    「あそこはダメだ。お前に害をなすものがいる」
    「害?」
    「そうだ」

    カルエゴを見たがっていた団員の事を思い出し、絶対に連れていかないと決めたナルニアの心知ってか知らずか、通り掛かった師団長がナルニアの肩を叩く。

    「何抱いてんだ?」
    「一言目がそれですか。失礼します」
    「おいおい少しは会話しようぜ」
    「私は今は自由時間ですから引き留めないで頂きたい」

    弟との時間を邪魔するなら容赦はしない。と言う事だと背後に書かれているようだと師団長の表情がひきつる。邪魔して悪かったな。と去っていく師団長にカルエゴは首を傾げた。

    「兄上に用事だったのでは?」
    「気にする事はない。カルエゴとの時間を邪魔するものは居ないから大丈夫だ」

    何か食べたいものはあるか?と訊ねるナルニアの声に、カルエゴは視線を巡らせる。
    その姿にもういっそこのまま永遠に神秘の幕を被せたままで良いのでは無いか。と言う思いは口にせず真剣な表情をしているナルニアを目にした叔父が、また何か危険な思考をしているのかもしれないとナルニアに見つからないよう距離をとった事をカルエゴは気付いていない。

    「あ、あれが食べてみたいです」
    「わかった」

    ナルニアが誰かを抱いたまま師団披露の中食べ物を買っていたと言う話しは知らぬ間に尾ひれをつけて広まったが、本人はそれなら本望だと気にせず噂を流したままにしたのだった。



    ナベリウス・ナルニアに本命の相手か
    師団披露で共に巡っていた相手の姿を見た悪魔は居ない
    二人の時間の邪魔をするなと師団長を一喝



    「なぁこれ……」
    「一緒に居たの絶対弟だろ」
    「間違ったことは書かれていないからな」

    どこか機嫌の良いナルニアに、事情を知る団員は口を噤んだ。
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    Replies from the creator

    touka10477

    SPOILER叔父上滾りすぎたので、ちょっとだけネタバレ込み。ほぼ捏造。

    番犬としてしてはいけない事をした叔父上の所業を🐶期🍲が知ったとして。。
    一人で考えすぎて、もっと勉強して早く番犬にならなきゃって頑張りすぎて悪習期になっちゃう

    ってのをペラ様視点です(何)
    何気にナルカル風味あります。タグつけてないけど。
    裏切り今になって気付いた事が一つだけある。
    あの頃もしかしたら私はカルエゴくんが一人苦しんでいた事に気付かずに居たのかもしれないと言う事だ。

    学生の頃の事。カルエゴくんやバラムくんと過ごす毎日は楽しかった。番長と言う呼び名がついた事もただ面白かった。
    私はただサリバン様の学校を過ごしやすいより良い学校にするためにだけ動いていた。その為に実力もあり不正や不当な事が嫌いな二人と行動を共にしただけの毎日だったが、それはとても充実した毎日だったと今でも言える。
    けれど一度だけ、カルエゴくんの異変に気付けなかった事がある。

    毎日イラついているような舎弟。いつも私に怒っていたけど、実力が少し足りない可愛い後輩。からかい甲斐があって、文句を言いつつも命令に従う。それは彼がナベリウス家の悪魔として誇りを持っているから扱いやすいのだと知っての事。
    2717

    touka10477

    MOURNING仕事中にふと浮かんでしまった話の供養

    カルエゴに悪魔学校を辞めさせよう計画をしているナルニアです←
    この後からナルニアの弱点はカルエゴって矢印が全員の頭に組み込まれるんですけど、カルエゴ自身弱い悪魔じゃないから弱点と言えないのではないか論争もされる。


    膝を折るのはお前にだけ

    ってのと


    「あーあ連れて行かれちゃったね。カルエゴくん」
    「連れて行かれましたね」

    ってのを書きたかっただけ
    ナベリウスの悪魔一族宛に出された書面。そこに記載されていた内容に対し驚いたのはカルエゴだけではなく、一族のもの全てからどう言う事かとの連絡がカルエゴに入った。カルエゴ自身も知らぬ内容のため不明と答えるだけしか出来ず、サリバンの予定からバベルに居るであろうナルニアの元へと急いだ。

    13冠会議が終わり出てきたらナルニアの視界にオペラと言い合いをするカルエゴの姿が映る。いつものようにからかい、からかわれと言うやり取りだが、ナルニアにとっては気分の良いものではなかった。
    サリバンがオペラの名を呼ぶより早く、ナルニアはカルエゴの元へと歩を進める。ナルニアに気付いたオペラはではとカルエゴへ一言告げサリバンの元へと行く。その姿を見つめるナルニアの視線は冷たい。
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