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    omo641

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    omo641

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    プロヒとやくんがヴィランに落ちてミスターとラブしながら世界の敵になる話の進捗
    ちょっと炎とホが辛辣な感じですがそれぞれ真面目に仕事してるだけです

    迫燈新刊の進捗 お父さんは山に来てくれなかった。
     涙が止まらないまま、朝になって、一人で家に帰った。
     丸一日帰らなかったのに、お父さんは、次の日も、その次の日も、俺に会いに来てはくれなかった。
     
     そんなに見たくないなら、嫌でも目に入るようにしてやる。
     絶対にヒーローになって、お父さんが無視できない存在になってやる。

     お母さんは入院して、お父さんは俺の存在を無いように扱うから、一人での訓練の時間を増やした。青い炎が当たり前になって、これなら、雄英のヒーロー科だって受かるはず。そう思っていたのに、今まで散々無視してくれたお父さんが急に進路に首を突っ込みはじめた。

    「いい加減に諦めろ! お前にヒーローは無理だ! 雄英の受験は許可しない、他の一般の高校にしろ!」

     そう言われた瞬間は、あまりの理不尽で絶句してしまって、言い返せなかった。
     未成年は何をするにも親の許可が必要になる。お母さんは病院で面会もできず、お父さんから許可を得るしかない。学校の費用だって、お父さんが拒否したら俺は何もできなくなる。
     どうして、そこまで言われないといけないんだ。
     俺の存在なんか無かったように過ごしていたくせに。
     絶対に折れてなどやるものか。絶対にヒーローになってみせる。
     
     それでも、お父さんが断固として反対する以上は、雄英は諦めるしかなかった。
     普通の高校に通って、仮免試験を自費で受けるためにバイトをしようとしたが、ここでも親の許可がないと出来ず、お父さんを説得するのに時間がかかった。
     諦めたふりをして、友達ができたと嘯き、口座の開設とバイトの許可をなんとか2年生の時に得られたので、そこから特訓以外の時間は殆どバイトに費やした。
     飲食からコンビニまで色々とこなしたがたびたび訳の分からない客にやっかみをかけられたり、変な女に付きまとわれたりしたが、なんとか高2までにある程度まとまった金を手にできた。

     本当は3年生で仮免を受けたかったが、仮免試験にも親の許可がいる。
     許可、許可、許可、何につけても親の許可が必要で、それを捏造しようにもバレた時にどうなるか。お父さんの権力なら、違法に得た資格など平気で取り上げられるだろう。
     だから、高校を卒業してすぐに家を出て、バイトで貯めた金で家を借り仮免を受けた。
     1年目は、駄目だった。ヴィランへの対応はうまく行ったが、人命救助は全くと言っていいほど駄目で、あっさりと落ちた。
     火力上昇訓練と筋トレ以外に、人命救助の勉強も始めた。
     そして、2年目に待望の仮免を取得。
     これからヒーローになれる、やっと明るい未来が見えて、久し振りに少し泣いた。
     そんな希望も、すぐに打ち砕かれたけど。
     まずは経験を積まなければ話にならない。だからサイドキックとして就活が始まった。しかし、どの事務所に嘆願しても取ってもらえない、エンデヴァーの息子ならエンデヴァーのところへ行けと。
     取ってもらえそうな場所があっても、すぐにやはり無理だと断られる。
     ヒーロー事務所が欲しいのは即戦力。
     ただでさえヒーロー科で経験を積んだ若手を選び放題なのに、俺のようなものをわざわざ取る必要もない。さらに言えば、試験期間に俺の火力が強すぎてサイドキックとしては無理だと判断される。
     
     もういい、試験期間だけでもいい、プロの立ち回りを必死に見て覚えた。ヒーロー事務所は諦めた。自分だけで立ち上げる。事務所なんて物無くても資格さえあればある程度ヒーロー活動はできる。
     噂が回りきって誰も何処も俺を取ってさえくれなくなった頃、一人で活動するようになった。
     一人でもやれる、そう思っていたが、はじめて一人で倒したヴィランは、抑えきれなかった火力に焼かれ虫の息だった。
     私刑だとネットで叩かれて、マスコミも付きまとうようになった。
     力んでしまった、申し訳ないと思っている。
     心にもないことを言ってマスコミを散らす。

     火力を、抑えなければ。

     強すぎる火力では自分の身体も焼ける。火傷の手当をしていたら、どこからやって来たのかお父さんがまた怒鳴りに来た。 

    「みっともない姿を晒すならヒーローなど辞めろ!」

     火傷は、みっともない。分かってるよ、分かってる、火力を抑えなければ、でも、どうやって?
     誰も火力の下げ方なんか教えてくれなかった。
     俺にできるのは火力を上げる事だけ。あとは全部独学の見様見真似。
     火力が下がらない、火力が上がり続けている。
     なんで、どうして。感情は凪いでいるはずなのに、わからない、ずっと苦しい、自分の感情がわからない。

     人に向けて放つ事のできない火力。

     これだけ、お父さんにも、最高傑作の焦凍にも超えられないこの火力だけが、俺の唯一無二の価値なのに。この蒼だけが、俺の誇りで、俺の唯一で、だから、ヒーロー名も蒼炎と名乗ったのに。
     どうして、強すぎる火力が邪魔になるなんて。
     火力が上がれば上がるほど、火傷を隠すために活動時間が減っていく。火力が下げられない俺には、他のヒーロー達との共闘はできない。
     他のヒーローがむやみに近づいて来ないように牽制するための炎と、ヴィランを撃退するための炎。無駄に手間をかけて人災が起こらないように気をつけて行っていた行為は、民衆からは他のヒーローへの妨害行為と取られた。
     火傷の処置で活動時間が短いことを、ヒーローを舐めていると取られる。人を巻き込まないための牽制の炎を妨害行為と取られる。何をしても、叩かれるようになった。
     ファンよりもアンチが増えた。それ自体はどうでもいい。ただでさえ活動時間が短くて成果をあげられないのに、支持率なんか、構っていられない。そんな余裕はない。

     でも、俺のせいでお父さんまで悪く言われているのは苦しかった。

     子供の躾もできない親だと、俺のせいでお父さんが叩かれる。せめて舐めているわけではない、お父さんは関係ないと言いたかったが、それを言えば俺の体質と生まれから言わなければならなくなる。そうなったら、きっと、責められるのはお父さんだ。
     だから俺がもう少し活動できるように、他のヒーローを傷付けないように、火力を落とせるようになればいい。俺の努力が足りないからこうなっているんだ。お父さんが怒るのは当然だ。

     もっと頑張らないと、もっと、もっと。
     ああ、なのに、どうして、頑張れば頑張るほど何かを傷付けてしまう。
     火力が下がらないならやり方を変えられない。火傷の隠し方、冷却装置、全てに最大限の金を使って、なんとか少しでも活動時間を長くする。焼き殺してしまわないよう、火力ではなく炎の放出の出力を抑える。
     それでようやく、ヒーローチャートの20位内に入ることができた。
     まだまだ満足できる数字ではないけど、決して無視はできない順位。やっと成果が出てきたとホッとしたのもつかの間、ムカつくヒーローに絡まれた。

    「どうも、蒼炎さん。俺はホークスって言うんですけど、知ってます? あ、ちなみに順位はエンデヴァーさんの下なんですけど、まぁ貴方よりはずっと上なんで知ってますよね!」

     突然の煽りに余裕のない心が酷くささくれ立つ。

    「あぁ? なんの用だ」

     知らないとは言えなかった。知らないと言うには、あまりにも有名すぎた。
     貼り付けたような笑みを深めたホークスが目の前まで近付いてくる。

    「いやぁ、実は気になってたんですよね、ネットで噂されている、舐めプとか、サボってるとか。本当ならヒーローの片隅にもおけないなぁって、仮にもエンデヴァーさんの息子でしょアンタ。嘘でも本当でも、少しは汚名返上の努力したらどうなのかなーって」

     お前に、何がわかる。
     カッとなって衝動的に燃やしてしまいたくなった。
     衝動的に燃やしてしまわないよう、腕を組んで押さえ付ける。汚名返上なら、20位内に入れた事が、十分な功績だと思っていた。
     でも違った。これだけではまだ足りない、まだまだ足りない。

    「ちょっと無視ですか?」
    「うるさい、お前に構ってる余裕なんかねぇんだよ」

     ガリ、ガリ、と腕に爪を立てて纏ってしまいそうな炎を誤魔化す。ヒーローのくせに、カッとなって手を上げたくなるなんて、まるでヴィランのようだ。

    「ハァ、まぁいいです。エンデヴァーさんの足は引っ張らないで下さいね」

     何様なんだよ。
     去っていくホークスの背中に、ゆらりと手をかざす。
     その手を自分の手で掴んでおろして、地面を睨みつけた。どんな事情があろうと、アイツの言ってることは間違ってない。
     ヒーローなんか、やめてしまえば、こんな思いしなくて済むのかな。
     どれだけ頑張っても、どうせお父さんは俺を見ない。
     見せつけてやりたかったけど現実は厳しかった。いろんな面で制限のある俺なんかが行けるのは、せいぜいこの程度が限度で、誰も俺がヒーローであることを望んでない。

     ヒーローになったら、何か、変わるって、どうして勘違いしていたんだろう。
     ヒーローになっても、何も変わらない。失敗作は失敗作のまま。
     でももうこれしかない。
     これしか、俺にはないから。
     誰にも望まれていなくても、それでも、俺は、ヒーローでいたいから。
     ヒーローでいなくちゃいけないから。
     
     そうやって自分の感情を誤魔化して、ランキングの同じようなところで足掻いていたら、焦凍が雄英に推薦入学したと聞いた。
     知っていた。扱いの差なんて。
     今更傷つく事じゃない。分かってる。
     分かってるのに、火力がまた上がった。
     体育祭で焦凍は2位だったのを見た。
     炎を使わないなんて、馬鹿みたいな縛りまでしてたのに、2位だ。焦凍がヒーローになったら、俺なんか容易く超えられてしまう。
     俺なんか、要らなくなる。
     職場体験で焦凍に指導するお父さんを見た。
     あんなにお父さんを嫌がってたくせに、俺には得られない恩恵を最大限使っていく焦凍が憎たらしい。
     同時期に捕まったヒーロー殺しを捕まえたのも焦凍だと、不確かな噂が出回っていた。
     焦凍、焦凍、焦凍
     誰も彼も、焦凍ばかり。
     焦凍が雄英に入ってから、市民に面と向かって兄のくせに役立たず、そう言われた事もあった。
     反論できなかった。
     焦凍よりも出来損ないなのも、活動時間が短くてサボっているように見えるのも事実でしかない。
     言い訳したところで、聞いてもらえるとも思っていない。
     知ってほしいとも思わないし、他人から同情が欲しいわけでもない。
     俺はただ、せめて、お父さんに見てもらえたら、ほんの少し、褒めてもらえたら、もうそれだけでいいのに。
     火力の上昇が止まらない。
     活動時間が削られる、火傷が増えた、人と協力できない。
     
     雄英が行った合宿でヴィラン連合が出たらしい。焦凍達生徒の輝かしい活躍で、犠牲は出なかったそうだ。
     連合の足取りは掴めていないようだが、また街中でヒーロー殺しの時のように脳無が出た。
     これまでのと違ってかなり強敵だった脳無を、お父さんとホークスが倒したのを、テレビで見た。
     ヒーロー殺しの件以来、ヒーロー同士で組む話が出ていたが、俺はそもそもヒーローごと焼いてしまうのでその話は断った。
     でも、お父さんは違ったらしい。
     俺より若いヒーローと共に戦うその姿に、吐き気がした。
     毎日、ホークスとお父さんの共闘、それから、未来のヒーロー焦凍の話題がテレビから流れる。
     火力が上がり過ぎて、どれだけ出力を絞ってもヴィラン退治ですら支障が出始めた。
     
     あっという間にランキングが落ちた。
     
     もういっそ、消えてしまいたい。
     見てもらえる機会なんか、きっともう、一生ない。出来損ないはどうやったって出来損ないでしかないんだ。
     ずっと頭が痛い。何を食べても味がしない。すぐに吐くようになった。
     お父さん、とうとう、ヒーローを辞めろとすら言わなくなった。目が合わなくなった、顔を背けるようになった。前と同じ、まるで居ないみたいな扱い。
     ヒーローの間は、一応、忌々しそうにだけど見てもらえてたんだと今更実感した。
     それだけで満足してればよかったのに。なんて今更思ったってもう遅い。
     
     誰も望んでいないなら、もういっそ、この命ごと終わりにしてしまおうかとも思っていたら、まるで最初から狙われていたようなタイミングで目の前に脳無が現れた。

    「脳無……⁉」

     幸いにも、まだ活動限界ではないし、俺の火力でなら、お父さんよりも早く無力化できる。あのオールマイトですら苦戦した相手、それを一人で撃破すれば、少しは、認めてもらえるかもしれない。
     目の前に降って湧いた一発逆転のチャンス。
     出来る、倒せる……! これまでの努力の成果を、功績を!
     吹っ飛んできた脳無の突撃を避けて、見様見真似の必殺技を打とうと腕を振るった。

    「っ、」

     ビタリと一瞬腕が止まって、炎の勢いが殺される。思い通りに動かない体に、興奮で熱くなっていた頭の芯が一気に冷えた。
     すぐに攻撃を再開しようとしたが、この絶好の隙を、目の前の敵は見逃してくれる訳がない。芸もなく身を翻して突っ込んでくる脳無を避けきる事は不可能だと瞬時に判断して炎を纏った腕でガードする。
     ぶつかる瞬間、がくん、と身体が傾いて、宙に浮く。

    「なっ、」
    「死にたいんすかねぇアンタ! あんなん受け身じゃなくて避けるでしょ!」
    「ほー、くす、」

     羽ですくい上げられ、宙に浮いたまま目の前でバサリと広がる赤い羽を呆然と見る。

    「戦えないんなら下がっててくれます⁉ エンデヴァーさんを応援で呼んでるんで!」

     つまり、邪魔だと?
     何様なんだよコイツ、この前から嫌に突っかかって来やがって。

    「アイツの狙いは俺だ、俺が倒す」
    「ならとっとと倒してくれるとありがたいんですけどね〜」

     クソ、腹が立つ。
     無理矢理降りて再び脳無と対峙する。視界にちらつく赤が気になって、炎の勢いが上手く出せない。上手く動けない言い訳ばかりが頭に湧いて、脳無の攻撃への対処が遅れる。
     目の前の敵に集中しきれないでいると、頭上から怒号が飛んできた。

    「サボってんですか⁉ いい加減に舐めプ辞めてくれません⁉」

     分かってる、分かってる!
     アレは人じゃない、殺していい、火力を上げていい、出力は絞らなくていい。
     ちゃんと分かってる!
     でも頭が、身体が、加減をしてしまう……!

    「殺す、殺せるっ、アレは殺していいっ!」

     自分に必死に言い聞かせて、手の中で火力を上げる。
     あぁ、だめだ、力んだせいで火傷が、お父さんが来るのに、早く、早く仕留めないと!

    「ああもう! やりにくい! 戦えないなら下がって!」

     お前が邪魔で上手く炎を振るえないんだよ!
     いや、ちがう、俺が悪い、アイツなら容易く避ける、分かってる! でも早すぎるアイツの姿が視界にチラつくと身体がセーブしてしまう、傷付けないように動いてしまう!
     うまく、動けない、
     早く、早く倒さないと、
     はやく!

     ……あ、
     
    「……ぐぅっ!」
    「っ、」

     力んで振るった渾身の火力が、タイミングよく飛び込んできたホークスごと脳無を焼いた。
     スローモーションのように、ゆっくりと蒼炎に包まれるホークスが見えた。
     人に向けてはいけない火力だった。
     人を殺してしまうかもしれない勢いだった。

    「ほ、ぉくす、」

     蒼炎の中から、焼け焦げたホークスが転がり出てくる。
     背中に当ててしまったから、羽は全て焼けて、背中を中心に全身が焼け爛れた人間が苦しそうに藻掻いている。
     ちが、ちがう、わざとじゃ、
     ホークスの奥に居た脳無が立ち上がるのが見える。
     仕留めないと、いや、それより早く、ホークスの手当を、なんで、どうして、身体が動かない、俺が、やらなきゃ、どっちも、どっちから、

    「……何をしている‼」
    「ぉ、とおさ」

     上から降ってきたお父さんが脳無の脳天を叩き潰した。
     それを見てようやく身体が動くようになって、慌ててホークスに駆け寄る。
     上手く、息が吸えない、常に持っている火傷の手当用のポーチを手が震えて、開けようとしてるのに何度も取り落とす。

    「っ、だから……! だからお前には無理だと……! だからヒーローを辞めろとあれだけ言ったんだ‼ 貸せ!」

     お父さんにポーチを奪われた。

    「ホークス! 大丈夫か⁉ ホークス!」

     ごめんなさい、ごめんなさい、上手くできなくてごめんなさい、お父さん、おねがい、おれのことみて、

    「救急車……! 邪魔するならお前は下がれ!」

     いやだ、おねがい、ちがうの、わざとじゃない!
     
     ほんとうに……?
     本当にわざとじゃないの?
     わからない、おれ、あのとき、何を思って、
     
     ——ブツリと、何かが切れて、目の前が真っ暗になった。
     
     気がついたら、自分の家の玄関にいた。
     あのあと、何があってどうやって帰ってきたのか、思い出せない。
     
     ホークスは無事だろうか。
     お父さんは、どうしたんだろう。なんで俺一人でここに居るんだ。
     思い出せない、わからない。
     何もない家をボンヤリと見渡して、テレビをつける。
     日付が飛んでいる。俺本当に丸一日も何してたんだ。
     ニュースの画面に、ホークスが移ってリモコンを取り落とす。心臓が飛び出してしまいそうなほど強く胸を叩く。
     見たくない、殺してしまっていたら、どうしよう。思わず下を向くが、音声は止まらない。

    『……幸いにも、命に別状はなく、意識を取り戻し次第当時の状況の確認を行うことが発表されました』

     カクンと膝が落ちて、床に座り込む。
     良かった、生きてた。
     安心でようやく息を吐けた。
     ……そう、安心、したのに、生きててよかったのに、どうして、ガッカリする自分が居るんだ。こんなの、まるでヴィランじゃないか。
     違う、俺は、違う、死ねばよかったなんて思ってない、そんなこと、思うわけない。

     早く、ホークスに謝らないと。
     
     
     

     まだまだ病みます
     
     
     
     
     
     
     
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