Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    cica

    @03_cica

    【パス受付停止中】
    作品は徐々にベッター+へ移行しています

    いくつかの作品はパスワード請求制にしております(パスはどの作品も共通です)。
    【要件】
    ・🏀三右が好きなこと
    ・20↑であること

    R指定ものがたくさんあるわけではありませんが、倫理観に注意が必要そうなものや私がパスが必要と判断したものにパスをつけています。
    パスワード請求はXのDMか、pixivのDMからお送りください。
    ※毎回お送りいただいた方のプロフを確認させていただいております。プロフに要件を明記いただくか、DMで要件に合致している旨の申告をお願いいたします。
    ※私がパスをお伝えするのが不安だなと判断した方はお断りする場合がございますので、予めご了承ください。
    https://www.pixiv.net/users/87119227

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 54

    recommended works

    I27mayol

    DONEポイピク使ってみたかったんだ☺️とか言って短すぎて支部にも置けねぇだけ。リョ三の日♡
    特別な日に朝起きてスマホを手に持つ。7月14日。別に身近な人の誰の誕生日な訳でもない。大きなイベントがある訳でもない。ただ俺にとっては、俺達にとっては特別なその数字の並び。言い出したのはどっちだったっけ?



    -----


    高校2年の夏。全国大会出場を決め更に気合いの入った練習に毎日追い込まれていたそんなある日。
    制服から練習着に着替えて部室のソファに座る。バッシュの紐を足にフィットするようにしっかり結び上げていると隣で長い両足を投げ出していた三井があ、と声を出した。俺の背中をバシバシと叩く。

    「宮城、なぁ」
    「いてぇいてぇ。ちょっと」
    「今日は何の日だ」
    「はぁ?」

    別に誰かの誕生日ではなかったはずだし。朝のテレビで『ひまわりの日』なんて言ってどこぞのひまわり畑が紹介されていたが三井がそれを知っているとは思わない。宮城は屈んだまま三井に顔を向けた。三井が何を見てはしゃいでいるのか、目線を合わせるように体を起こすとインターハイまでの日数をカウントダウンしていくカレンダーが目に入った。7月13日まで1日ずつ斜線が引かれていて今日は7月14日。
    1033