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    かほる(輝海)

    @kahoru1010

    テキストは個人的に作られた非公式のものです。
    原作者様・出版社様・版権元様とは一切関係ありません。
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    (えろメインの)字書きです。
    絵はアイコンレベル。
    小説画像メイン。
    時々趣味のアイロンビーズやハンクラ作品を投稿。
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    シティーハンター(獠香)
    逆転裁判(ナルマヨ)

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    かほる(輝海)

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    シティーハンター
    冴羽獠×槇村香
    原作以上の関係

    ワードパレット
    20.海王星
    貝がら/いつもの/面影

    #シティーハンター
    cityHunter
    #cityhunter
    #冴羽獠
    saeha
    #槇村香
    makiMurakami
    #小説
    novel
    #掌編
    conte
    ##CH
    ##ワードパレット2

    「じゃじゃーん!」
     獠がそんな変な掛け声とともに取り出したのは、小さな水着だった。それも面積の小さな水着じゃない。
    「なによそれ」
    「見たことあんだろぉ? 貝がらビキニだよ」
     そうね。グラビア写真か何かで、見たことはあるわ。帆立貝みたいな大きな貝がらで両胸と下腹部を隠してあるやつよね。それはわかるわ。でも、あんたが手にしているその水着は、そんなレベルじゃない。その貝がら、普通の帆立貝どころかベビー帆立ぐらいのサイズよね?
    「そうかそうか。言葉も出ないぐらい嬉しいか!」
     呆れているあたしを余所にして、獠は水着を握り締め感動の涙を流していた。
     あたしは、右手を握り締めた。いつの間にか、使い慣れた相棒が召喚されている。
    「こんな水着、誰が着るかぁぁぁあ!」
     あたしは全力でハンマーを振り下ろし、奴と水着を一緒くたに叩き潰した。いつもの面影も無いぐらいに潰された獠は、紐だけになったビキニを見て、今度は悔し涙を流していた。

       了
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    lmyonsanl

    DONE探偵とジョーカーのパソドブレ/オリジナル

    高校の頃憧れていた女の子(夜子)について、どこかの誰かが大人になって思うこと。
    ある意味夜子夢。主人公がどんな人かはご自由に。

    ※世界観:人間に成り代わる異形の者がいる現代のような世界。そこで探偵と呼ばれる
    特別な力を持つ者と、異形の者たちが繰り広げるお話。
    作品サイト/https://yumejo20165.wixsite.com/tanjo
    憧れのあの子の瞳は煌めく夜空だった 疲れた――。
     脳内を占めるのはそれだけだ。
    「はぁ……」
     ソファにぼすんと倒れこみ、テレビをつける。ぼんやりと夜のニュースを眺めていると、「晩御飯……」「だる……」「でも何か食べたい気もするし……」「あ、例の件について調べものしておかなきゃ……」などが次々頭に浮かんでくる。せめて家のなかだけでも仕事と離れていたいが、そうも言っていられないのが現実だ。
    「あ~……」
     うめきながら、朝テーブルの上に放置したままだった食べかけのパンに腕を伸ばす。袋を閉めて出る余裕は無かったから、パンはすっかり乾燥してパサパサになっていた。
     それでも何も食べないよりかは、と口に押し込むが、口内の水分がみるみる奪われてしまい結局食べたことを後悔した。コンビニに寄るのすら面倒で一直線に帰宅したが、せめて肉まんでも買ってくるべきだったか。
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