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    ふじすえ

    @BZ2yJlj8l9xIAvU

    空受けしか書かぬ。
    書くカプはツイから探して…

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    ふじすえ

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    こういうやつが書きたーい…エロはなんとかしてこの小説にのちのちねじ込みます。気長に待ってください…

    #璃月サンド
    #タル空
    taruSky
    #鍾空
    zhongther

    (璃月サンド)「1本勝負ね。よーい、始め!」
    空の掛け声がかかると同時に武器がぶつかり合う。
    「……っ」
    「……ハァッ!」
    水元素を纏った弓矢と頑丈な岩柱が激しく衝突して弾ける。
    「っ、ハハッ!先生の本気なんて初めてみたよ」
    「公子殿には負けてられないからな」
    互いに一言ずつ交わすとよりいっそう闘いは激化していった。
    …なぜこのようになったのか。その原因はとある日の夜のことである。

    「…っは、んう、あっ♡」
    「可愛いね、空♡」
    「そん、なこと…ひあっ、」
    「そうだな、とても愛らしい。」
    テイワットで旅をしている空は往生堂の客卿である鍾離とファデュイ執行官の1人、タルタリヤと付き合っている。なぜ3人交際にたとりついたのかはまたの機会に話すとしよう。
    「さて、じゃあ今日は俺からね。」
    とタルタリヤが空に手を伸ばす。すると、
    「公子殿。前回はお前からだっただろう。今回は俺からの筈だが?」
    鍾離がタルタリヤの手を叩いた。
    「え?だって先生は俺がいない時に空とやったんでしょ?じゃあ、今日は俺からでしょ?」
    「今までの総計では俺が1回少ないが?」
    なんということだろうか。タルタリヤと鍾離はどちらが空を先にいただくかでモメ始めたのだ。
    これにはせっかく快楽の波に心を委ね始めていた空も冷めた。いつもはケンカなどしない2人だ。むしろ結託する方が多いというのに。しばらく待ってみたものの、話し合いに決着がつかないので空はついに
    「………落ちろ!!」
    岩元素スキルを2人にかました。
    「「…………」」
    突然の空の怒声混じりのスキルを目の前にして岩のように固まった当人たち。さながら美しい彫刻のようだ。
    「……正座して?」
    暗黒微笑を浮かべた空は鍾離とタルタリヤに命令を下した。

    「何してるの?」
    「えーっと、そのーどっちが先にするかっていうので…」
    「それで?」
    「順番を、決めていたのだが」
    「うん。知ってるよ。」
    「「………はい。」」
    「あのさ、2人とも。自分の歳ぐらい分かるよね?」
    「「……はい」」
    「大人げないとかは?」
    「「……思ってます」」
    「そう。なら、解決ぐらいサッとやろうよ」
    「ごもっともです…」
    「すまなかった…」
    「罰として今日はお預けね」
    「「え」」
    「明日、先生の洞天で試合して決めてね。審判は俺がするから。」
    「え、あのさ、空」
    「どうしたの?」
    またしても黒い笑みを空が浮かべ、それを見てタルタリヤはしおれてしまった。
    「空…申し訳なかった」
    「分かってるなら今日は別の部屋で俺は寝るからね。」
    鍾離の謝罪も空は笑顔で突っぱねた。
    いい年をした大人(?)たちは少年に敷かれている。だが、これが3人の在り方なのだ。

    そんなことがあったのが昨夜だ。

    武器がぶつかる鈍い音が洞天内に響く。この勝負は相手の四肢を地面に付かせた方が勝ちだ。制限時間は空が空腹を迎えるまでとなっている。もし、制限時間を越えても決着がつかなかった場合には空とジャンケンして勝った方を勝者とする。ちなみに空は朝食をたらふく食べていたのでそこそこ時間はある。
    「ぐっ、」
    「…っは、俺の勝ちだな」
    勝者は鍾離だ。
    「はい、鍾離先生の勝ち。」
    「クッソ〜!双剣じゃ岩柱削れないよー」
    「中々水元素付着が抜けなくて困ったがな」
    「でも先生勝ってるじゃないか」
    先程の温度の無い表情とは打ってかわって明るい顔をしている。
    「お疲れ様、2人とも」
    審判役の空が2人に近づき、そばに立った途端、ガシッと右腕をタルタリヤに、左腕を鍾離に掴まれた。
    「えっ、と…これは?」
    「空、この勝負の勝者が空を先にいただく、という約束だったな?」
    「う、うん、そうだけど?なんでタルタリヤまで?」
    「約束はそれだけでしょ?俺が手を出しちゃいけないなんてことは一言も言われてないよ?」
    ニヤリと深海の瞳が弧を描く。
    「だから公子殿と少し取り引きをしたんだ。勝者は先に空をいただく事は決定事項だが、結果に限らず空と情事をする。という契約だ。」
    そんなこと聞いてない、と心で叫んだところで何も変わらない。だって、空は2人の虜なのだから。
    それに昨夜は2人に久々に会えて、しかも愛情でトロトロに煮込まれる筈だった空の身体は彼らの欲を自身の腹に注がれるのを待っていたのだ。その期待は以上の事からお預けとなっていた故に我慢の限界を迎えていた。
    「……いいよ、俺も2人に愛されたいから。お預け、とか言ってごめんなさい」
    「空が謝る必要はないよ。」
    「元はと言えば俺たちのせいだからな。」
    「あのさ」
    空が掴まれた腕を自分の身体へと引き寄せる。そして、
    「……ちょっとだけ、はげしく、だいて?」
    上目遣いでおねだりをした。
    その可愛いさの衝撃たるや。タルタリヤと鍾離は閃光を浴びせられた気分になった。
    「「よろこんで」」
    情欲をまなこに灯した3人は空の所有する洞天に移動した。
    その後満足した3人が壺から出てくるのは…いつになるのやら。
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