Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    nobutgstgm

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 9

    nobutgstgm

    ☆quiet follow

    タトゥーアーティストの葬(25)とお付き合いを始めたお花屋さんの台(35)が、小さな隠し事をしている、年の差現パロ葬台。そこはかとなく溢れる、おね♂しょた感を目指して。

    My sweet sonny「いらっしゃいませ」
     もうすぐ店仕舞いという時間になって、カランコロンカラン、というにぎやかなドアベルの音と共に、豪奢なオベリスクを使って仕立てられた立派なクレマチスがノシノシと入ってくる。
    「やぁ。それで大丈夫だった?」
    「おぉえらい感激して帰ってったわ」
     それは良かった、と答えると、大きな薄紫の花をたくさんつけた鉢の向こう側から顔をのぞかせた男が、鉢をちょっと持ち上げてみせる。どこへ置けばいい、と言いたいのだろう。
    「じゃあ、あの向こうに」
     好意に甘えて、枝物の商材をさしたバケツが並んでいるその奥のスペースを指さすと、心得た、とばかりに足元へ気を配りながら危なげなくゆっくり進んでいく黒ずくめの男。あれはこのフラワーショップの商品ではなく、僕の私物だ。
     目の前を通り過ぎるときにふわりと香った紫煙と、消毒液のような独特な薬品の匂い。肘までまくったままになっている袖口を見るにつけ、ついさっきまで仕事をしていたのだろう。よくみれば小脇に上着を挟んでいる。どうやら既に店を閉めて帰り支度をしてきたらしい。
     彼、ウルフウッドは、僕が店長を務める小さなフラワーショップの横にスタジオを構える、タトゥーアーティストだ。
     
     
     大きく開いたシャツの襟から覗く首元や、肘までまくられてむき出しになった前腕に、シンプルながら緻密な描き込みが美しいタトゥーが、目を惹く。そんな出で立ちの上に、スモークレンズのサングラスをかけた強面の男が、午後の柔らかい日差しに包まれたこの店を初めて訪ねてきたのは、確か落ち葉が舞い始めた秋頃のことだ。ちょっとやそっとのことでは驚かない自信がある僕でも、あまりの見慣れぬ光景にやや面喰ってしまった。
     そんな事態を知ってか知らずか、んん、と咳払いした男は「すんません」と丁寧に前置きをして、欲しい花があって、と告げる。どのような花をお求めですか、と尋ねると、シュウメイギクとカサブランカ、それからダリア、とすらすらと答えた。最初の二つの色は白で細かい品種は問わず蕾がついてればなお良し、ダリアは赤系の八重で出来るだけ大輪の物を、もし店に無ければ取り寄せてもらえるか、云々。実にすらすらと、注文し慣れた雰囲気のある男を意外に思ったのを覚えている。
     しかし妙な組み合わせだ、鉢花なのか、切り花が良いのか。思わず訝しげな顔になってしまっていたらしく、僕の表情を見た男は、お客のリクエストでデザインの参考にすんねん、とポケットから取り出した小さなカードを差し出してきた。ベルベット調のシンプルな黒いカードには、銀の箔押しで〝Wood Whim〟と書いてある。あれ、妙に見覚えがある字面だな、と口にしかけて思い出す。
     長らく空いていた隣の半地下店舗の入り口に、そういう名前の看板がついたのはつい先週のことだ。
    「裏」
    「え、あ。……名刺だ」
     よろしく頼むわ、お隣さん。そう言って、強面の相貌を崩し、ニッと口の端を持ち上げて笑った顔が、意外にも無邪気だ。
     裏に記された名前は、ニコラス・D・ウルフウッド。独立したてのタトゥーアーティストで、フラワーショップにデザインのモチーフを探しに来たのだった。それが彼と僕との出会い。
     それから数か月を経るうちに、関係は徐々に変わっていった。店先で会えば立ち話をするようになり、月に一、二回程度の発注が徐々に増えるにつれて業務連絡のために連絡先を交換し、店仕舞いの時間が合えば一緒に晩御飯を食べて帰るような、そんな関係になった。
     先月あたりから様子がおかしいなぁと思っていたら、何故だか急に付き合ってくれと言い始めた男は、今では付き合ってやっと一週間になる、僕の年下の恋人だ。
     
     
    「ちょっと見てみたかったな」
     通りに面した店先のショーウインドウにスクリーンカーテンを下ろしながら振り返ると、火をつけていない煙草を咥えたままぼんやりとしていたウルフウッドと、正面から目が合った。
    「あ? なんて?」
     レジカウンターに寄りかかって、こちらを見るともなしに見ていたらしい彼は、突然話を振られて聞き逃したらしい。
    「見てみたかったな、って。君が描いたクレマチス」
    「専門やないけどな……まぁ、お客が満足してくれさえすれば、それで御の字や」
     隣がフラワーショップであることも影響があるのだろうか。口コミとは予測できないもので、ウルフウッドが手掛けた花のタトゥーが緻密で美しいという噂話が広がって、女性を中心に徐々に人気を博しているらしかった。今では、この店で目を惹く花を見繕って彼の店へ向うお客さんもいるくらいだ。
     本人曰く、元はあまり得手としている分野ではなかったらしいが、意外や意外。おかげで固定客も増えてきているらしい。
    「まぁ、何事もやってみんと解からんことってあるわな」
    「そうだねぇ」
     のんびりウルフウッドと話しながら、表周りの閉店作業をつつがなくこなし、後は、レジを閉めるだけだ。カウンターに回り込み、レジを操作して本日の売り上げを打ち出すと、ガチャンと開いたトレイの中身を手早く確認していく。ガタがきている箇所もある古いアナログなレジスターだけど、まだまだ現役だ。
     最後に打ち出した数字と見比べようとしたところに、すっと指先が伸びてきて、くるんと丸まろうとするレシートを押さえ付けた。おかげで確認できた数字は、ピッタリと合っている。
    「ありがとう」
    「ん」
     そういう飾らない気遣いが出来るところが良いなぁとしみじみ思う。独立したてで駆け出しの商売人である彼に客が付くのは、そういう所も由来してるんだろう。そんなことを考えながら、紙にメモ書きをするために俯いていたら、旋毛に何か湿った物が一瞬触れてすぐ離れていった。反射的に顔を上げると、明後日の方に目を反らしたウルフウッドがいた。もしかして、キスだったんだろうか。よく見ると耳たぶがちょっと赤くなっていて、かわいい。
    「……ふふ」
    「はよせぇよ」
    「はいはい」
     照れ隠しなのか、ぶっきらぼうな口振りで急かした彼はしかし、書きつけたメモの必要な部分に丸を入れて僕がペンを置くまで、レシートから指を離さなかった。
     本当に純朴な男だと思う。何度断ろうと諦めない、いじらしさもある。付きおうてくれ、と訴える真剣な顔に絆されるようにしてその申し出に答えたものの、今ではそれだけではない何かがあるように感じて。どちらが先に惚れたのか、そんなことはもう関係なさそうだ。
     ……さて、どうしようかな。今後の展開を思うと、そんな言葉が頭の中に浮かんで吐いた溜め息は、なんだか甘苦かった。
     
     デザインの参考に貸し出していたクレマチスの鉢を電車で二駅ほど離れた自宅まで運ぶのに、車を出してくれると言う。ここまで運んで来るのに、知り合いに頼んで車を出して貰った、ということを昨日知った彼からの提案だった。ウルフウッドが借りている部屋は店から歩いてすぐの所にあるので、そこへ一旦鉢を運び、それから車で送ってくれる算段らしい。
     彼の部屋を訪れるのは、付き合うことになってからはもちろん、全く初めてのことだ。店の近くだというが、いつも何かと理由をつけて結局駅まで見送ってくれる彼の住処が、どこにあるのかもよく知らない。
     どんな部屋に住んで、どんな生活をしているんだろう、という純粋な興味に自然と浮つく気持ちと、わざわざ車を出してもらうなんて好意に甘えても良いのかなと戸惑う気持ち。両極端な気持ちに挟まれて返答に迷っていると、さらりと加えられた台詞。
    「ウチに来るなら、ついでに晩飯も食ってけばえぇし」
     えぇし。……えぇし、何だろうか。その後に続くであろう言葉をあえて言わず、こちらの想像に任せるウルフウッドは少しズルい気もしたが、一々言ったりしないのが彼らしいと言えば、彼らしい。
     昨日、別れ際に交わしたキスを思い出して、続きの言葉を想像する。付き合ってくれ、とはつまり、そういう意味でのお付き合いなはずで。付き合っている相手を、自分の部屋に呼ぶということは、つまり。むず痒い初々しさに気を取られていたが、彼だって二〇代も半ばの、大人の男性なのだ。
     参ったなぁと頭の中で独り言ちながら、首の後ろに手をやった。無意識にそこを撫でるのは、昔からの癖だ。彼とのことを考えると、なんだか、そこがソワソワして落ち着かない。
     別に大した事ではないのだけれど、伝えるタイミングを失い、彼に黙っていることがある。
     
     
     ショップの裏口から先に出たウルフウッドがドアを開けてくれている間に、鉢を抱えて外へ出た。両手が塞がっている僕の代わりに鍵をかけてくれている背中から空へ目を移すと、普段ならそこそこ明るい時間帯なはずなのに、厚く曇った空の下、街並みは既に薄暗くなっていた。
     今にも雨が降りそうで、嫌な天気だ。
    「……えっと」
    「こっちや」
     いつもとは反対方向へ、先に歩き始めたウルフウッドを追いかける。どうやら彼の住処は駅とはまったく逆方向にあるらしい。
     じゃあいつも、まったくの逆方向へわざわざ僕を見送りに行って、それから自分の部屋に帰っていたということか……。
     そんな気の遣われ方をされたことがなくて、何も言えずに彼の横に並んだ。よく他人に過保護すぎると言われる兄のそれとは、また少し違う恋人という関係の甘さが、そわりと首筋を駆け上る。
    「そういや、お前、暑ぅないんか」
    「うん?」
     まるで荷物のような扱いで掴んでいる自分のジャケットを右手からブラブラ下げたまま、それ、と僕の首元を指さした。彼が言っているのは、僕がいつも着ているハイネックの黒いインナーのことだろう。今日はその上にシアー素材が軽やかで春らしいかな、と思ってオーバーサイズの白いシャツを羽織ってきていた。サラッとした肌触りで、首を抜いて切れば背中に空気が入ってゆとりもある。しかし、ここ数日ですっかり春も深まり、やや暑そうな印象を与えてしまっているのかもしれない。
    「うーん。花の為に空調を入れてるせいか、いつもちょっと冷えるからさ。これくらいで調度良いんだよ」
    「せやかて、外出たらそうはいかんやろ」
    「うん、でもまぁホラ、中、袖ないし」
     肩口までのインナーが薄っすら透ける上腕を示すと、見えとるわスケスケやんけ、と呆れた顔で返された。スケスケって君、おじさんみたいな言い方やめてよ、と笑って言いかけた、その時。
    「あ、」
    「降ってきよった」
     額に、ポタリと雨粒が落ちてきた。ポタ、ポタ、と立て続けに頬を打った雨は、みるみる内に雨脚を強め、乾いていた歩道を水玉に染め始めた。
     もうすぐや急ぐで、と足を速めたウルフウッドに合わせて足早に歩き、数十メートル先、たどり着いたマンションの軒下に駆け込んだ頃には、すっかり土砂降りの大雨になってしまった。
     
     
     展開が急すぎて、ついていけない。
     有無を言わさず押し込まれたバスルームで嘆息する。すっかり濡れて目の前に垂れてきた前髪が煩わしくて首を振って払おうとしたが、雫をまとって房になってしまった毛束は、言うことを聞いてくれない。もう一度ため息を吐いて、シャワーのレバーを押し上げると、温かい湯が雨のように降り注いできた。
     こんなに濡れてしまっては部屋に上がるのも申し訳ないと辞退した僕を、ウルフウッドは宥めすかしてこの部屋まで引っ張って来たのだった。両手が塞がっている僕の肩にジャケットを掛けながら、ずぶ濡れやんけ、風邪ひかれたらかなわん、ワイの為に頼む、と等と言われ、サングラスの端から覗く黒い瞳に真っ直ぐ見つめられると、断れなくて。
     
     きっと彼は、どんな僕でも受け入れてくれるんだろう。僕だって同じだ。
     だから、別に何も隠す必要もないし、彼のしたいことにも、何でも応えてあげたい。
     なんだ。いつの間に、こんなに彼のことが好きになっていたんだろう。
     
     
    「お風呂、ありがとう」
     あと、着替えも。バスルームから出ると彼が準備してくれたであろう服が置いてあって、ありがたく着させてもらった。背丈がそう変わらないからか、サイズはだいたいピッタリだったが、普段より緩い首元が妙に落ち着かない。
    「おん、」
     ソファに座っていたウルフウッドが振り返る。彼も楽な格好に着替えていて、いつもと違う雰囲気が新鮮だ。近付くと、タンクトップの肩口に大きな狼がいた。いつも見えていた鎖骨の不思議な模様は、流れるような、しなやかな毛並みだったらしい。
    「……」
    「……座らんの?」
    「あ、うん」
     足を組んでゆったりと座っているウルフウッドの様子を注意深く観察しながら、頭にタオルを被ったまま、促されるままに隣に腰を下ろす。近付けば否応無しに解る彼の筋肉質なボディラインに、着痩せするタイプなんだなぁなんて考えつつ、視線のやり場に困った僕は自分の膝を見た。
    「なんや、髪の毛乾かしてへんのか」
    「だって君もずぶ濡れだったから、」
     お風呂入るのかなって、と言いながら顔を上げると、想像以上の近さで彼の視線とぶつかった。
     何も遮るものがない彼の瞳を至近距離でよく見れば、それは単純な黒ではなく、青みがかったような茶色がかったような濃くて深い灰色のような不思議な色をしていた。確か、紺鼠色というのがあったような。そんな不思議な色味で、部屋の照明を受けて輝く瞳に、視線が吸い込まれて逸らすことができない。普段サングラスで隠してしまっているのが、勿体無く思うほど、きれいで。
    「ヴァッシュ」
     恋人という関係になって、ときどき呼ぶようになった僕の名前を口にしたウルフウッドは、未だ水分を含む髪の毛に触れた。まるで、一等大切なものを丁寧に扱うように、そっと触れる指先。目元にかかった毛束を払った拍子に、頭に乗せていたタオルがばさりと落ちた。
    「……」
     僕の緩い首元から覗く項を見たウルフウッド。彼の視線の先にはきっと、真っ赤なゼラニウムが咲いている。
     それは随分と昔に入れたもので、消すこともなく今に至っている。決して派手に主張することはないシンプルなデザインのタトゥーは、首裏から僧帽筋を掠めて背骨を辿り、腰に至るまで施されているはずだ。これを見ると大抵の人が驚き引いてしまうので、普段は襟の高い服を着て、出来るだけ隠している。
     二十年以上も前に入れた物で、まぁ有り体に言えば、若気の至りだった。それでも消さないのは、僕の一番大切な人が好きだった花が、僕を守ってくれるお守りみたいに感じているからだ。
     僕は何も言わずに、彼の反応を待っている。驚いたかな、どうだろう。
    「……やっぱりな」
     やっぱり? 想像していたのとはまったく違う言葉をかけられて、思わずオウム返しに聞き返した。
    「そうやないかと思っとったわ。ちょい、よお見して」
     指先で襟首を引くと、ウルフウッドは顔を寄せて背中を覗き込んだ。
    「へぇ、丁寧に彫ったはるわ」
     赤いんが褪せてえぇ味になっとる、と感想を述べた彼に、置いてけぼりの僕。
    「びっくりしないの」
    「いや、びっくりもなんも」
     ウルフウッドは、自分のタトゥーが入った肩口を竦めて笑う。それはそうだ、彼は生業にしているんだからこんなの十分すぎるくらい見慣れているだろう。
     そうではなくて。僕が言いたかったのは。
    「……気付いてた?」
    「おん」
     ときどき、見切れとったし。シレッとそんなことを言ったウルフウッドは、まるで悪戯が成功したような顔だ。
    「いつから」
    「さぁ、……先月くらいやろか」
     なんだよそれ、と思わず悪態をつく。気付いてたなら、言ってくれたらよかったのに。
    「何や、隠しとるぽかったし」
     さら、と指先が項を辿る。
    「……いつ見してくれるんかな、思うとったし」
     職業柄、気を遣っているのか、柔らかくてしっとりとした指先にそっと撫でられる感触が心地良い。
    「隠すつもりは、なかったんだけど……ごめんね」
    「いや。見してくれて、おおきに」
     首ごと引き寄せられて、ごつ、と額同士がぶつかった。さらに近くなった距離で見る彼の瞳は、やっぱり綺麗な宵闇のような色をしている。まるで見惚れてしまったようにそこから目が放せずにいると、不意に、瞳がそっぽを向いた。
     あー、と漏れた声が、なんだか悩ましそうで、思わず瞬きをする。何か言いたいことがあるらしい。
    「オドレがよかったら、で、えぇんやけど」
    「なに?」
    「あー、その」
     言いにくそうに、言葉を濁したウルフウッドが、口をもごつかせながら、やっと決心した顔で言う。
    「もっとちゃんと、よお見して欲しいんやけど」
     ベッドで。そう言ったきり、黙ってしまった。
     僕の返事を黙って待つ彼の、優しい指先がそろりと首の裏を撫でるのが、いじらしい。
    「……ふふ」
    「オイ、」
    「うん、なに?」
    「なんか言えや、……恥ずかしいやん」
     とてつもない覚悟で発した言葉に、僕が笑ってしまったのが不服だったらしく、恨みがましいぬるっとした視線をこちらに送ってくる。
     ヴァッシュ、と僕を呼びかけた口元に、返事がわりに口付ける。唇が離れるときに、ちゅ、とかわいい音がして、思わず口元が緩んでしまう。驚いて、動きを止めたウルフウッドの無精髭にも、キスをひとつ。髭って思っていた以上に、チクチクするんだなぁ。
    「いいよ」
    「……オンドレ、」
     チリ、と瞳に揺れた熱を感じとって、首筋がソワリと震える。迫ってくる狼が視界から見切れるまで視線で追いながら、あぁ好きだなぁ、と零せば、そんなんこっちのセリフや、と噛みつかれた。
     それがまた愛しくて、笑ってしまう。
     優しくて、きれいで、かっこよくて、かわいい。
     彼は僕の、愛しい年下の恋人。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    👏👏👏👏☺🙏💕👏👏👏💞💞💞🙏☺☺☺❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works