Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    8ji_20

    @8ji_20

    個人的メモとか

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 4

    8ji_20

    ☆quiet follow

    ・クラレオだと思ってる人が書いてるメモ
    ・英語は第二言語なので間違いがあるかも
    ・抜け漏れあったら追記する

    【RE4 遺跡バトル(後半戦①)日英比較と個人的メモ】##トラップダンジョン編##
    K: You remember the fight in the jungle We barely made it out alive.
    ク:ジャングルを思い出せ 生と死は紙一重だ
    ※直訳すると「あのジャングルでの戦いを覚えているか? 俺たちはかろうじて生き延びた」になるので、確実にオペハヴィのことを指している。クラウザーさんの指揮する部隊が全滅する中で、生き残ったのがレオンくんと二人だけぽいけど、作戦開始当初からレオンくんが十八人のチームと一緒に居たのか…REでもDCと似た設定になるのかな…?

    L: "Go with your gut Don't think" That was the first thing you taught me.
    レ:”直感を信じろ” あんたの口癖だった
    ※日本語だと「口癖」になってるけど、英語版だと「あんたが最初に俺に教えたことだ」になっている。この前のステージで戦っている時にクラウザーさんがレオンくんに対して言う"Where is your instinct"からも、ヒトの動物としての生来備わっている直感、本能を重視していて、たぶんレオンくんの天性のサバイバルスキル?センス?のようなものを見抜いて、まだ色々荒削りな頃のレオンくんに最初に教えた言葉なんじゃないかな…と夢見る派です

    L: He's turned this place into one big trap. I can't fight him on his terms.
    レ:ここは奴のフィールドだ…まともには戦えない
    ※本当にここに教団の防衛予算をいくら注ぎ込んだのか気になる。教団じゃなくて少佐のポケットマネーから作ってたら、それはそれで色々激重でいいなとも思う

    K: Ready to die, rookie
    ク:お前の墓場はここだ
    ※英語だと単に、死ぬ覚悟はできたか?って感じなので、日本語だとより重い感じがして良い

    K: I'm no stranger to covert tactics, remember
    ク:俺の専門は夜襲とゲリラ戦だ 忘れたか?
    ※"well versed in~"でもなく"familiar with~"でもなく、"no stranger to~"を「〜に精通している」の訳として持ってくるのが、なんかクラウザーさんらしい皮肉っぽさが出ているかなと個人的には思った。前者だと「〜についてよく知っている、熟知している」みたいな素直なニュアンスだけど、後者は「〜を全く知らないわけではない、〜について素人じゃない」みたいな、同じ精通しているを表す語ではあるけど、より謙虚なニュアンスが、このシーンでは逆に皮肉な感じがする。
    近い例で思いつくのが「いや〜、全然勉強してないわw」と言って赤点確定組の輪に入りつつ、実際は期末テストで満点取って成績優秀者に張り出される裏切り者タイプみたいな(?)

    L: How could I forget Shit
    レ:思い出したよ! クソッ!
    ※「忘れられるわけがない」「覚えているに決まってる」がそのままの訳なんだけど、日本語だとクラウザーさんの皮肉に皮肉で返している(忘れるはずもないのに、あえて「今思い出したわ!」と言う感じ)ニュアンスなのかな?とも思った。師弟かわいい〜

    K: I love a good hunt
    ク:よし 狩りの時間だ!
    K: Still alive, huh You got lucky
    ク:仕留め損ねたか 運に助けられたな
    ※本心としては、この段階でレオンくんが死ぬとは微塵も思ってなさそうな感じがする

    K: I admit -- you've done well to stay alive this long.
    ク:そのザマで よく生き延びてきたものだな
    ※言葉通りでなく皮肉

    L: I'd be dead if I kept listening to people like you
    レ:悪い手本を見習わなかったおかげだ
    ※「あんたみたいな奴らの言うことを聞いていたら死んでたよ」なので売り言葉に買い言葉

    K: The reaper comes for cowards and the careless alike. Which are you
    ク:臆病と軽率は死神を呼び寄せる そうだろう?
    ※コインの面と裏もそうだけど、なんかちょっと詩的な表現な気がする。直感を信じろ、と言うくらいだから、たぶん芸術タイプなんかな? bio4だとやたらレオンが本とか読みたくない!って言ってた印象あるけど、逆にクラウザーさんは割と文系寄りの読書派だといいなと思う、詩集とか好きで自室に数冊置いてあったらめっちゃ良き
    セリフに戻ると、"Which are you"って聞いてて、臆病者と軽率な者、お前はどちらだ?が直訳になるけど、日本語だと「そうだろう?」になっているので、whichとか言いつつ、お前は両方だろう、って暗に言ってると思われる

    L: I dunno. Guess I'll ask when I see him.
    レ:さあな まだ誘われたことはない
    ※知らんけど今度死神に会った時に聞いてみるわ、って感じで生意気で良い

    L: Well, you've really gone all out for me. You shouldn't have
    レ:ここまで歓迎してくれるとは ありがたいな
    ※"go all out"が全力を出す、総力を挙げる、みたいな、もうめっちゃ頑張ってなんかしてる感じ。"You shouldn't have."も、本来なら謙虚な感謝って感じで「そこまでしてくれなくてもよかったのに、本当にありがとう」となるので、レオンくんも皮肉で返しているのでこの日本語訳になるのだなと理解した

    K: Anything to make the pretty boy feel special
    ク:お前専用のスペシャルメニューだ
    ※pretty boy事件の爆心地はここです。そのままだと「お前が『自分は特別だ』と思えることならなんでも(やってやる)」になるので、綺麗に訳すと日本語のセリフになるんではないかと。
    たぶん、周りの人たちがレオンを特別扱いしていて、レオン本人も「自分は特別だ」と思っていると、クラウザーさん”は”考えていて(実際、レオンもラクーン後の自分自身のことをまるで幽霊のようだと感じていて、それは特別感じゃなくて疎外感が正しいんだけども)、それが気に入らなくて、皮肉でこう言ってるのかなと思う。クラウザーさんもレオンは特別な奴、稀有な才能と実力を持っている男だと心の底では認めているんだろうから余計に。
    で、問題のpretty boyはそのまんまだと「美少年」になるけど、これはすでに皆さんご存知のように皮肉なクラウザーさんがそのままの意味で使うはずもなく、「顔だけ野郎」みたいなネガティブな意味で使っているけど初見の衝撃は海外の呟き…いや、今はpostと言うんだった…も私が見る限りでは、結構┌(┌^o^)┐してた人多いから人類皆兄弟姉妹🤝
    (たぶん、レオンの昔の写真を後生大事に持ってなかったら、ここまで┌(┌^o^)┐しなかったと思うけど、あの写真や道中のアクションやセリフがあってからのpretty boyだから、余計にだと思う)

    ===
    K: You won't last long moving like that
    ク:そのザマでは長くはもたんぞ!
    ※そんな動き方では長くもたない、もっと速く動けって感じがする、どこまでも教官

    K: Do you like these arrows
    ク:この矢ならどうだ?
    ※アホみたいな直訳にすると「この矢は好きですか?」ってなるけど好きなわけあるかい…誰が矢尻に爆弾ついてる矢を好きだと思うのか…いや、皮肉だってわかってるけども

    K: You need pick up the pace Think about the girl
    ク:時間稼ぎとは余裕だな 小娘がどうなるか考えろ
    ※ずっと遮蔽物の後ろに隠れていると言われるっぽい、その①
    ここは日英の差が大きいような気がして面白いセリフ。英語版だと、”Think about the girl ~ ♪”みたいなちょっと歌ってるっぽい?といえばいいのか、とにかく煽りMAXって感じで、日本語版は、パ、パパァ…😭!!ってなる

    K: There’s nowhere to run. Come out and fight
    ク:逃げ道はないぞ 覚悟を決めて戦え
    ※ずっと遮蔽物の後ろに隠れていると言われるっぽい、その②
    こっちは比較的、日英どっちもパパ感あると思う

    ===

    K: You've passed with flying colors. Here's your medal
    ク:ここまでは合格だ 勲章を受け取れ
    ※ with flying colorsなのでただの合格じゃなくて、すごく良い成績でやすやすと合格した、みたいなニュアンス。そのままの意味で捉えるなら、純粋に褒めてる…となるわけだが、クラウザーさんの性格を考えると、皮肉が効いていると思われる
    勲章=破片手榴弾だったわけだが、初見はモロに食らい、あぅぅん寸前になった思い出があります

    ##接近戦〜脱ぐまで()##
    K: This is it, soldier
    ク:覚悟しろ 新兵!
    ※英語だとrookieじゃなくてsoldier呼びになっている

    K: You're losing your cool. Making mistakes.
    ク:焦りを感じるぞ… ミスが多すぎる
    ※冷静さを失ってきてるな、って感じ

    L: I'm not falling for your mind games.
    レ:そんなブラフ らしくないな
    ※直訳なら、あんたの心理戦に引っかかるつもりはないって感じになるかと。日本語だと「(あんた)らしくない」って言ってるので、普段は心理戦みたいな遠回しな手段は使わず、純粋に武力で攻めてくるのに、って感じで、実際のところクラウザーさんのほうが焦ってるんじゃないのか?って逆に皮肉で返しているのかもしれない

    L: Sure you don't need a breather That arm of yours must be killing you.
    レ:もう休んだらどうだ? 腕の古傷が痛むだろ
    ※英語版だと古傷とは言ってなくて、あんたのあの腕、みたいな意味になっている、はっきり言わなくても分かるというテーブル醤油な関係じゃん(?)

    K: Opening a new wound is the best way to forget an old one.
    ク:昔の痛みを忘れるには 新たな傷を刻むのが一番だ
    ※bio4もDCも未プレイでRE4を初見でプレイした場合、このセリフで初めて、クラウザーさんは古傷を抱えてるんだなと気づくのが英語版なのでは
    過去の痛みを癒すことも忘れることもなく、新たに痛みを上書きしていくスタイル、なんかすごい性格が真面目というかストイックなんだろうなあと思ってしまうセリフ。ハヴィエで失ったものに対してすごく真っ直ぐ向き合っていて、政府を恨みつつも大半は自分自身への自責の念が大きいのかなあと

    +++
    L: You're really doing this It's not too late
    レ:本当にやるのか? 後悔するぞ!
    ※皮肉マシマシのレオンくんだけど、英語版だと「まだ遅くはないぞ!」になるので、ずっと少佐と戦いたくないし踏みとどまって欲しいと思っているんだな

    K: You and me are two sides of the same coin. I guess that means we'll never see eye to eye.
    ク:俺とお前はコインの裏と表だ…お互い見えるもの 見ているものが違う
    ※「コインの裏と表」の類語である「表裏一体」これ国語辞典引くと大変萌える(?)
    〘名〙 相反する二つの物がひとつになること。そとづらと内心が一致して、違わないこと。また、二つの物の関係が密接で切りはなせないこと。また、その関係。(精選版 日本国語大辞典より)
    また、英語版だと、"we'll never see eye to eye."と言っているので、意見とか気持ちが一致することは絶対にない、って意味になる。we will NOT より we will NEVER となってるから、ただ意見が合わないんじゃなくて、「絶対に合わない」って言い切ってるところがコインの表裏感を強めているように感じる

    K: You've made it all this way, but you haven't learned a thing I have to say, I'm disappointed.
    ク:この期に及んでもまだ 貴様は何一つ学んでいない あきれたな そこまで愚かだとは
    ※(色々な困難を潜り抜けて)ここまで来たというのに、何一つ学んでいないとは。失望したと言わざるを得ないな、って感じになるかと。遺跡に来るまでなんかもはやBOWの見本市みたいな感じで多種多様の生物兵器と殺し合いしてきたわけだけど、BOWの力強さを実体験してもまだお前はBOWの素晴らしさ(= 俺の考え)がわからんのか、みたいなニュアンスなのだと思う

    L: From you, I take that as a compliment.
    レ:ご丁寧に 褒め言葉として受け取っておくよ
    ※あんたからのそういう言葉(失望したうんぬん)は、そのままの意味で受け取らずに逆に褒め言葉として受け取っておくわ、って感じ。この時の森川さんボイスが本当に生意気可愛くて好きです

    K: You and I have chosen different paths. All that's left now is to settle this the old-fashioned way.
    ク:すでに俺とお前は道を違えている あとは昔ながらの力で決着をつけるだけだ
    ※私は男ではないので、なんでここで殺し合いせねばならんのか、本当のところ、ちょっと理解できないんですが、カブトムシみたいに男たるもの、どちらかが優れているかを決めるためには戦うのが生き物としての性なのか?と雑に解釈してしまっている。実際のところ、レオンくんもクラウザーさんも、もう後には戻れないところまで来てしまっているから、殺し合いするしか方法はないって思っています

    L: I was thinking the same thing, Krauser.
    レ:それしかないようだな クラウザー
    ※同じことを考えていたよ、みたいな感じ。この後のセリフや遺跡バトルラストのレオンくんの躊躇い方を見ると、これは本心からのセリフじゃないと思われる

    L: Let's finish this, Krauser.
    レ:そろそろ終わらせよう クラウザー

    K: Shut your mouth You wouldn't want to die with it open
    ク:口を閉じろ! 無様な死に顔になるぞ
    ※口を開けたままで死にたくないだろう、って感じ。ここで逆に、無様な顔で死なせたくないんですか??と疑問に思う。クラウザーさんから見てもレオンは皮肉であってもpretty boyなので、なるべく綺麗な姿のまま殺したいんかな。獲物に無駄な傷をつけず仕留める狩人みたいに、狩る対象に敬意を持っている…とか? それはともかくとして、心の底ではレオンくんに対してadmireしていたらいいなとは思う

    ====

    K: You've lost your edge
    ク:腕が鈍ったな!
    ※loose one's edge(〜の能力が衰える、鋭さを失う)をナイフバトルの時に使ってくるのが良き

    K: Sloppy
    ク:油断したな!
    ※sloppy = 雑な、杜撰な

    K: Let's see you dodge this
    ク:どうだ これがかわせるか
    ※高台登ってアーチェリー使う時に言う(1回目)

    K: One more hit and you're done
    ク:次でお前は終わりだ!
    ※矢を食らった時にレオンくんの体力が黄色か赤になると言うっぽい
    どのくらい攻撃したら元教え子の限界に達するか、戦いの最中に観察して把握できてるってことかあ〜!と思うと教官として長い間レオンくんのことをよく見ていたのかなあとか

    K: You're looking shaky there, rookie.
    ク:多少はやるようだな
    ※これはなんか日英で意味が一見違うように思った。英語だと、震えているように見えるとか、おぼつかないって感じで褒め言葉の部類ではない。shakyのスラングで良い意味があるのかなと検索してみたけど、悪い意味しかなかったから、これはまた少佐流の皮肉を言ってるのだなという理解で、言葉の通りの褒め言葉じゃないことがわかった

    K: Die
    ク:死ね!
    ※全然関係ないけど唐突にDMCの兄貴を思い出した、あの人は青ポジションだけど

    K: This is it
    ク:観念しろ!
    ※これで終わりだ、って感じ。マイケルジャクソンのドキュメンタリー映画のタイトルと同じ(?)

    K: Embarrassing
    ク:甘すぎる!
    ※レオンくんの技術が拙すぎて恥ずかしいレベル、って感じ

    K: You hardly put up a fight.
    ク:どうした 抗ってみせろ
    ※クラウザーさんに攻撃された時にレオンくんの体力が赤ゲージになると言うっぽい、その①
    なんかすごくセリフがびーえるまんがっぽいなと思った。put up a fight = 抵抗して立ち上がる、なので、直訳だと「少しも抵抗していない」になるから、それに皮肉をプラスして日本語の↑になるのだと理解した

    K: This fight is finished.
    ク:勝負あったようだな
    ※クラウザーさんに攻撃された時にレオンくんの体力が赤ゲージになると言うっぽい、その②
    体力値の変わり方によってセリフも変わるとか作り込み細かくて素晴らしい

    K: Not bad.
    ク:悪くない
    ※なかなか貰えないSSR褒め言葉

    K: You can't beat me
    ク:貴様では俺に勝てん!

    K: You're an easy target.
    ク:狙いやすい的だな
    ※高台登ってアーチェリー使う時に言う(2回目)

    K: Try this
    ク:これでもくらえ!
    ※高台でアーチェリー構えている時に柱の後ろにレオンくんが隠れたままだと言う
    この時のクラウザーさんの手榴弾エイムが結構正確だし、置き場所がいやらしい気がするし、投げた後ちゃんと当たったか確認してる素振りも作り込まれててすごいなって思う

    ====

    L: Are we done here, Krauser
    レ:もう手を引け クラウザー
    ※ここに至るまで様々なステージで戦ってきたので、このステージでの戦いは終わりか?って感じ。何度戦っても決着は着かないのだから、ここで手を引いて欲しい、となるのかと

    K: I told you again and again...You are too soft to do what's necessary. That's the difference between you and me, rookie.
    ク:言ったはずだぞ 何度も 何度もな そんな覚悟では欲しい物は手に入れられん 俺とお前の…覚悟の違いを分からせてやろう 新兵
    ※原作だと遺跡に着いたらすでに(なぜか)上裸だったわけだが、RE4だとここから上裸になります(?)
    You are too soft to~の部分、softは性格を指して「優しい」「甘い」になるけど、ここではレオンの性格が軟弱すぎる、と言いたいのだと思う。直訳するなら「お前は必要なことをするには軟弱すぎる」になる
    what's necessaryのところは、なんでneedじゃないのか考えたところ、needはより個人的に必要なもの、欲しいもの、というニュアンスなのに対して、necessaryはよりフォーマルに欲しいもの、客観的に見て必要なもの、というニュアンスなので、クラウザーさんが個人的に欲しいもの、というより、ハヴィエでの後悔を抱えたまま『クラウザー少佐として』必要なものがBOWの力なのかな?と考えたりしたが多分これは考えすぎかも。ただそう考えると本当に責任を感じててそれを悔いているというか、真面目なんだなあと思った。で、その覚悟とも言えるものが、レオンと自分の間に横たわる大きな差なのだと言っている

    ===
    書いていたらかなり長くなってしまったので一旦ここで区切る
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    8ji_20

    SPUR MERE4 クラレオ中編(?)小説 本編、ラクーン事件後、ハヴィエ、本編後の時間軸
    執筆中のお話、このままいくと化石になりそうなので尻叩き用にできたところからこっそりポイピクに投げておく…書いている途中で変わる可能性があるので、ベータ版にしている。全部書き終わってから整えてツイッターに投げる予定。
    [beta] Phantasma - 01鋼と鋼がぶつかり合う音がやまない。
    一撃の後に間髪入れず次の一撃が繰り出されるのを、すんでのところで受け止める。重く、素早いその攻撃を受け止めた刃との間に火花が散って、白煙が立ち上った。衝撃が刃先から手首に伝わり、じんじんとした痛みと共に右腕を波のように襲う。
    立て続けに繰り出されるクラウザーのナイフは、記憶の中のものより数段素早い。流れるように、滑らかに、レオンの急所を狙って的確な一撃が続けざまに襲ってくる。およそ二年ぶりに目にした彼のナイフ捌きは、以前にも増して鋭さに磨きがかかっていた。しかし、レオンだって黙ってやられるわけにはいかない。死んだと聞かされていた目の前の男――かつての師に教わった通り、レオンもひとつひとつの攻撃を受け流していく。頭で考えるより先に、レオンは瞬時に反応していた。彼相手にどう動けばいいかはこの身体がよく知っていた。そう教え込んだのは、クラウザーに他ならなかった。
    8563

    recommended works