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    ありさ

    成人済み腐女子。TOLink AZ·ZA字書きのひと
    最近エヴァ熱再燃(53·35·535)

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    ありさ

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    あっぷるぐみさん用のアレゼファ。
    まだ書き始めたばかりだけど、一部を…
    アレゼファの初えちに至るまでを書きたいなと思ってるんだけど。既に本にした補完話と辻褄合わなくなりそうだけど、ヘッグにイロイロされてそうだな、って…(ピクブラで呟いてたやつ)
    そのへん。

    #アレゼファ
    coleopteran

    悠久とも言える時を過ごしてきた俺の身体は、使いものになるのだろうか。
    随分と触れていない自分のものに指を絡めてみる。
    声が出そうになって、もう片方の手で口許を覆い、指を柔く咬んだ。

    その時。

    脳裏に浮かんだのは、奴にされた行為。
    身体中を這い回り、隙間という隙間を埋め尽くされた忌まわしいもの。一方的に刺激を与えられ、昇りつめて果てる。
    繰り返し、繰り返し。
    奴のせせら笑う声がいつまでも耳の奥を擽り、ただ、快楽を追うだけの凌辱ともいえる行為。
    膨大な時間を過ごしてきて、忘れかけていた記憶が蘇る。

    「…っ、…ぅッ…、ぐ……!!」

    襲い来る吐き気と嫌悪感に膝を折り跪き、忙しない息を吐いた。全身から冷や汗が吹き出して、心臓は早鐘を打つ。目を見開き、奴の姿はどこにもないことを悟るとゆっくりと深く息を吐いた。

    「…はッ、……情けねぇ、なぁ……」

    自嘲ともいえる呟きが口から洩れた。

    けれど。俺は気付いた。
    アレンに深いキスをされた時にはこうならなかった。

    「……思い過ごしか」

    俺の口から大きな溜め息が出た。






    螺旋の最初のころ。ヘッグの腹の中でもしちゃってたから、そこを付け入られて弄られて(意味深)たり…とかとか。長すぎる時間を過ごしてきたし、記憶から消去してたけど思い出しちゃった感じ。
    あ、籠絡させるのに使った手でも良いですね…(酷)
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    ありさ

    MEMO去年ゼファアレこれ1本しか書いてない(汗)
    ゼファアレ本通販のおまけをポイポイしておきます。
    ザレイズ時空のお話。
    『占有と嫉妬』

     アレンは治癒術に長けている。それは周知の事実で、何人もの怪我人がアレンの治癒術を受けようとやってくる度に、優しい俺の恋人は多少疲れていてもにっこりと微笑み、怪我をしている箇所に手を翳して治癒術を施す。いつか、勘違いする奴や、変な気を起こす輩が出てくるのではないか、心配で仕方がない。
     今日も治癒術を施すアレンの背中をじっと見つめ、腕組みをしながらずっとそんなことを考えていた。

    「…ちょっと、ゼファー!」
    「…ぁ?」

     気付くとこちらを振り返ったアレンが眉を吊り上げながら睨んでいた。怒っている姿も可愛い、などとは、本人には言えないが。普段にこやかにしていることが多いアレンの、そんな表情やあられもない姿を自分だけが知っている事実は嬉しいものだが、他者に向けられる慈しみは少しばかり嫉妬しても仕方ない。

    「なんでそんなに怒ってるの?」
    「は?怒ってねぇって」
    「…まぁ、なんとなく理由は分かってるけど」

     アレンはそう言うと、ゼファーの手を取った。

    「ゼファーも怪我してたのに、後回しにしてごめんね」
    「んなの擦り傷だって。舐めときゃ治る」
    「駄目だよ」

     もう片方 1073

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    MEMO去年ゼファアレこれ1本しか書いてない(汗)
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    『占有と嫉妬』

     アレンは治癒術に長けている。それは周知の事実で、何人もの怪我人がアレンの治癒術を受けようとやってくる度に、優しい俺の恋人は多少疲れていてもにっこりと微笑み、怪我をしている箇所に手を翳して治癒術を施す。いつか、勘違いする奴や、変な気を起こす輩が出てくるのではないか、心配で仕方がない。
     今日も治癒術を施すアレンの背中をじっと見つめ、腕組みをしながらずっとそんなことを考えていた。

    「…ちょっと、ゼファー!」
    「…ぁ?」

     気付くとこちらを振り返ったアレンが眉を吊り上げながら睨んでいた。怒っている姿も可愛い、などとは、本人には言えないが。普段にこやかにしていることが多いアレンの、そんな表情やあられもない姿を自分だけが知っている事実は嬉しいものだが、他者に向けられる慈しみは少しばかり嫉妬しても仕方ない。

    「なんでそんなに怒ってるの?」
    「は?怒ってねぇって」
    「…まぁ、なんとなく理由は分かってるけど」

     アレンはそう言うと、ゼファーの手を取った。

    「ゼファーも怪我してたのに、後回しにしてごめんね」
    「んなの擦り傷だって。舐めときゃ治る」
    「駄目だよ」

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