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    🍣現遂🍣🤤🍏🥝🥝🍏

    二直含有率100%!徐庶&法正パフェください‼️やったーーーーーーーーーーッッッッッッ🥝🍏🥝🍏😋😇🙏✨✨✨
    二直週間♪♪♪(しじみ週間のメロディで)

    Twitterは @amkrnichoku です。

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    〈庶法〉【答え合わせ】
    【あらすじ】
     いつも事後の雰囲気が淡白すぎる。
    徐庶は法正が自分との行為に満足してくれているのか気になり、思い切って聞いてみることにしたが──?!
     まったりじっくりお互いを確かめ合う庶法の一幕です。
    徐庶の胸中モノローグあり。
    大部分は神視点で書いています。

    #庶法
    commonLaw

     【答え合わせ】(庶法:ピロートークと……)「……えぇと、あの……法正殿」
     徐庶が首だけを回してそーっと横を見やると、彼に背を向ける法正がそこに横たわっていた。
    「寝てしまった、か……」
     ポツンとした空気に少しシュンとした彼は小声で独りごちる。

    ──俺は毎回こうなんだ……。

     徐庶はまた人知れず反省会を始めた。

     職務も地位も関係なく、ただ君とこうして「話す」時……どうにも歯止めが効かなくなってしまう。こんな俺を受け入れてくれるのは嬉しいけど、事後はといえばいつもこの淡白な感じだ。翌朝になれば普段通り政務について、顔を合わせても確認事項を共有する程度。
     それはまあ、何もおかしくないか。
     ともかくずっと気になっているのは、君も──その、よくなれたんだろうか……?って事なんだ。
    最後まで終わって疲れてるとき下手に話し掛けて、もし鬱陶しがられでもしたらって思ってた。
     嫌われたくない。
     でも、やっぱり気になってしまう。
     繰り返し逢ってくれるって事は嫌じゃないんだろうけど、男として、もっと君を悦ばせたい。日頃の疲れを労いたいのは勿論だけど……
    あと、恋人として俺にしか出来ない事があればいいなと思ってる。だから今、思い切って聞いてしまおうか。

     徐庶が意を決して口を開こうとした瞬間、ぼそっと声がした。
    「……おい」
    「へっ?!あ──」
    「さっきから……きいてるのか?」
     彼が物思いに耽っている間、どうやら法正を無視してしまっていたらしい。慌てて答える。
    「あぁ!なんだい?!」
    「おきてる」
    「?」
    「なにか…ようがあったんじゃないのか」
    「!」
     徐庶はそう言われて思い出した。法正に今、聞こうと思っていたのだ。
    ──俺は、君を満足させられてるかい?

    「ぁああ……あ〜……、うぅん、と」
    「だから、なんだ」
     背中越しに聞こえてくる低い声。何となく機嫌が悪そうな気もした徐庶は、切り出すのに尻込みした。
     でも。ここはひとつ、吹っ切れなければいけない。
     法正は徐庶に言った。好きな様にしろと。
     それから、もだもだするなと彼を笑った。
    「ずっと思ってたんだけど、俺は、君を……その」
    「くどい」
    ──う。
     しかしいざ口に出すとなると、中々難しい。何と言おうか心の中では考えられても、実際に伝えるとなると気恥ずかしくなってしまい、出端をくじかれる。
    「す、すまな……」
    どう言い直せばと徐庶がまごついていると、直球の一言が飛んできた。
    「おまえがおれを、うまくだけたのかどうか……」
    「!!」
    「それを、ききたいんだろう」
     徐庶は顔が熱くなるのを感じた。つまりはそうだ。今更もう引き下がれず、素直にはいと返すしか無かった。
    「そう、だね──平たく……言えば…………」
    「……」
     すると法正はひどくゆっくりと寝返りを打ち、おもむろに徐庶の方を向いた。
    「──っ」
     徐庶は思わず息を呑む。
     もし城内や戦場でしか法正と関わりの無い者が目にしたら、衝撃で固まること必須だろう。そんな状況は無いが。
     しかし徐庶も……これまで幾つもの夜を共に過ごしてきたのに、こんな顔は知らなかった。

     ぼんやりと気怠そうにする法正。とはいえ疲労感を多分に含んだ徹夜明けのそれではない。存分に満たされた情事の果て、その先で甘く仄かに香る悩ましい雰囲気……そんな気配を純度高くたっぷりと纏った色男が、まっすぐに徐庶だけを見つめていた。
     溢れる程の熱い猛りを一身に受け止めた後の、予熱を孕んだ様な熱っぽい眼差し。そんな瞳が徐元直を映しながらとろりと揺らいでいたのだ。
     法正が呼吸を繰り返す度に、胸元に乗った首飾りが小さく上下する。ただそれだけで、徐庶の理性は大きく揺れた。
    「法正、殿」
     すると艶かしく横たわる悪党はスッ……と腕を持ち上げ、ゆったりと手招きをして徐庶を誘った。
    「遠い」
    「?!──っあ、ああ……」
     徐庶は身体を起こして少し近づき、何となく正座する。
    「もっと」
     『法正様』はもう少し近う寄れと言う。徐庶はおずおずと指示に従った。
    「まだだ」
     猫背気味で再び躙り寄り、膝に法正の腰が当たりそうな距離まで来た。そうすると彼は満足気に手を伸ばす。そして、徐庶の喉仏から顎にかけてツツ……と指先を滑らせた。それは唇を重ねに来いという合図だった。
     徐庶は吸い込まれる様にゆっくりと法正の上に被さり、その顔の横に肘をつく。濡れ羽色の髪をそっと梳いたら、しっとりと指の間を抜けて、さらりと床に落ちていく。
    「もういいかい?」
     間近に顔を寄せてそう穏やかに訪ねる声を、柔らかい感触が迎え入れた。

     徐庶には「くどい」と一喝しておきながら、法正も中々に勿体ぶる。ねっとりとはぐらかされ続けて少々じれったくなってきた徐庶だが、いかんせん法正のキスが心地良過ぎるのだ。求められるままに応じてしまう。
     しかし本当は分かっている。さっきの様子が答えを物語っていた。一応及第点は貰えたらしい。法正は知略謀略に長けてはいても、こうした事において演技が出来る男ではない。身内に対して気持ちがすぐ顔に出てしまう徐庶の様に……

    「ん……っ、んん…………ッぅん…………」
     段々と切なくなってきて、苦しい徐庶は目で訴えた。手招きされてからというものただ唇を重ねているだけなのに、一度鎮まったものが再び盛り出す。
     すると一旦口を離した法正はとろりと笑みをこぼし、持ち上げた膝を徐庶の股間に押し当てた。
    「っっん──!!!」
     火照りがぶり返し始めていた敏感な部分をひんやりとした肌に擦られて徐庶はビクッと震える。反応が良いことを確認した法正は何か言おうとした徐庶の唇を再度奪い、それまで緩やかに出し入れしていた舌の緩急を強めた。上顎をなぞってやると、眉根を寄せた徐庶がくぐもった息を漏らす。と同時にグリグリと膝で"そこ"をいじめ続けると、触れた場所が硬さと熱さを完全に取り戻す。
    「ん…………っむ──」
     法正が立てた膝の動きに合わせて徐庶の腰が揺れる。挿入せずして成立する、淫らな共同作業。
     先刻は法正を抱き潰したはずの徐庶が、もどかしさに嬲られて限界に至りつつあった。こうなると、辛抱強い徐庶といえどもやられっぱなしは性に合わない。決死の思いで振り切ると、徐庶は顔を上気させて息苦しそうにしながら声を振り絞った。
    「っほうせい、どの……!!もう………あッ──、くそッ」
     そして自身と同じ様に大きく反り上がった法正のそれを、無骨な手で弄んでみせた。
    「ぐぁあっ────んう……ッ!!」
     好きな様に徐庶を翻弄して楽しんでいた悪党も、頭を横に捩って快感に耐える。
     徐庶と法正は互いに沸騰しそうな激情の中、噛み付く様なキスで息を繰り返し奪い合う。まどろむ様なやり取りが、一変してせめぎ合いへと変わっていた。

    「ハァッ、ハァッ……なぁ…………」
    息も絶え絶えに法正が一生懸命に話し出す。
    「っ……んっ──、なん、だい」
     徐庶は法正の"返事の内容"の事などすっかり忘れて、肌が擦れ合う今この瞬間の感覚で頭が一杯だった。かろうじて返答するもまるで余裕なんてない。そんな徐庶の背中に腕を回して乱れまくる法正にも、本日二度目の限界が近づいていた。
     法正は徐庶の背中から両腕を解いて、険しい目つきで自分を見下ろすその端正な顔に両手を添える。そして彼を真っ直ぐ見つめ返すと、ふっと微笑んだ。
    「徐庶。今夜『も』、きもちよかったな──」

     徐庶は突然の告白にドクンと身を震わせると、大きく目を見開いた。欲しかった言葉に歓喜で震えた。甘い毒牙に心が痺れる。頭の中で反芻すれば、じわっと涙が込み上げた。
     しかし……己の浅ましい白濁でこの人の肌を汚す訳には。
     咄嗟に腰を引こうとするが、首を強く引き寄せられて身動きができなくなる。
    「!ッ離して……離してくれ!!法正殿──!!」
     法正は焦る徐庶を朦朧とした意識ながら心底おかしそうに眺めると、愛撫の手を強めながら言った。
    「毎回散々俺の中で掻き回しておきながら……今更にも程があるぞ……」
     尚も抵抗する可愛い恋人に愛おしさを覚えながら、法正はその耳元で言葉を重ねて畳み掛ける。
    「出せばいいじゃないか。今度は俺の上に、な」
     脳内がグツグツと真っ白に泡立っていく徐庶。
     ──法正殿……法正殿……っ!!

     意識が焼け落ちそうだ。
     想像した事なら何度もある。
     この人の我儘な身体を、自分の迸りで濡らしてみたい。けど、なんだか憚られた。そんな目に見える安直なやり方で、君をちゃんと抱けた気分になりたくなかった。
     そんな事を毎回考えてたものの、ただ綺麗で高潔なふりをしていたかっただけなのかもしれない。意固地だったのか、俺なりの矜持だったのか。とにかく今日まで格好付けて、内なる欲望を誤魔化し続けてきた。
     本当は、俺の昂りで乳白色にまみれた君を見下ろして悦に浸りたい。その時だけは、君を俺だけのものに出来る気がするから。実を言えばこの傲慢な本性に毎日蓋をして過ごしてるんだ。君は俺のそういう部分をとっくに見透かしてるんだろうけど。だから敵わない。好きだよ。

     けど法正殿は俺のやり方で大丈夫だと言った。気持ち良かったって。俺も、いつもそう思ってた。君を抱いている時は全てが許されたようで、全身が暖かくて、凄く幸せなんだ。心配なんて杞憂だった。ずっと同じだったのか。言葉に出来ないくらい、嬉しいよ。
     そんな君は遠慮なく汚せ、と俺を誘う。本当にいいのかい?そうか。

     ──わかったよ……ありがとう。
     
     徐庶は意を決して、厚くて優しい唇にもう一度むしゃぶりついた。深く温かく受け入れられると、汗ばんで蒸気したその褐色の両肩をがっしりと掴む。
     そして両手に思い切り力を込めると……
     精一杯の情熱を法正に、躊躇いなく打ち付けたのだった。
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