Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    猫の助

    小説は書きますが、イラストが全く描けないので
    絵は見る専門です。大好きな作家さんの絵を拝見して日々の疲れをすっ飛ばしてます(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)
    主なゲーム
    ◯フロムゲー
    ◯CAPCOM(主にバイオハザード、ジャス学)
    ◯SNK
    ◯マーベラス
    ◯洋ゲー
    ◯ATLUS

    趣味は色々あり。
    昔から
    知らない街に行ったら古本屋を探して、
    ランダムで本を選んで購入→読むそんな事を
    してたりしてなかったり。
    知らない道をぐんぐん進んで色々な所に行くのも好きです。
    そんな日常。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 😊 🐣 💝 💖
    POIPOI 9

    猫の助

    ☆quiet follow

    思いつきでブラッドボーンのミコラーシュの夢なのかグロなのか…訳の分からない小説が出来上がりました💦
    1部訂正後、pixivにもアップしました。
    匂わせは有りますがその程度だけです。気になる方はお控えください。

    情事(ミコラーシュの場合)「ああ、君は思った以上に美しい声で鳴くね」
    そう言いその人は私の耳から顎にかけて神経質そうな細い指でなぞり、目を細め私越しに何かを見るような視線を向ける。
    だがそれは直ぐに外され、それと同時に手も離れて行く。
    そして私など最初から居ない様に歩き去ろうとしたから声を掛けた。
    掛けたはずだった。
    だけど私の声は人のソレでは無かった。
    どうして?と思い視線を彼から自分の体に移した時、私は全てを思い出した。
    記憶が逆流し全身に巡る。

    そうだ…私は…私…は………
    返せ返せ返せ私をもとに戻せミコラーシュ

    人のそれをなさぬ声で叫ぶ自分を疎ましく感じ
    それと同時に叫ぶ度に自分の視界が、記憶が、
    流れて保てなくなっていく。

    最後に覚えてるのは
    彼の視線と何かを発した事だけ。
    私の最期の記憶は其処でぶつりと切れた。

    「悪趣味ですよ。ミコラーシュ」
    「そうかね?」
    ニヤリと笑いながエドガールにこたえる。
    「そうですよ。最後にかけた言葉が……とは」
    そう言い既に理性の無い獣と成り果てた
    彼女を見る。
    その目には少しの憐れみがあった。

    「事情の最中に薬を彼女に含ませ思考を疎らにするだけではなく、そのまま実験をするなど悪趣味すぎます」
    そう溜息をつきながら、彼女だったモノに近寄り首元に刃を突き刺しそのまま捻り斬り上げる。

    「勿体無い」
    「貴方の悪趣味なモノの世話はお断りします。
    ただでさえ人手が足りないのに…」ブツブツ言いながらエドガールが返り血を拭き取り刃を仕舞う。
    「そう言えばダミアーンが探してましたよ。恐らく先日の書類の事でしょうね」
    そう言い立ち上がった彼はさっさとその場から去っていった。
    彼の去った後に残されたモノを見て
    ミコラーシュは再度「勿体無い」とポツリと呟いたが、呟くだけでさっさとダミアーンの元に向かって歩き出した。途中彼は思う。
    早く新しい実験体が欲しいと。
    男でも良い。
    女でも良い。
    全ては上位者に…瞳を授けられる為に。
    ああ、白痴のロマよ…私は酷く君が羨ましくて堪らない。いつか私も君と同じ様になりたいものだ。

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    猫の助

    INFO此方の作品と、ヘンリックと言う男、プロローグ アリアンナ(タイトルを少女から女性そして…に変更)
    を加筆し1冊に纏めて今回の夏コミC104で新刊発行します。
    ◯アリアンナとアデーラの例のイベントがどうして起こったか?アデーラが潔癖&血の聖女でもちょっとな…と自分なりに考えて見てサラッと書きました。
    テンション上げるために、ガラスの仮面読んでた影響かちょっとノリがそれっぽく見えたらすみません(汗)此方も色々考えて最後の締め部分をぼかしてます。此方のポイピクにはサンプルとして残します。
    妄執たる血の聖女あの日、狩人様から安全なオドン教会へ行くように言われ1日が経った。

    着いた時には人が数人居た事に驚いたが
    希望も有った。

    ここは本当に安全なのだ。
    少なくとも今は。

    ならば血の聖女として皆様に施しと希望を与えなければ行けない。
    幼い頃血の聖女として選ばれたアデーラは
    特殊な血の実験と聖女としての振る舞いを叩き込まれた。
    血の医療の権力が強いこの街では
    血の聖女の振る舞いは街の人間に取って高貴で崇高に映らなければいけない。

    血の聖女に選ばれた事に誇りを持て。
    血に汚されるな。
    おのが痛みや感情等余計なものはもつな。

    ただ街の人間の希望たれ。
    血の医療協会の為に。
    人並みに初恋も有ったが知られてはいけなかった。
    他の聖女候補が恋に落ち人並みの幸せを得ようとしたが、血の秘密を…協会の禁忌が洩れる事を恐れた者達が二人を殺した。
    1125

    猫の助

    MENU※夏コミ詳細更新※
    ◯プロローグ アリアンナを
    少女から女性そして…に変更。
    ◯ヘンリックという男
    ◯妄執たる血の聖女

    上記を加筆後、1冊に纏めて新刊として発行致します。
    もう1冊連盟員のギャグ小説は篝火4にて新刊として出します。
    ◯Xにも書いたので詳細は伏せますが諸事情により
    52頁→34頁に変更し新刊発行します。文庫版サイズ
    タイトル=Thoughts of a certain man
    以上となります。当日会場にお越しの皆様宜しくお願い致します(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)
    ヘンリックと言う男ヘンリックと言う男


    獣狩の夜家々は門戸を固く閉ざす。

    ただの人の身では獣の餌食にしかならない。
    そんな事は誰もが分かっていた。だから獣除け香を焚き震えて嵐が過ぎ去るのを今か今かと待つ。

    狩人達以外は。

    ヘンリックは何時も相棒と共に獣を狩っている。
    彼とて最初から相棒と共に狩りをしていた訳では無い。
    相棒…ガスコインは外から着た余所者だ。この街では余所者には酷く手厚い歓迎をする。
    獣を狩れない者達が狩人…特に余所者の狩人をどの様に悪様に対応をしようがヘンリックには関係が無かった。

    ガスコインが自分の娘ヴィオラと結婚する迄は。

    ある獣狩の夜が明ける頃、自宅に戻ると娘が起きて待っていた。
    不安で眠れないと昔から言う娘だったので今回もそうだろうと思っていた。
    1023

    recommended works