sgrくん口調の作り方<基本>
まずは標準語で考える。無理して方言を混ぜない。
→そもそもsgrくんの口調は標準語ベースで、他府県民が東北っぽいと思う方言をエッセンス的に入れているので、最初は標準語で台詞を考える。
→最初から方言を入れて考えると無意識に自分の方言が混ざるのでそれの防止。
<方言エッセンスを足す>
※多用は逆に不自然になるので注意!
①助詞の「さ」
使用例:
・看板さ2つめ、ちょっとわかりづらいよな
・さっそく看板さ読むべ
・おれちょっと強くなったし、よければ勝負さ……したい(碧の仮面:2つ目の看板〜恐れ穴)
・あっちさ行ってみよ!(碧の仮面:オモテ祭り)
→「さ」は助詞に相当する。使用例では上から「の」「を」「が」「に」が変換されている。
→句読点の代わりとしても使われている。使用例の2番目は句読点としても通じる。
②語尾の「べ」「んべ」「だべ」「じゃ」
使用例:
・それよりもこの伝説……鬼さまがかっこいいべ?(碧の仮面:1つ目の看板)
・鬼さまの住んでる穴っこ入ってみんべ(碧の仮面:恐れ穴)
・どうせおれの悪口さ言ってたんだべ(碧の仮面:オモテ祭り)
・アプリで地図さ見れんのわや便利じゃ……(碧の仮面:恐れ穴)
→疑問、意志、意見の文章の語尾に使われる。
→直前の動詞、形容詞によって「べ」「んべ」「だべ」と変わる。
→変格形で「〜べか?」「〜べな」も使う。
③語尾の「〜んだ」
使用例:
・キタカミセンターへはこっから村に戻って橋を渡って山登んだ(碧の仮面:1つ目の看板)
・鬼さまの家行ってみない?恐れ穴って呼ばれてんだ(碧の仮面:2つ目の看板)
→方言なのかちょっと微妙だけど、割と目にする語尾。「〜するんだ」から「〜んだ」に変わる感じ。
④否定の「ね」「ねぇ」
使用例:
・おれスマホさ持ってねから……お願いしてもいい?
・こんなポケモンっこ今まで見たことね……(碧の仮面:1つ目の看板)
・何度来ても会えたことねえけど(碧の仮面:恐れ穴)
→「〜ない」「〜しない」の否定に相当する。「ね」になるか「ねぇ」になるかは感覚的なものらしいので迷ったら「ねぇ」にするのが無難。
→ただ否定は毎回「ね」「ねぇ」になる訳ではなく普通に「〜ない」「〜しない」を使うことも多いため特に乱用NG
⑤肯定の「んだ」→接続詞へ変格
使用例:
・やった!んだば回復する(碧の仮面:2回目バトル前)
・んだけども……(碧の仮面:祭り前、ziyとの2回目バトル後)
→「それなら」「そうだけど」に相当する。肯定を伴う接続詞として使う。
→肯定の返事として「んだ」「んだな」も普通に使う。
⑥動詞の「〜しちまった」
使用例:
・わやじゃ!ねーちゃんに勝っちまったー!(碧の仮面:ziyとの1回目バトル後)
・うぅぅ負けちまった(碧の仮面:2回目バトル後)
→方言ではないけどまぁまぁ目にする。「〜してしまった」から「〜しちまった」に変わる感じ。
⑦形容詞/動詞内の「っ」+接続詞
・後ろつけてっから、お願いだから慣れてな……?
・村のみんなは怖がってっけど、おれ鬼さまのこと……好きだ(碧の仮面:2つ目の看板)
・もしかすっと強い鬼さまは勝負してると現れたりして……(碧の仮面:恐れ穴)
→「〜している」or「〜する」+接続詞(から、けど、と等)を繋げた感じ。
→割と使用頻度が高くバリエーションも多い。
⑧名詞+「っこ」
使用例:
ポケモンっこ、ずるっこ等
→sgrくん語録ではなくちゃんと方言。割と何にでも「っこ」を付けるらしいが、付けすぎると不自然なため乱用NG。
⑨その他
可愛い→めんこい
頑張る→けっぱる
<sgrくん語録>
わや
わやじゃ
わやー
わぎゃーっ!?
→強調、感嘆で使われている。
<他の方言の排除>
・西の方言は体感でか行/た行が多いので徹底的にか行/た行の方言を抜く(〜き、〜け、〜けん、〜とる、〜ちょる等)
・「〜してるんだ」のような間の「ん」はなるべく入れない。
・迷ったら標準語でOK