🐊🌸に横恋慕する、モブ村人ボーイ👤くん海賊🏴☠️に襲撃に遭いがちな村に住む僕👤と幼馴染の🌸ちゃんが海賊に56されそうになってる時に助けてくれた🐊…
村のみんなはあいつを英雄だと崇めてる。だけど、僕だけは知ってる…あいつが🌸ちゃんを見る目が、普通とは違ったこと…
絶対、アイツは英雄なわけがない!
な、なんてことだ…数週間、村に滞在しただけのアイツ(🐊)が…🌸ちゃんを嫁に貰っていく、だと?彼女と結婚するのは、僕だと思ってたのに…村のやつらは騙されてるッ!彼女は僕が取り戻すんだッ!
その日の夜中…婚礼の儀を終えて、島を出ていくヤツの船に忍び込んだ僕…
ギイイッ…🚪(扉の開く音)
🗣️「🌸、ちゃん…?助けに来たよ!さあ、僕と一緒に村へ…ッ!?」
そこにいたのは、あられもない格好…普段の彼女とは、想像も付かないほど薄着で、扇情的な格好をした…🌸ちゃんだった…!
(このあられもない格好は、たぶん婚礼衣装の下着です。ガーターベルト付きの、レース仕立て純白の下着。)
「🐊さん…おかえりなさ…っ!誰ッ!?」
「ち、違ッ!僕だよ、🌸ちゃ…!」
「ククク…クハハッ!おや?こんな時間に…お坊ちゃん、どうかしたのかね?」
ひっ…と僕が息を呑み…後ろを振り返るとそこには、あの男…🐊が立っていた。
「く、🐊…!っ、🌸ちゃんを…🌸ちゃんを返せ!」
「返せ、だと?クハハッ…人聞きの悪いことを言われちゃ困るぜ、お坊ちゃん…」
「🐊さん…助けてっ…」
う、嘘…だろ?なんで…なんで🌸ちゃんが🐊なんかに助けを…なんだよ、🌸ちゃん…やめろ、そんな目で…僕を見るなッ!
「生憎…おれたちは愛し合っていてな…君の思っているような関係性では、無いと思うがね…」
そう言って、🐊はコツコツと革靴の音を響かせて彼女の肩へ手を添えて…薄着の彼女を、僕から隠すようにコートで包む…
「どうだ?お引き取り願えないかね、お坊ちゃん…」
寒気を覚えるほどの、おぞましい悪人の笑み…や、やっぱりこんなヤツに🌸ちゃんを渡すなんてできない!
「こ、断る!う、ぐおおお!」
持ってきていた短剣を振り翳し、一目散にアイツへ向けて突き立てる。
ざくり。確かに、その剣は🐊に突き刺さったはず…なのに…
「ひ、ひああ!🐊さん!🐊さん!」
なんで、手ごたえがまるでないんだ?
「っ、🌸ちゃん!帰ろう!」
僕がアイツに縋り付いて泣く彼女の手を引いて立ち去ろうとした時…不気味な高笑いが響く。
「クハハッ………残念だったな、お坊ちゃん。」
🐊の身体が、砂になって僕と彼女の前へ現れる。
今…何かされたような…?
「えっ…?」
ぐるり。視界が、ぐるぐると回って…どさりと音を立てて僕は床へ倒れた。
なんだこれ、血…?どうして、僕の体から…
「🐊さん!」
「怖がらせたな、お嬢さん…さあ、もう安心したまえ…」
🐊は、彼女を抱き寄せると舌を捩じ込んでキスをする。
なんだよ…やめろよ…🌸ちゃん…そいつから離れろ…やめろ、やめてくれ…これ以上、彼女を穢さないでくれ…!
だんだんと途切れて、薄れゆく意識の中…僕は彼女に届かない手を伸ばすことしかできなかった。
最後に、僕が見たのは…ぬとり、と🐊の口と、🌸ちゃんの口を結ぶ…銀色の唾液の糸…それから、ぎろりと向けられた…アイツの目。意地悪く、歪んだ口元だった。
(この時の🐊さんは、絶対このモブボーイ僕くんの方を横目で見ながらキスしてる
見せつけてるんだ、絶対。おれには分かるんだ。)