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    ko_yurukawa

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    ko_yurukawa

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    思春期峯が千秋くんのこと見てる話メモ
    翠くん視点
    タイトルはテキトー

    無意識「よし!じゃあ10分休憩だ!」
    流星隊でのレッスン中守沢先輩の一際大きな声が響いた。今は次のライブに向けて練習している最中だった。

    「は〜〜疲れたッス〜〜…」
    「もう一歩も動けないでござる〜…」
    「俺も……」
    「ふふふ、さんにんともよくがんばりましたね。えらいです〜♪」

    はい、どうぞ。と深海先輩がペットボトルの水を手渡してくれたのでありがたく受け取った。激しい運動後の水は特別美味しく感じる。

    「はい、ちあきもどうぞ〜」
    「おお!ありがとう奏汰!」

    守沢先輩は深海先輩からペットボトルを受け取りゴクゴクと飲み始めた。
    激しいレッスンの後のせいで先輩の額や首には汗が垂れ、髪の毛が汗で額に張り付いている。暑いからか頬も赤くなっていて水を飲む度に喉が上下に動いてなんか、なんか………

    「どうした?高峯。俺の顔に何かついてるか?」
    「ふぇ!?い、いや、なんでもないです……」

    いつの間にかじっと見ていたようで先輩は不思議そうにそう聞いてきた。

    俺…今何考えてた……?
    いや、普通に休憩してる守沢先輩見てただけだし、先輩がえろいとかそんなことありえない。そんなのは気のせいだ。

    そんな訳ないと言い聞かせてもう一度先輩の方を見ると先輩はTシャツを少しめくってタオルで体の汗を拭いていた。
    Tシャツの隙間から見えた腹は引き締まっていて少し割れていて、やっぱりなんか…えろい………

    (はぁ〜〜〜〜………鬱だ…………)

    どうして守沢先輩に対してそんなことを思ってしまうのか。その答えを知りたくなくて俺は考えるのをやめた。

    (これからどんな顔して先輩と接したらいいのか分からない……)


    この気持ちの答えを知るのはきっともうすぐだ。
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    偏屈探偵と午後のひととき[第三話]「とても大きな鞄だな、ミス・フラムスティー。なるほど、ドクターズバッグか‥その鞄の中身は一体何だい?」バジルはパイプを片手に、席を立ち、目を細め、背を曲げて、鞄をまじまじと見た後、背筋を伸ばし、鞄を持ったオリビアに尋ねる。ドーソンも席から立ち上がり、自分なりに鞄を観察する。「ふふんまぁ、二人共、あまりの嬉しさで、思わず飛び上がらないで頂戴ね」オリビアはニンマリ顔になり、鞄をポンポンと二度叩き、鞄を開けようとし、「あそうだ二人共、わたしが良いよと言うまで、目を閉じてて頂戴ね絶対よ」オリビアはバジルとドーソンに目を閉じる様に言った。「あぁ、分かったそれじゃぁ今から、目を閉じるね。」ドーソンはすんなりとオリビアの要望に答えた。「何故目を閉じなければならない?別に閉じなくても良いだろう?ははん、さてはミス・フラワージャークは、僕等に見られたくない物品を持ち込んだと言うわけ‥」バジルのなかなかの偏屈ぶりに、ドーソンはまたも呆れた。オリビアは、自分があまりにも信用されていない事に深く傷付いた。オリビアは目に涙を浮かべ、弱々しい声でポツリと呟いた。「全然そういうのじゃないの‥ぐすっ、わたしね、目を閉じて貰いたかったのはね、サプライズみたいにしたかったの‥二人の吃驚する顔が見たかったから‥」オリビアの呟きは皆に聞こえていた。バジルの心は痛んだ。少しバツが悪そうにオリビアの方を向き、「ほら、目を閉じたぞ。さぁ、鞄の中身を教えるんだ。」と少し優しく言った。半泣き状態だったオリビアは、パッと顔を輝かせ、「うん分かったそれじゃぁ見せるわね」オリビアはルンルン気分で鞄の中身を取り出し、テーブルに置いた。目を閉じた二匹は少しの間、何も言わずに立っていた。
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