真夏のバビロンの役職の答え合わせバビロンはいつか必ず崩れる砂上の城。真夏に見える蜃気楼みたいなもの。聖書のバビロンになぞらえて。

主人公…本文中にあった通りバグ。バグだからこそあの世界が作れて、バグだからこそ幸せな時空に辿り着くべくもない人。プレイヤーでもある。あのあと真エンドにセツを迎えに行った。
セツ…エンジニア。流石にわかりやすかったかもしれない。主人公を消すことができる人はセツが良かったので……。主人公の思惑ごと消しうる人であり、探偵であり、未来で希望。代償として主人公の情緒が真夏の通り雨になる。
ラキオ…ドクター。主に探偵役としてガンガン切り込んでいた。流石に死体見聞しに行った時にわかった人もいたと思う。夢の中のラキオも喪った人とレムナンを重ねている。
ジナ…グノーシア。この話のグノーシアはバグ噛んだ時の段取り崩れて困っているグノーシアみたいにしたかった。ジナはまっすぐに全員を心配していた。作中で直感は霊感だからコメットとジナの事故物件話がスピンオフで出ない。
SQ…乗員。草稿では探偵を担うはずが、人数が多すぎてコメディリリーフの方が上手くいった人。いつかミステリーの主役をしてもらいたい。
しげみち…乗員。コメディリリーフ2。この人がいる場所は安全な場所、という都合上、設定の中でゲームセンターしげみちには家の事情が複雑な被虐待児が集っていて、いずれ侵入してきたグノースの被害に遭う。
ステラ…乗員。夢の中のステラは普通の人間の女性として恋愛等を楽しんでおり、Leviたるステラはとうていビビらない虫にもビビるしか弱い。私の中のステラはむしろ戦闘とか強そう。
コメット…留守番。直感を霊感に読みかえたのでずっと寺生まれのコメットさんだった。絶対的味方のコメットさんは強い。多分身体中に粘菌みたいなタトゥー入ってる。
シピ…留守番。一番どうしようか困った。シピの願いが叶っている＝猫になっている以外にないのですっかり猫ちゃんになってもらった。主人公の手によって夢の時空ではさっさと人体改造したことになっている。
ジョナス…グノーシア。胡蝶の夢云々の話をしてくれるのはジョナス以外にいないし過去の栄光とアーリャとの蜜月をずっと夢見てる。近所の悪ガキに真夜中のアーリャの墓の前でじっと座ってるところを目撃されている。
ククルシカ…グノーシア。マナンのスペアで、マナンを今の姿と理性に戻してしまうグノースの化身（フナムシ）から一回逃げられる。特に本文中には書かなかったが、主人公の記憶があった夢の繰り返しの中で、あまりにもバビロン続行の障害になるので主人公の理性を削ってククルシカに与えることでマナンという役どころを担った共犯者。ある意味主人公のための夢の立役者でもある。そのせいで色々ダメになっちゃったけど、はなっから終わる楽園だった。
オトメ…AC主義者。夢の中の彼女は100%善意だが、事態の取り返しがつかなくなる「骨を隠す」という任務を遂行した。ちなみに他の繰り返しでも喋るイルカがジョナスの私有地にいるとかいうトピックスがニュースになって無茶苦茶になるとか色々あった。
沙明…グノーシア。夜会話歯医者で有名な彼だが主人公がバグ存在なことにしっかりひっかかりを覚えていた。半分はセツと主人公になにこいつら出会ってすぐなのにいちゃついてんだよという感情だけど。
夕里子…守護天使。主人公は彼女に何の恨みもないしむしろ好きなはずなのに、彼女に合うようにあつらえた設定のせいでずっと不憫だった人。守護天使は本来留守番や乗員を守るものだが根本解決のために主人公を叱咤してくれた人。「最低な夢」という評価は変わらないが、繰り返す夢の中で自分を閉じ込めた手で必ず外に自分を連れ出す主人公のマッチポンプっぷりに呆れつつ笑っていた。
レムナン…グノーシア。夢の中でくらい休ませてあげたかったがマナンが彼の過去に敷かれている以上彼女を「解決」しないと碌なことにならない、と思った主人公のせいで毎度酷い目に遭っていた。終盤夢がほころんでグノースに真っ先に干渉を受ける。

予想と合っていたって方はぜひ教えてください！！超特急で入稿したせいでいっぱい段落ミスしましたが書いてて楽しかったです！！次もまたメタフィクションが書きたいです！！！