【sonnyban/Alice & Sammy】學姊1.

「然後我就迷上她了，連我自己都嚇一跳。」
少女紅著臉笑著。

2.

長柄刷在方格磁磚上來回摩擦，塑膠硬毛大力地把縫隙裡的髒污刷起，積水濺到Alice塗著黑色指甲油的腳趾上。
抓緊木棍的手背發力的青筋浮出，但少女也沒因此放棄裝飾她那雙長了薄繭的手。
三四枚戒指，銀黑色的金屬在陽光照射下反射，鐵環嵌進白皙的皮膚印出紅痕，她卻不在意是否疼痛。
因為少女已經熱到快瘋了。

Alice身處在頂樓的游泳池邊，懷疑自己的靈魂不久前就已在正午的炙烤下蒸發，沒有一片雲朵願意為她作遮掩。

無神的異瞳沒注視任何焦點。
棕色的瀏海往上紮起，露出她光潔的額頭，本來會亂翹的短髮，被綁成低的丸子頭，其餘打過層次的頭髮散在臉龐被汗水黏住，水珠多到從脖子流向鎖骨匯集。

Sweetie　目が覚めると、海を越えた遠い地に住む恋人からの画像付きのメッセージが届いていた。まだベッドでゆっくりしていてもいいだろうと、仰向けのまま携帯端末を確認すると画面にはこんな文面が。

『ポッキーの日って知ってる？明日のおやつはこれにしようかな』

　添えられていたのは、来日した際にスーパーで買っていたポッキーの小袋。アメリカでも売っている通常サイズのものとは異なり、やや短めながら少し太めのショコラビスキュイに果肉入りの苺チョコレートをたっぷりまとわせたその菓子のパッケージにアルバーンが目を輝かせていたのを覚えている。可愛かったな、頑張った時のご褒美にしようかなって嬉しそうにしちゃって。
　けれど、そこまで思い出して記憶に残った姿だけでは物足りなさを感じてしまう。目の前にいたなら感情のままに抱きしめられるのに。勿論、それが無理なことは分かっている。そして、そうと分かっていてもそれが出来ないこの現実が恨めしい。