💫地球なんていらないんじゃないかな。
そう考えた。

なんで？って…人類が存在しているからだろう。
人類が存在したってこの世は成り立たない。

人類なんて居たって無駄だ。

人類なんてキライだ。

害しかもたらさない、人間なんて。
もう僕は疲れてしまったんだ。

人間の憎さ、に。人間の邪悪さに。
元々僕は地球が…「人類」大好きだった。

少しずつ成長していく子供に
何度壁があっても立ち上がる彼らに僕は魅了された。

そんな時に、ある人間の醜さに気づいてしまった。

自分勝手な人、わざとぶつかって謝らない人や、お互いを助けるべきときに助けない救いようがない人。

そんなことが続きすぎて、もう僕は疲れてしまった。

そんな時に、こんな言葉が頭をよぎる。

虹の雲に乗せて「…ふぅ、」
一息をついて、椅子にそっと腰をかける。
ボクは今，コピーロイドでママのお手伝いをしていた。

お洗濯物を畳んで、お客さんの来てる間お茶を出したり、お掃除をしたり、

今はそれが終わり、少し空いた時間でPETに戻ろうかな、と思っていたところ。

扉ががちゃりと開き、とてとて、と走る足音が聞こえる。
徐々に迫ってくる足音。走る方向に目線を逸らせば「どーん！」と言いながらその男の子はボクに抱きついてくる。

「うわっ、？！もう…危ないよ、熱斗くん。」
「えへへっ…」

にこにこ、とボクの膝で笑う小さな少年。
この子は熱斗くん。
ボクの大事なオペレーター。

まだ5歳の彼は毎日こうやってボクに甘えてくる。
「危ないよ」なんて口を出しちゃうけど、ほんとは嬉しい、ってのが本音で。

ボクのキミ、キミのボク※キャラ崩壊、ヤンデレ気味
※深夜に書いてるので色々ﾊﾟｰﾘﾅｲしてます
なんでもOKなら↓↓


ぽつり、と1人の部屋で君はノートと睨めっこ。
もうすぐ秋だっていうのに。
君はまだ補習の宿題が終わってないの？

「んーーーー…」
「熱斗くん、」

「…」
「熱斗くーん、」
「んあ…ロックマン？」

そう、そうだよ。
なんでこんな呼びかけてるのに気づかないのさ。

寂しすぎて兎になっちゃうよ。

「ごめん、もーちょっとまって？」

そう言ってまた君の視線はノートの方へと向く。

ボクの方なんか一切向かずに。
でもそんな君もすき。

その綺麗な白い手、その茶色い瞳。
真剣に向き合う横顔。

見れば見るほど魅力ばっか。
その顔を見せてくれるのはボクだけ。

なにより今熱斗くんの側にいるのは「ボク」しか居ない。