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    ittu_tesuta

    @ittu_tesuta

    殴り書き置き場。自分用に書きたいネタの保存とかにも。
    小話と独り言メモごった煮空間。R-18/R-18Gだったり表に出しにくい話だったり。
    試行錯誤の産物が転がってます。
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    ittu_tesuta

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    [サイテリ]
    オトマタパロの話 [text only]

    かべうちより(2020/11/21 01:10)

    📖🍎、少ヨぱろして……少年じゃないけど……旧型アンドロイドの先生と、成人男性型ヨルハ機体のテリで……。
    軽率にオトマタパロに走りたくなる悪癖……えげつない話が読みたくなる……メリバ大好きおじさん……。

    旧型アンドロイドの先生と、成人男性型ヨルハ機体のテリの話ならすごーーーーーーく見たいですね……。身体を何度も犠牲にして義体を替えながら戦い続けるテリに、「止めてくれ、こんな戦い方は、もう、止めてくれ!」って📖には悲痛な叫びを上げて欲しい……一方で「あんたは壊れたら終いなんだ」って先生を守るために戦い続けるテリ……。

    固有の擬似記憶がそれぞれオルステラのサイラスとテリオン……同じ話を元にして作られた擬似記憶で、互いの記憶の中に互いが出てくる。初めて目にした雪のような白い髪に目を奪われて、その姿をどこかで識っている先生と、目の前のアンドロイドの凪いだ海のような青い眸をどこかで識っているテリオン……。

    「私の擬似記憶では、オルステラという大陸のアトラスダムという街で教師をしていたよ、故あって旅に出たのだけれど、道中を共にする相手が7人ほどいてね、その中にキミがいた」って言うのに対して、「……奇遇だな、俺の擬似記憶も、オルステラ大陸で旅をしたという内容だ。……あんたによく似た男もいた」って口元をマフラーで覆いながら口にするテリ……。

    先生はベースキャンプで教師の真似事として他のアンドロイド達に知識を託す役割を担ってる……当キャンプにおける機械生命体との戦闘計画立案もほぼ先生が担当。擬似記憶を旧世界の記憶ないし知識として割り切っており、それを解明するための資料として重宝しているけど、テリは思いのほか擬似記憶を自分のものとして大事にしている側面がある……だから、先生が危機に陥れば何度でも助ける、彼が擬似記憶の中での、かつての想い人だったから。

    ◯◯号S型……と名乗るテリに、私は人類を知りたくて、型式番号ではなく擬似記憶に記された名前を名乗っているんだ、って自己紹介する先生、よかったら、キミの擬似記憶の名前を教えておくれ、って問われて「……テリオン」とぶっきらぼうに答える……。「テリオン、うん、良い響きだね」笑って返す先生の表情に胸が締め付けられる思いにかられるテリ。

    S型を名乗っていたけどその実はE型で、上層部サーバーにログインがあったベースキャンプの実情を把握し、場合によってはそこに駐在するアンドロイドを破壊せよ、というのが本来の目的だった。先生はただ人類を知りたいと願う探究心溢れる無害なアンドロイドだったが、その知的探究心が仇となって、一部、バンカーの秘密に触れてしまった、これがいけなかった。つまるところ、テリは先生を破壊しにきたE型ヨルハのアンドロイドだった。つらい。

    どのみち俺が壊れたら、また別のE型がやってくる、そうしたらあんたは。(……くそったれ)なんでよりにもよって上層部のサーバーにハッキングした?痕跡を消すくらいのことはしたらどうだ、そもそもあんた、旧型のアンドロイドだろ、いくら独自にパーツを換装して思考回路の処理速度を上げているといっても限度があるぞ。って延々と頭の中で恨み言をこぼすテリ……。

    バックアップが間に合わないまま破壊されても、それまでのキミを私は知識として記憶する、安心していい、キミは確かにここに存在したんだ、って優しく言ってくれる先生、最高では……その言葉に、そうか、俺はあんたの中に残るのか、って安心して意識を手放せるテリと、動かなくなった義体を悲しそうに抱きしめる先生……。

    擬態を復元して記憶データをダウンロードしたテリが再度先生の前に現れて、先生が問う「キミの記憶はどこまでだい?」何度かのやり取りで慣れてしまったテリが答える「最後の記憶は今から三十七時間五十二分前で途切れている」「わかった、ではそれまでの間に記されたキミの記憶を私から伝えよう」って先生が記憶の埋め合わせをしてくれる……。

    テリが迷っているうちに先生がいるベースキャンプが機械生命体に襲われて、応戦するテリ、S型にしてはあまりにも強いので📖が疑問を抱いてしまう……「キミ、スキャナータイプじゃなかったのかい?」「……っ、いいから走れ!」命からがら📖を救い出してなんとかキャンプに攻め寄せた機械生命体を一掃するテリ……。

    テリがゴーグルを外す時、その翡翠の美しさに先生は「そんなに美しいのに、隠すなんて勿体ない!」と見惚れてくれ……。キミの義眼の色は翠なのだね!って感動して欲しいんだ……。

    オトマタパロについて考えるたび、誰得だよっていつも思うんだよなぁ、私得だよ!
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    Replies from the creator

    recommended works

    zeppei27

    DONEpkmnハサアオ、カジッチュを渡された後、アオキがハッサクとカジッチュ……とコルサに振り回されるお話。もう少し続きます〜

    前話 #2
    >https://poipiku.com/271957/8137224.html
    リンゴ甘いか酸っぱいか #3 何かに向けて準備をして整えたというのに、いざとなったら取りやめになって肩透かしを食らった心地になることがある。例えば何がしかの試験に向けて、対策を練り覚悟を決め、さあ当日だと思っていたらば直前に取りやめになったとする。すると現金なもので、できたら試験自体がなくなって欲しいと願っていたにも関わらず、過ぎ去った難が起これば無駄足にならなかったのにと憤慨さえしてみせるのだ。どんな結果が伴うとしても、難事に打ち当たった方がすっきりするという見方もできるかもしれない。

     アオキがこの手の経験をすることはあまりないが(せいぜい楽しみにしていた食品の新製品が発売中止になる程度だ)、今の気分は正にこの肩透かしの連続だった。「また様子を見にきます」と言ったくせに、あのドラゴン使いは足音すら聞こえてこない。思えば、彼と顔を合わせるのはいつだって仕事がらみであって、プライベートな時間ではないのだから、仕事の予定が入っていなければすれ違いもしない間柄なのだった。
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