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    イソギンチャク

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    イソギンチャク

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    書き散らかした東チョコの小説です。
    普段はめっきり文を書かないので温かい目で読んでください…。
    設定だけ考えて文に起こしていないものもあります。4月のちょこ魔女で漫画にするのもありだなあと。

    ##東チョコ

    東チョコ短文詰め合わせ 貴方から教わった星の名前をまだ覚えている
    (診断メーカー「創作のお題を決めましょう」より)

     私は記憶レスという自覚を持ちながらも育ってきたけど、もちろん覚えてることは覚えてるつもり。パッと思い浮かぶのはギュービッド様を呼び出したのは鼻声だったからだし、おばあちゃんは元々黒魔女さんだったこととか。私が忘れるのは授業の内容とか、授業で教わったこととか、あんまり興味ない部分。
     …興味はないんだけど、なんでかな。晴明桔梗って名前だけは覚えてるんだよね。魔除けらしいから私とは真反対なんだけど…。五芒星よりもこっちの呼び名がしっくりくるの、多分いつも見てるあなたのせいだよ。


    *・*・*


    今何考えてるか当ててみて
    (診断メーカー「創作のお題を決めましょう」より)

    「ね、黒鳥。俺が何考えてるか当ててみて」
     東海寺くんに誘われて、東海寺くんの実家の東海寺に来たんだけど、最初はお寺の昔話とか施設の説明してくれたんだけど、段々と話すこともなくなってきて。で、話しすぎたと東海寺くんが気を遣ってくれて鐘の近くに座ってお休み中。座りながらも東海寺くんは色々と話しかけてくるけど、すぐに会話が止まっちゃった。私もうまく返せてないけど、東海寺くんもずっと下向いてて。建物にも色々あるんだなあって聞いた話を思い出しながら東海寺をみてたら、東海寺くんが「俺の話は面白かった?」って。うん、それなりには。私は勉強が得意じゃないから歴史について言われてもわからなかったけど、東海寺くんが好きなことを語ってるってのはすごく伝わってきたから。そう返したらなぜか黙っちゃった。私、変なこと言った…?とはいってもこっちから振れる話題もないし、東海寺くんもダンマリだし。と一人焦っていたら、東海寺くんにそう言われた。
    「えぇ…うーん、わかんないや。いっぱい話してくれたし、寺のこと?」
    「…ううん、違うよ」
    「わかんないよ、ヒントもないし」
    「さっきの続きかな」
    「寺以外に…?……正解は?」
    「黒鳥のことだよ。皆は俺のことをインチキって言うけど、黒鳥は俺の陰陽道への思いをわかってくれたから。ありがとう、黒鳥」
    「………えぇ………」
     そんな真っ直ぐ言ってくるとは………。
    「私はオカルト好きだから、同じだなあって思っただけだよ」
    「ううん。さっき、いっぱい話しすぎたかなって不安だったんだ。その後もちゃんと話せなかったし…。すっごく嬉しいよ、俺」 さっきの続かない会話の時とは違って、まっすぐこっちを見て、本当に嬉しそうに、頬を赤くしている。
     ……そういうの、やめてほしいんですけど…。私は東海寺くんの目線が恥ずかしくなって、目線から顔を背けるように寺を眺めていた。
    「黒鳥、顔赤いよ」
     別に、照れてないdeath!嬉しそうにしないでください!


    ____
    妄想設定

    東海寺くんとちょこちゃん
    大学生パロ

    東海寺くんとチョコ、麻倉くんは3人とも同じ大学に入学。
    東海寺くんは仏教学科、チョコちゃんは文学部のどっか、麻倉くんは経営学科と、3人とも夢を追いかけ始めたのがわかる学科に。
    東海寺は潰す(れてしまった)けど、東海寺くんは研究職や学僧など、東海寺を別の形で引き継ぐ策を模索していく。
    その時、隣にチョコちゃんがいてくれたら嬉しい。と告白(いつもしてるけども)。
    チョコちゃんはおばあちゃんのことも思い出す。家のために何かを成し遂げたいと強く思って行動するのは大きな勇気と労力がいるのを知っているから、頑張っている東海寺くんを応援したいと心の底から思う。少しずつ距離が近づく東チョコ。(もちろん会社を継ぐために頑張って勉強している麻倉くんに惚れるのも見たいので同じ設定の別の世界線の話をください)
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    イソギンチャク

    DOODLE速チョコ短文詰め合わせです。
    一部京チョコ成立表現あります。
    速チョコ席替え

     いつもキャーキャーうるさい担任が、いつも通りキャーキャー席替えしたいと言い出した。教科書を読めば全部頭に入るから授業に出席する理由なんてない。が、席替えとなれば話は別だ。一応簡単にできる『隣になれる』おまじないはあるが、どうせならもっと時間をかけた儀式をしたかった。黒鳥の隣になるんだ。俺もそのくらいしてみせないと、肩を並べられないだろ?


    -・-・-・-


    素晴らしく救われないだけの、恋愛話
    (診断メーカー「140文字で書くお題ったー」より)
    トンデモ異世界の謎パロです

     様々な種類の非科学的能力がうずまくこの世界で、俺が好んで研究していたのは黒魔法だった。義務教育の学生時代は秀才と讃えられた俺だったが、黒魔法だけは皆に受け入れられなかった。もちろん他の魔力にも禁忌とされる術はあるものの、黒魔法だけは存在自体が疎まれることが多い。それでも、俺と同じ道を選んだ奴がいた。黒鳥千代子だ。あいつも頭はおかしいが、確かにあいつの体質的には黒魔法が一番向いている。同じ学校出身とあって、魔学院に進んだ後も黒鳥と交流が続いていた。そして、黒鳥と過ごす時間の分だけ黒鳥への想いも募っていった。のに。
    1830

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