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    kakurenboooooo

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    kakurenboooooo

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    アルテ+ハイジョ×ポケモンのパロディの妄想。
    その6。
    注:モブが喋る。再度の注意、文体は妄想を書き綴ってる形。

    アルテとハイジョのポケモンパロ⑥ポケモンセンターにて傷ついたポケモンの回復を待つ、ハイジョと麗さん。
    そこには、高年の男性と、その家族と思われる親子連れ、麗さんを助けたギャロップもいた。
    肢をたたみ伏臥位になり、丸いソファに腰掛けた麗さんに撫でてもらっている。





    悪役が連行される傍ら、麗さんはギャロップにすり寄られ、(心当たりに溢れるが、まさか、そんな……と)困惑していた。
    麗さんの安否を気にした伊瀬谷や隼人くんに声をかけられ、ようやくハッとしたように顔を上げる。
    そうだ、セレビィを早くポケモンセンターに連れていかなければ。(セレビィの檻は伊瀬谷のキテルグマの馬鹿力で破壊/アローラで最も危険なポケモン)
    ハイジョ一行も、戦いで傷ついたポケモンたちをモンスターボールに戻す。
    そこへ、上記の男性が一行に近寄り声をかけた。
    「初めまして。私は、"現在の"ギャロップのトレーナー、⚪︎⚪︎と言います」
    高年の男性の声に、ギャロップも顔を上げた。
    ハイジョに一瞥し軽い会釈、麗さんの前で跪き手を取り立たせてくれるジェントルな紳士だった。
    「お会いできて光栄です」
    あなたにお話ししたいことがあります、続きはポケモンセンターで、と男性の案内を受け今に至る。




    20年前、あなたがあの火事で救ってくださった男の息子です。
    高年の男性は、粛々とした様子で頭を下げた。
    道中で引き連れた若い男と少年は、この男性の息子と孫だそうだ。
    お気づきかと思いますが、そちらのギャロップも、私の父を救ってくれたあの時のーーあなたのポケモンなのですよ?
    麗さんがギャロップに目を向けると、じゃれるように麗さんの足に頭を擦り付けた。
    このギャロップももう老馬で、最近ではあまり走る事もなかったのですが……あなたの姿を見るなり当時の俊足で駆け出していました。
    やはりポケモンは、一度自分を愛してくれたトレーナーのことは忘れないのですね。
    (優しい語り口の男性に、涙ぐむのは話を聞いてる隼人くん、かわいいね)
    目の前にいない事を鑑み、何となく察してはいたが、麗さんはおそるおそるお父上は?と尋ねる。
    昨年、他界しました。
    しかし、あの火事で負った怪我は命に別状はなく、後遺症もない、老衰でした。
    自分たち信仰者以上に命を尊び、隣人を愛するあなたのことを、名前も知らない自分を励まし救ってくれたあなたのことを、父は天使と呼び、最期まであなたへの感謝を忘れませんでした。
    (父を助けたのは森に住む音楽家のレイさんだろうと、名前だけは知った)
    レイという名と、ステンドグラスのように透き通った青い瞳の子ども、としか私たちはあなたのことを知りませんでしたが、ギャロップが身を挺してあなたを守った姿を見て、父が語った天使さまだと確信したんです。
    その節は、父を助けてくれてありがとうございました。
    男性も青年も、後に続いて少年も麗さんに対し頭を下げる。
    「顔を、あげてください。あなた方の家族が無事だったことが知れて、安心しました。しかし、本当に感謝しなければならないのはわたしの方なのでしょう?このギャロップ、瞳は澄んでいるし毛ヅヤや張りもいい、とても大切にしてくれたのだと分かります。わたしがいなくなってーーどういう訳かあなた方がギャロップのお世話をしている……この子を大切にしてくれてありがとう」
    麗さんが浮かべた笑みは、優しげだったが、どこかうら悲しそうだった。
    その表情に、青年や少年(ハイジョたちも)は困ったように眉を下げるが、高年の男は膝をつき、麗さんと目線を合わす。
    そんな顔をしないでください。
    やはり……私たちは顔を合わすべきではなかったのかもしれません。
    直接あなたにお礼をすることが出来て、私自身はこの縁に感謝をしています。
    しかし、あなたが聡明であるばかりに、その花顔を曇らせてしまった。
    ……もしかしたら、私は、あなたが抱いた不安に、答えられる知見を有しているかもしれません。
    私が答えられる範囲ではありますし、全てあなたが望んでいる答えを返せる訳でもありませんが、お答えしましょうか?
    あなたの選択に従います、あなたにはその権利がある。
    麗さんの憶測を見透かすような、力強い男性の目に、麗さんも瞳を揺らして頷いた。




    あなた方は、都築さん……わたしの同居人と知り合いなのですか?ギャロップは、同居人から託されたのでしょうか……ごめんなさい、この子があなた方に大切にされているのは分かっているのに……どうしてか、当然のようにわたしのポケモンたちは都築さんと共にいると思っていたのです。あれから20年も経っているというのに。……都築さんが、今もあの家で暮らしていると聞いて安心していました。何もなかった筈はないのに。わたしは浅はかだったのでしょう?教えてください……あなた方が知っている、都築さんのこと。
    無垢な疎さと脆さに、高年の男性は一瞬揺らぐも、淡々とあの時の事を語り始めた。




    昨日までそこにあった教会は、焦げ落ち黒煙を上げていた。
    側には何台もの緊急車両、そこで当時初老だった男性は父を見つけた。
    足に怪我をし手当を受けたようだったが、命に別状はなさそうだった。
    おぶさり帰ろうとしたが、父は動かなかった。
    まだ一人、中にいるんだ。
    それにあの子も待っている。
    父が目をやった先には一頭のギャロップ、後から知ったことだが、よく街に買い出しに来ていた森に住む子どものポケモンだそうだ。
    (この一家は最近越してきた、ご都合設定)
    父は言う、足を怪我して動けないところを一人の子どもとあのギャロップに助けてもらったと、その子どもがまだ姿を見せないらしい。
    暫くして、一人の少年(当時)が、美しいブロンドを掻き乱して、ポニータに乗って現れた。
    清潭な顔を歪めて瞳を濡らす様に、気が気でないのが見て取れた。
    少年は教会だったものを前にすると立ち尽くし、わなわなと震えていた。
    少年がこの街の人間ではない(だろう)ことと、ポニータを連れていたこともあって、もしや父を助けた子どもの近親者か?と推測する。
    少年同様、立ち尽くしているかのようだったギャロップに声をかけると、ゆっくりとその少年に向かって歩を進めた。
    どう声をかければいいのか、その時の高年の男性(当時初老)には分からなかったが、知らん顔など出来ない。
    老父をおぶさり、当時15、6の息子と妻と共にギャロップについていった。
    少年は警察に声をかけられ、黒焦げの何かを受け取った。
    暫くそれを見つめたかと思うと、突如取り乱し、焦土に向かって走り出した。
    ほぼ鎮火したとはいえ、チリチリと火花が散り、生身では危険な筈なのに、細身の体からは想像がつかないくらいの大きな声を出してそこへ行こうとする。
    警察の何人かと、街の大人に止められるも尚、やめて、いやだ、放してと叫んでいた。
    その内、力尽きたように膝から崩れ落ちて、小さくなって泣いていた。
    ーーそれから少年は、夜が更けるまでそこから動きませんでした。
    街の住民に、一度家に帰りなさいと促されても、警察にまた連絡すると言われたって、寄り添う2匹のポケモンと共に、少年はずっと待っていました。
    怪我をした父を妻と息子に任せ、私は彼に、送っていくから一緒に帰ろうと声をかけました。
    しかし「麗さんと一緒に帰るから」と断られました。
    今思い返せば、私はひどく冷淡な大人だったと反省しています……現場の状況や、彼やポケモンの心身の疲労……上澄みだけを掬い、彼がただただあなたの無事を願う心を蔑ろにして半ば強引に家まで送りました、そして一度帰宅したのです。
    次の日も、彼の家へと赴きました(着いた頃には昼下がりだった)
    怪我をした父(自分も連れてけとせがんだ)と息子も連れて。
    チャイムを鳴らすと、勢いよく扉が開きました。
    「麗さん!?」と。
    しかし目の前にいるのが私たち一家だと分かるとすぐに肩を落とし、一瞥しただけで部屋に戻ってしまいます。
    勝手ながら上がらせていただくと、少年はソファーに身を預け、上の空といった感じで。
    顔や衣類がすすで汚れていて、私が昨晩彼を送ってからの様子が見て取れました。
    屋敷にはたくさんのポケモンが暮らしていましたね、その子たちもどこか元気がなく、お腹を空かせている子もいました。
    父が少年と向き合い話をしている傍らで、息子はポケモン達に餌をあげたりとしていて、私はというと、お恥ずかしながら父と少年の様子をただ見守ることしか出来ませんでした。
    父の話は、少年の大切なレイさんとやらがどう父を助けてくれたのか、どれだけ感謝しているか、自分たちに出来ることがあったら何でも力になりたいといったものでした。
    父の言葉は真意のように感じましたが、少年はどこ吹く風と、相変わらずどこか宙を見ているだけでした。
    息子がポケモンたちに餌をやり終えた頃でしょうか、街の警官が屋敷を訪ねてきました。
    少年の親族ではない私たちは席を外しましたが、おそらくはあなたの……行方不明者に対する報告や、今後の手続きだとか、事務的なものだったと予想します。
    警察が去ってからの少年は、態度こそあまり変わってはいませんでしたが、少し涙を流したのでしょう、真珠のように色素の薄い睫毛の影が落ちた涙袋がほんのり赤らんでいました。
    同居人が帰ってくるまでの間、ひとりでは大変だったり、難しいことはあるか?
    また後日伺おうかと、帰り支度をしようとした時、父がそう尋ねると、今日初めて彼からのリアクションがありました。
    「彼ら(おそらくポケモンたち)の……ごはん」
    いつもはレイさんが全部やってたから、と。
    それを聞いた息子が、あと4、5日は在庫がありそうだと答えます。
    父は、明日にでも食料を持ってこようか、と問いましたが、少年は首を横に振りました。
    レイさんのご家族が急いで帰国すると、警官から聞いたようだ。
    では、また数日後に来ます。
    話を聞いてくれてありがとう。
    そうしてその日は帰宅し、3日後にまた屋敷を訪れました。
    それからでした、定期的に日用品や食料(人間もポケモンも)を私たちが屋敷に届けるようになったのは。
    米や魚や肉が減っている様子があまりになかったので(勘のいい息子が、調理が必要なものは手につけないんじゃないかと指摘した為、パン等を購入することになった)一度尋ねると。
    「麗さんが……水分だけはしっかり摂って、ポケモンたちの言うことは聞けって言うから……」
    仕方なく水だけは飲んでいるし、最低限の食事もポケモンに促され摂っているような言い回しに恐ろしくなりましたが、憔悴している様子はなかったので(精神的には大分参っていたようだが)私たちはそのような習慣を一年ほどでしょうか……続けました。
    それが途絶えたのは、ちょうどあの火事から季節が一巡りした頃です。
    ほとんど寡黙でいた少年が、自発的に私たちに声をかけたのです。
    「麗さんの家族が……特別失踪手続きをしないかって」
    (特別失踪ーー普通の失踪よりも死亡している可能性が高い場合に適用されるもので、適用されれば、事件や事故から1年経った行方不明者の死亡届が出せる)(ポケモンの世界の法律ってどうなってんだろうね)
    なんでも……あなたのお祖父様が体調を崩されたようで、孫の生還を信じたいが、このまま弔えもせず自分は死んでしまうのだろうかと、たいそうご心配されていて、そのような提案が投げかけられたようです。
    「いやだ、と。そう言えばまかり通るとは思っていなかったから……一族の意向に任せると、そう言ったんだ」
    僕とレイさんには法的な繋がりは何もないから、と。
    宙を仰ぐ、寂しげな横顔を今でも覚えています。
    「だから、君たちももうここには来なくていいよ。贖罪のつもりだったんだろうけど、そもそも君たちは何も悪くないし、こうして僕のために君たち一家が時間を割くことはない」
    確かに、私たちには贖罪のような後ろめたさがあったのかもしれません。
    けれど、この生活がいつまで続くのだとか、面倒だとかは一度も思ったことはありませんでした。
    だから私は、これからも手助けになりたいと、そう告げようとしたのですが、それを遮ったのは父でした。
    今まで自分たちがしてきた、日用品や食材の手配はどうする、定期便として、サービス業者に委託しようか?
    そんなサービスがあるのかい、あるのなら頼もうかな。
    庭の手入れや掃除は?
    苦手だけど、なんとかなるよ。
    他にしてほしいことはあるかい?
    「……じゃあ、麗さんのギャロップを引き受けてほしいんだけど」
    戸惑う私や息子を他所に、トントンと進む話の中で出てきたのが、あなたのパートナーたちの所在についてでした。
    (後から父に、どうしてあの時、少年の元へ通うのをやめたのか問いました。良くも悪くも、どう転がるかは分からないが、あれが間違いなく少年の転機だった、今後どうしていくかを少年自身が考えた中での選択を、自分達の贖罪という自己満足で遮ってはいけない。人生は選択肢の連続なんだ、恩人の大切な人、ましてや若者の歩みに年寄りが口を出すんじゃない。自分達がすべき事は彼が助けて欲しい時に、すぐに手を差し伸べられるようにするだけだと、そう言っていました)
    なんでも、棲みついた野生のポケモンたちよりも、よほどあなたのパートナーたちは悲しんでいたようで、新しいトレーナーを見つけたり、野生に戻してやるのがいいのでは、と少年は思ったようです。
    少年自身がトレーナーになることも出来ましたが、同じ悲しみを共有しながら生きるのは、ポケモンたちにとってよくないと。
    命を助けてくれたポケモンなら、少なからず情はあるだろう。
    難しかったら断っても構わないと彼は言いましたが、二の句には父は承諾していました。
    ーーこれが、あなたのギャロップが我が家に引き取られた経緯です。
    「本当はね、はじめは君たちのこと、気に食わなかったんだ。麗さんのことを天使だなんて言うから。だけど、麗さんが帰ってくるのを一緒に待ってくれるお節介な人たちだったから、彼ら(ポケモンたち)のことにも目をやれたんだと思うよ。今まで、色々とありがとう」
    それから彼と顔を合わすことはありませんでしたが、そう言った彼の繕ったような笑みを、私は今でも覚えています。
    定期便の受け渡し業者の話(都築さんの作曲家としての財産や印税はむこう50年くらい生活出来そうなくらいで、金銭的な問題はあまりなかった)や、稀に返ってくる手紙で、安否は確認出来ていたのですが、顔を合わせたのは本当にそれが最後で、詳しいことをお話し出来ず申し訳ありません。




    「お辛い話を聞かせてしまいましたね」
    「ーーいえ、わたしが望んだことです。お話し、してくれて、ありがとうございました」
    肩を震わせながら、絞り出すように礼をする姿に、堪らず伊瀬谷が声をかけようとしたが、その時、回復完了でお馴染みのあのメロディに妨げられた。
    一同が、センターの受付を振り返る。
    お預かりしたポケモンはみんな元気になりました!
    と、優しい笑顔のジョーイさんから、ハイジョのポケモンたちとセレビィが手渡された。
    しかし、体力は回復された筈のセレビィだったが、見るからに元気がなく、麗さんの顔を見ても小さく微笑むだけだった。
    「あんな目に遭ったんだもんな……」
    「体力は回復出来ても、怖い思いをしたことに変わりはないですからね」
    人間の私欲から、理不尽に蹂躙されるポケモンは後を絶たず、その多くが人間に対して恐怖を抱いたり、忌み嫌ったり、様々に負の感情を抱く。
    旅の中で、そのようなポケモンたちがいることを知っていたハイジョは、セレビィの心的な傷を汲み取った。
    どうしたものかとセレビィを心配していると、孫が口を開く。
    セレビィは森の神様だから、森に行ってみたらどうかと。
    森にはたくさんのエネルギーがあって、セレビィはもらったエネルギーを返すように木々を茂らし水を豊かにするから森の神様なんだってひいじいちゃんが言ってたと。
    森からエネルギーを貰えば元気になってくれるかもという提案に、麗さんは困ったように頬に手を添え、少しばかり考えた。
    しかしセレビィのためだと、行ってみますと、あの森に行くことを決める。
    ポケモンを持っていない麗さんに、護衛として一緒に行こうかと孫に言われるが、そこはハイジョが名乗り出る。
    「旅は道づれっすよ、麗っち!」
    「そうだよなー、ここでお別れすると後味悪い感じもするし、オレたちも着いてっていい?」
    「うん……麗さんがときわたりするの……ちゃんと見守りたいな」
    「皆さん……重ね重ね、ありがとうございます」
    「そうなれば早くここを出発しましょう。森の中で日が暮れたら、街に戻るのも難しくなってしまいますから」
    「うん!じゃあ俺たち行ってきます!!」




    「ギャロップ、助けてくれてありがとう。わたしを、覚えていてくれてありがとう。……きっとあなたは今、幸せなんだろうけれど、出来ることなら、やっぱりわたしはあなたと、みんなと一緒にこの先も暮らしたいと思う。過去で、どうかわたしのことを待っていてほしい。本当にありがとう」
    高年の男性一家と、ギャロップにも別れと感謝を伝え、街を出ようとする一行だが、街の住民と思われる何人かに話をかけられた(あのNPCじいちゃんも居る)
    やっぱり麗ちゃんだったのね、生きていてよかった!最初は瓜二つの別人かと思ったが、セレビィを連れていたからもしかしてと思っていたら……。麗さんや、私だよ、服屋をやっていたーー
    などと、20年前、麗さんと交流のあった街の住民たちが、麗さんの生存に喜びを示していた。
    20年前、この街はただの通過点の街だった、君や圭くんが迷えるトレーナーたちを案内してくれたおかげで、観光客にも需要がある、綺麗な街になったんだよ、あの教会も建て直したが、無事に過去に戻って、生きて、君のための慰霊碑などはなかったことにしてほしいな、そんな未来を待っているよ、そして二人でまた素敵な音楽を聴かせに来てくれな、麗さん。
    ありがとうございます、町長さん、皆さん。
    当時からこの街に住んでいる住民から見送られ、ハイジョと麗さんは今度こそ森に向かって歩を進めるのであった。
    (あの(NPC)じいちゃん、町長さんだったんすね……)
    (見た目じゃ分かんねーもんだよな)
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