小説の作り方私の場合まず「あ、こんな話書きたい」と思った時点で同人誌の企画が立ち上がる。
そこまでの状態の話がストックとして脳内にはいくつかあるんだけども、そかから実際に本にしようとなったときに脳内企画会議が始まり「その話の結末はどう着地するか、全体通してどんなことが言いたい話なのか」を自分会議で話し合い「これだ!今回はこんな話でいこう!」と結末(ゴール)が脳内会議で決まったところからその同人誌の企画がスタートする
企画がスタートしたら次に何ページくらいの規模の本にするのか、話的に何話(何章)構成で行くのかを会議する
これ以降は工程が分かれてそれぞれ同時進行する
①プロット
尺の構成が決まったら何章でどんなことが起こり、各章でどこまで展開が進むのかをざっくり決める。ここではキーポイントとなる大きな出来事、その章のメインの出来事を決める
ゴールまでに必要なエピソードのピンを打っていきそれが決まったらプロットの大枠ができる。(家を建てるときの骨組みみたいな感じ)
大枠が決まったあとは具体的に各章でやる事を決める。メインの展開以外で起こる事、その繋ぎになるエピソードとかを決める
②登場人物の設定、掘り下げ
スザルルであればスザクとルルーシュのそれぞれの設定(歳の差はあるのか、年齢、一人暮らしなのか、一緒に住んでるのか、幼馴染なのか初対面か転生、現パロ、本編よりなどなど)
スザルル二人のテーマとなる関係性。(以前書いた淫魔の話を例にすると体の関係はエロエロでそればかりが先に進むのに、恋愛という点では初心者すぎる二人のチグハグ感を書く。みたいな)
ルルーシュとスザクのプロファイル的なもの
③エロ方向の性癖をどう散りばめるか
自分の書きたい性癖の中から今回の話に入れるといい感じになるもの、もしくはこのエロ書きたいってものをいくつかピックアップしてどの章のどのシーンにぶち込むかを決める
この作業でストーリーのおもしろさを求める私と性癖に忠実でありたい私が殴り合いの喧嘩になる
上記を思いついた都度メモしていく
①②③が全て完成したらやっと「プロットが完成した」ことになる。
その都度メモしたものをまとめて「全体のプロット」を文章で完成させる
150(15万文字程度)ページ未満の本の場合はそのまま書き始める
150ページ以上の本はここからさらにプロット用のソフトを使って時系列順に並べて「その時どきのスザク、ルルーシュの心情の移り変わりや詳細な設定などもまとめておく
ここまででもう90%は完成していると己を過信する
ちなみにここまでの工程は散歩で全て決まるので散歩さえすれば誰でも小説は書ける
「全体のプロット」が決まったあとは
各章や各シーンを書く直前に散歩に行き、そのシーンを妄想してセリフ、シーン、地の文とか方向性、キャラの考えが浮かんだら都度メモしまくる。そのメモを拾いつつその章の流れを詳細にまとめておく
そのまとめに沿って書いていく
一章書き終わったらまた上記のことを繰り返す
一章終わるたびに散歩して流れを書き
筆が止まったら散歩に行く。
キリのいいところまで書いたら散歩にいく
キリが悪くても行きたくなったら散歩に行く。
あとは散歩に行く。
つまり私の小説の書き方をまとめると
散歩に行くことです。おわり。