にゃんこになりきろう
ミレニアムにある作戦会議室に、ヤマト隊メンバー全員とコノエ艦長、ハインライン大尉、そして何故か居るアスランとメイリンで作戦会議が行われていた。
「⋯⋯それで、今回の作戦ですが⋯⋯」
「ちょ、ちょっといいですか!? 隊長!」
流石にこのまま作戦会議を進められても、頭に内容が入って来ないと判断したシンが声を上げる。
「うん? シン、どうしたの?」
資料から顔を上げて、立ち上がったシンを見てキラは首を傾げた。
「シン⋯⋯」
話を途中で遮るなと言わんばかりのアスランの鋭い視線が突き刺さる。
「⋯⋯」
無言で成り行きを見守るコノエに、ルナマリア、メイリン、アグネスも続くシンの言葉をじっと待っていた。なんとも言えない場の空気感に耐えられないとシンは思いの丈をぶつけた。
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