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学パロ6年がリレーを走ったら
体育祭のクラス対抗リレーで走る6人
1走→文、留
2走→仙、伊
3走→長
4走→こへ
どのクラスも体育祭勝つ気満々(優勝クラスにはご褒美ありでリレーは1位とるとめちゃポイントもらえる)なので体力テストの50m走タイムが良い人を選んでる。ちなみにご褒美を考えたのは生徒会長の仙蔵。
文と留は1年の頃から1走を選んでて毎年恒例全力勝負。1走なのは差が無い状態ではじまるから。もはや二人三脚の距離でバチバチしながら走ってる。
同時くらいで2走にバトンがわたるけど瞬間伊作が躓いて手からバトンが離れてどっかとんでく。この時点で3Cの勝ちはない。留三郎含むC組の「伊作(善法寺)ーーーーっ!!!」の悲痛な叫びが響く。B組の走者も巻き込まれた。
仙蔵は軽やか〜に走って周りからキャーキャー言われる。ちゃんと全力で走ってはいる。
2走までは3Aがぶっちぎってたけど3走の長次で3Bが怒涛の追い上げ。最終的に小平太が全員抜いて3Bの勝ち。大逆転勝利に感極まったクラスメイトが「七松ーーーっ!」てみんな応援席から出てきて胴上げが始まる。
3Aの走者決めの様子↓
走者決めの時に仙蔵が「生徒会の仕事があるから私は遠慮しておこう」とか言うもんでクラス中から落胆の声。(そもそもなんで運動部じゃないのにそんな足速い?となってるクラスメイト)
「文次郎がお願いしてくれたら出ても良い」とかふざけ出してとばっちり文次郎。「はぁ!? するかバカタレ!」で当然却下なんだけどクラス中から「頼むよ潮江〜〜〜」「お願い潮江くん!立花くんが走ってる所見たい!」「潮江も勝ちたいだろ!?」とめちゃくちゃ言われ折れる。仙蔵はただ文次郎を揶揄って遊んでるだけだからお願いも何もなく普通に出てくれる。じゃあこのくだり要らんだろうが!と思っている文次郎。
3Bのリレー作戦会議↓
3Bの走順は長次と小平太が相談して決めた。
文次郎と留三郎は絶対1走で全力勝負だからここで差がつくのはしょうがない。A組もB組もスタートダッシュで勝負つける気っぽいから自分達は最後に抜いて驚かせてやろうっていう作戦。
実は自分のクラスの勝利だけじゃなく体育祭の盛り上げ方を考えてる体育委員会委員長。
3Cの不運↓
元々伊作はリレーに出る予定じゃなかったが2走の子が直前に腹をこわし、1人2競技までのルールもあって他の足速い子は2競技埋まってる。残ってるのは運動が好きじゃない子ばっかりで恥かくだけだし当然走るなんて無理って状況で出るしかなくなった。(ちなみに伊作も足速いけど絶対に不運が炸裂するのが分かっていたので選ばれなかった。)案の定不運は炸裂した。