アメジオinライジングボルテッカーズお前には失望した、顔も見たくない。
敬愛している祖父、ギベオンにそう言われ、アメジオはエクスプローラーズを追放された。
全てはスピネルによる策略だ。ギベオンに事情を説明しようとしたが全く聞く耳を持たず、反論しようにもされるがまま追い出されてしまったのだ。
星々が輝く空の下、本部の外でひとり立ちすくんでいると、ヒュウ、と冷たい夜風が吹いてアメジオの髪を揺らす。
「くそ……」
洞窟で閉じ込められた時、一緒にいたリコと話をした。彼女達ライジングボルテッカーズもエクスプローラーズと目的は同じ。だがしかし、進む道は異なると言って協力しないとリコに伝えたばかりである。
どうしたものか。
「アメジオ様…」
「大丈夫ですか?」
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