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    sakuyo_s

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    sakuyo_s

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    珍しく総裁から集会があった

    「皆さんお集まり頂きありがとうございます!」

    ミネルバのクルーやアークエンジェルの人たちもいた

    「明日、キラ・ヤマト准将にメイド服で業務、いいえ奉仕することになりましたので皆さんにお伝えいたします」
    「え?」
    「ちょっ、ラクス!?」

    みんな困惑している、そうだよな
    重要な話と思ったら隊長がメイド服を着るって話だから

    「何か?」
    「何かじゃないよ、なんで僕が…」
    「キラは私が何を着ても良いんじゃないかとおっしゃいました」
    「それは本心だよ」
    「それはありがとうございます、ですがキラの服も選びたいなと思いました」
    「それは休みでも…」
    「私服はそうですね、ですが思いました、メイドで仕事するキラも可愛いのではないんでしょうかと」
    「へ?」
    「1日だけで良いのです、どうか!着て下さい、キラ!!!」
    「うーん…」

    みんな唖然、総裁…ラクス様にこんな1面があるとは思わないでしょう
    キラさんもタジタジだ

    「ヤマト隊長」
    「!!」
    「総裁、命令です、分かりましたか?」
    「はい…」

    びっくりした、キラさんにもあんなキリッとすることあるんだ…
    しかも権力を使う人じゃないのに使うってことは…と改めてラクス様を怖れた



    「はぁ…」
    「隊長、元気出してくださいよ」
    「そうですよ、隊長なら似合いますって」

    ルナやアグネスが言っているけどアグネスはフォローしてないだろ…

    「うん…」

    項垂れているキラさんってレアだな

    「でも総裁も隊長に言う時は言うんですね」
    「確かに、意外」

    2人も思っていたんだな

    「アハハ、ハァ」
    「隊長」

    なんかキラさんが気の毒だ

    「あの…俺も…一緒に…」
    「…ありがとう、シン、でも大丈夫」
    「隊長…」
    「あの山猿が着ても似合わないって」
    「アグネス」
    「1日だけだし、外出するわけじゃないからまだ大丈夫だよ」
    「隊長…」

    その日の業務は終わり、帰宅する
    明日、キラさんがメイド服
    見たいか、見たくないかって言われたら見たいけどだからってしたくもないキラさんを見るのは嫌だな…
    明日出動が複雑だなと帰る



    「おはよう」
    「おは!よう…ござい、ます…」

    色は水色で膝丈よりも短いミニスカのメイド服をキラさんがいた
    すいません、キラさん、めちゃくちゃ可愛いです
    他の人からも可愛いとか目の保養とか今までになく活気があるような気がした
    総裁から言われた通りキラさんはクルーの皆に奉仕をしていた
    本当はプログラミング等あるはずなのに
    戦闘もなく業務が終わった
    今日戦闘なんてあったらキラさんはメイド服で出動しないといけない
    戦うメイド…なんかかっこいい気がする

    「ふぅ…」
    「お疲れ様です」
    「シン、お疲れ」

    キラさんの士官室で待っていたらキラさんが疲れた顔で戻ってきた
    服は流石に着替えていた

    「メイドどうでしたか?」
    「したくないね」
    「ですよね」

    素直は返答に俺は笑った

    「でも良いですね」
    「え?」
    「なんか平和だなって思いました」
    「あぁ」

    組織、軍にいて戦争もしているからこんな穏やかな感じでは無かった

    「たまにはいいかも」
    「え?」
    「あ、いや、こんな時代だからピリピリしているけど今日は穏やかな感じで安心した」
    「あぁ」

    キラさんも感じていたんだ

    「流石にメイド服は着ないけど」
    「似合っていましたよ」
    「シンまでそういうことを言う」

    むくれたキラさん、見ることが無くて本当に可愛い人になってしまった
    多分本当はそうなんだろう、アスランが言っていた
    あの時はそんなわけないと思っていたからだ

    「シン、疲れたから癒やして〜」
    「はい」

    頭を俺の肩に乗せたキラさんを撫でた
    甘えてくれたことが嬉しいと思った



    のちに総裁もキラさんのメイド服の写真見て政治に奮闘していると聞いた
    アスハ代表も何故か持っていてアスランから悔しいがっていたとメイリンから聞いた
    ざまみろ、アスラン
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