ギルが示したDP、俺はそれが正しいと思った、ギルは間違ったことは言わない
俺はそれを信じていた
ラウがいなくなった後、俺もラウだとギルは言った
ラウを倒したキラ・ヤマトが憎かった
最高のコーディネーターとして生きてきたキラ・ヤマトには分からない
俺等の苦しみがと、でも彼は言った
「その命は君だ、彼じゃない」とそうだ、シンを友人だと思ったのは俺だ
ラウとしてじゃなくレイ・ザ・バレルとして生きてきた
そして、彼は明日を願っていた
だから俺はギルを撃った
彼だけじゃない、俺自身も明日を願っていたと気づいてしまった
「行こう、君の言う彼の明日を」
「…」
「行きなさい、レイ」
「グラディス艦長…」
「彼と共に明日を」
「はい…」
キラ・ヤマトや艦長の言葉に俺はキラ・ヤマトとアスランと一緒に脱出した
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