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    sakuyo_s

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    sakuyo_s

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    アスキラシン
    記憶喪失?ネタ

    これから離れていても心が繋がっていると思っていたのにどうして?



    今回コンパスへ出向くことになった
    ターミナル所属だから基本オーブのことで動いている
    ただ今回コンパスにも依頼したから合同任務ってことで出向くことがある
    コンパスにいるキラとは恋人だ
    だからって浮かれているわけじゃない
    そりゃ、所属が違うからなかなか会えないけど、仕事とプライベートは分けている、多分…
    だからって言うわけじゃないけどキラと会うのが楽しみだった
    だけど幸せは一瞬で消えることを俺は知らなかった



    プラントに着いてミネルバ艦内を歩いていたら前からキラとシンが見えた

    「あ、アスラン」
    「げっ…」
    「げっとはなんだ?」
    「いーえ、別に」

    シンのやつ、俺を見るなり嫌な顔したな
    周りはシンと仲が悪いと思っているけど仲良くはなれないだけで悪いとは思ってない、少なくとも俺はだが

    「キラ、この後空いているか?」
    「あーまた機体調整が終わってないから」
    「手伝うぞ?」
    「いや、大丈夫、シンにもお願いしているからそんなに時間はかからないよ」

    キラの横でシンがドヤ顔しているけど気にしたら負けな気がして何も言わないが

    「そうか、なら家で待っている」

    プラントに来た時にって合鍵を貰っている

    「家にって鍵持っているの?」
    「はぁ~あ?」

    何を言っているんだ?
    合鍵はキラから受け取った
    訳が分からない…
    忘れた、いやいやそんなことはないはず
    でもキラの言葉で衝撃を受けることに

    「恋人でもないんだから」
    「え?…」
    「それに僕の恋人はシンだよ」
    「え?キラさん?」



    は?今何って?…
    シンも動揺している

    「キラ、何言っているんだ?」
    「だからシンと付き合っているんだって!シンから言ってくれたんだよ、ね?」
    「え?あぁ…はい」
    「ほらね」


    戸惑いながらもキラの話に合わせることにしたシン

    「アスランは…」

    やめろ…聞きたくない…

    「アスランは”友達”、大事な友達でしょう」



    ウソだ?…
    前会った時は嬉しそうに笑顔を見せてくれたのに…

    もう見れないのか?
    キラの隣にはいられない?…
    このまましてもしょうがないから話を進めていた
    正直話の内容は頭に入っていない
    キラ…何かの間違いだな?
    俺が知らないところで怒って仕返ししているだけなんだよな?
    そう思いたいけどシンと話すキラは前の俺らみたいだった…
    本当にキラの中には俺がいないのか?
    まだ前触れ的なのがあるなら分かる
    それは見過ごしていた俺にも非はあるが
    なんで急に?
    俺なにしたか?
    俺の存在を忘れてたわけじゃないし、毛嫌いされているわけでもない
    ただ恋人から友人に変わっただけ…
    そうなら友人としてキラに近くにいればいいと思うが俺はそんなに心が強くない
    ごめんな、キラ…




    俺は正直嬉しいかっただって俺もキラさんのことが好きだったから…



    今日はアスランがミネルバに来る
    キラさんが幸せならいいと思った
    隣が俺じゃなくても
    最初アスランが好きなことに納得いかなかった
    でもアスランにあって、俺にないもの…
    それがキラさんがアスランを好きになったんだと無理矢理納得した
    俺もキラさんのことは好きだったがあんなにアスランを想っているキラさんにとてもじゃなかったけど好きって言えなかった、奪えなかった
    ならせめてキラさんが幸せになる方法をした
    それが俺に出来る唯一のことだと思ったから
    だがその異変は前触れもなくきた
    いつもアスランに声をかける時周りに花が咲いているんじゃないかってぐらいにキラさんは嬉しそうに言う
    でも今回は違った
    最初は喧嘩?で業務中だから淡々と話しているかと思った

    「シンと付き合っている」

    え?キラさん?
    アスランも面を食らった顔をしている
    俺も呆然としていた
    キラさんに至っては当たり前かのようにしている
    それからいつまでもこうしていたらキリがないと思い話を進めた
    俺と話すとき普段見せない顔で俺を見ている
    あぁ~アスランにいつもそんな顔をしているんだなと今その顔は俺に向けていると複雑な気持ちだった
    話が終わってキラさんは俺の家に泊まると言った
    アスランはこれ以上いれないと思いさっさと帰ってしまった
    そうだよな、恋人が急に友人になるのはショックだよな
    でも記憶を無くしたわけじゃない
    キラさんの中でアスランの記憶が俺に変わったんだ
    なにがどうしてなったのか分からないがとりあえず家に泊まらせた

    「キラさ~ん」
    「なに?」
    「最近嫌なこと有りましたか?」

    多分これしかない
    キラさんにショックなことが有って記憶がすり替えたと思うのだが

    「無いよ!だってシンがいてくれるじゃん」

    と笑顔で言われた

    「そうですか、でも無理しないでくださいよ、キラさんは無理する時が有りますから」
    「うん、でもシンが心配してくれるなら」
    「え?」
    「冗談」
    「も~」
    「シン…キスししてほしい…」
    「はい…」
    「んっ」
    「ん、んっ」

    キラさん、貴方になにがあったか知らないけどもし今貴方を守れるなら俺が守ってみせます
    本当はアスランに返すことをすべきだけど悪い俺もキラさんのことが好きだから今は譲れない
    けどもしキラさんが本当のことを思い出したなら俺は潔くアスランに返すよ

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