朝起きるとキラさんがパソコンで作業している
俺は後ろから抱きついた
「!おはよう、シン」
「おはようございます…」
「眠たそうだね、まだ寝てていいよ」
「いや…起きます、キラさん早いですよね」
「あー、うん早めに作業したくてってか、シンが早く寝ましょうって言ったんだから早く起きることになったんだよ」
挨拶の時は笑顔だったのに今は少しふてくれている
それが可愛いと俺は末期だろうか
「キラさん寝るの遅いですから早く寝ないと思って」
「その分早く起きないといけないんだけど」
「それはすいません」
キラさんの言い分も一理ある
キラさんの仕事量の多さは分かっている
それでも俺は早く寝てほしいかった
「…でも、いいよ」
「え?」
「いいことあったから」
「なんですか?」
「それは、ないしょ☆」
「えー教えてくださいよ〜」
「どうしよっかな?」
「隊長〜!」
(シンの寝顔見て安らいだとこうやって寝起きで僕にくっついてくるところが可愛いとか言えないな〜)
キラさんのいいことが気になる〜
でも教えてくれなさそう
「それ、いつ終わります?」
「もうすぐだよ、終わったら朝ご飯食べよう」
「はい!」
食事を気にしないキラさんから一緒に食べようなんて言われたら嬉しいじゃん
キラさんの作業を邪魔しないように待って朝ご飯を食べた