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    diolete

    @diolete

    らくがき 半端な小説 ニッチ作品 18作を置いておく

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    diolete

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    後半アフスト試しが来てしまったので、続けづらくなった小説を上げます 2

    ◆豪華客船で旅中、スミスは一人生き残りのゾルダートテラーを見つけ…

    *注意 完成してない 校正してない

    #イサルイ

    もう一度ヒーローになるなら あれは豪華客船での旅の最中、ヨーロッパ、地中海のとある島に停泊したいたときだ。
     大昔は貿易港として栄えていたというその島は、現在いくつかの遺跡が残るだけの無人の島であった。
     自由参加型の島ガイドツアーで島に降り立ち、時間内自由行動で島の探索をしていた。
     島の大きさは端から端まで車を必要とするくらいあり、時間内に回れるのは島が最も栄えていた港周辺に限られていた。
     大型船が入港できる自然と人工物が混ざった岸壁。荷揚げをしたであろう広く取られた広場。内地まで荷を運ぶ役目を負った馬たちの馬屋の跡地。商店が並んでいた大通り。島の小高い丘に残る信仰の跡。
     それらを巡り、スミスは不思議なことを考えた。
     ここに残る残骸は、もしかしたら大昔のものではなく、先の戦いで壊された人の営みの跡なのではないか、と。自分が守り切れなかった跡なのではないか、と。
    「すごいねスミス」
     考えに耽っていたスミスにルルの声が届いた。
     戦闘エネルギーとして生を作られたルルにとって、地球人類の文化はとても興味深かった。なによりこれからはルル自身もそこに含まれている。そんな環境を整えてくれたスミス、イサミ、それからATFのみんなに感謝するばかりだ。
     ルルは無邪気にそして健やかに成長していた。
     そんな姿を見て、スミスは先ほどの自分の想像を恥じた。形あるものはいつか崩れ、後世の教訓となるものだ。それをまるで自分が神のように何もかもを背負ったような、浅はかな思考をしていた。なにより今の自分はただの人なのだから。
     スミスは意識を旅に戻し、これから未来を考えようと顔をあげた。
     そのときだった。
     視界の端に浮遊する挙動を捉えたのは。
     スミスは気になって、その場所を凝視する。
     人の文化が廃れた後、この島に広がった自然の木々の中を移動する不自然な曲線。環境に適応しているのか、外殻の色はミリタリーカラーのように目立つことはないが、形状は明らかに不自然。地に足も付いておらず、生き物のような走る動きでもない。
     あれは……。
     この場にいる人々も、そばにいるイサミ、ルルも気づいていない。向こうもまた人の集団の気配を感知して姿を隠そうとし、スミスだけがその瞬間をとらえていたようだ。

    ***

    ◆生き残り迷彩ゾルダートテラーを発見したスミス

    ◆スミスはブレイバーンになることで周りからの追及を逃れられるが、人であるイサミは身の隠しようがないので巻き込まない選択をし海中に誘導して討伐

    ◆討伐の爆発を海底地震と判断した豪華客船は安全な場所に避難することになり、スミスは改めて自分がブレイバーンになることで周りを巻き込んでしまうと認識し、イサミやルルと少し距離を置くことを考える

    ◆距離を置かれたイサミ、スミスを追いかける…

    そんな話したかった。
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    diolete

    DOODLEスミスとブレイバーンのパロコメディ導入の小ネタ

    ◇このネタ最終話ごろからあったんだけど、ブレイバーンが消えちゃった上に、スミスとの関係性をどう考えていいか迷ってたのでさわりだけしか作ってない
     スミスもブレイバーンも一緒においしいものいっぱい食べてくれ
    私とデートをしよう──ルイス・スミス。君に頼みがある。

     朝起きて、鏡に写ったブレイバーンから藪から棒にそう告げられた。
     そもそもブレイバーンと俺は、俺がブレイバーンでブレイバーンが俺であったはずなのに、こうして会話ができる時点で何かがおかしいのだが、寝起きの頭と、地球外生命体との死闘やらで、俺はこの程度の自体に動じなくなっていた。鏡の向こうに見えるブレイバーンは今日も元気だ。

    ──説明しよう!私ことブレイバーンは、ルイス・スミスとその他の存在が融合した存在だが、その後、イサミ、ルル、果ては亡き友であるスペルビア、そして駆け付けてくれたATFメンバーの勇気が収束して勇気のいち概念として再び形となり、基となったルイス・スミスとは少しズレた存在なのだ。さらに鏡に写っているこの私は、デスドライブズに死という勇気を与えその先に生まれた別世界のユニバースで存在を確立している別個体でもある。
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