こたつ☆quiet followDOODLE⚠️チの夢418↑(y/n) Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow こたつDOODLEチがラの目玉を舐めるだけの話⚠️苦手な方は自衛お願いします🙇♀️「琥珀色のアペタイザー」 こいつを美味そうだと思ったのはいつからだったろうか。 「チル」 陽の落ちた窓の外、部屋に籠る熱気、自分の名前を呼ぶ掠れた声。 「……チルチャック」 ライオスは懸命に呼吸をして、何度も俺の名前を呼ぶ。まるで知っている言葉がそれしかないとでもいうように。真っ白い肌が電球の灯りを吸い込んでいる。首や胸、脇腹に付いた赤色が馬鹿みたいに映えており、年甲斐もない自分の行動が少しだけ後ろめたくなる。 「……悪かったな」 腹の跡を撫でてやると、大きな身体が俺の指先からやや離れて捩れる。 「チル、くすぐったいよ」 平常と異なる浮ついた甘い声が下半身に重く響いた。可愛い、愛おしい、怖がらせたくはないが困らせたい、この指先で泣かせてみたい。次々と巡る思考に脳内が焼き切れそうになる。両手両足で数えきれないほど身体を重ねているというのに、だ。自分に加虐趣味はないはずだった。苦しい思いをさせたいと思ったことはない。しかし、この男を目の前にすると自分の中の見てはいけない感情を暴かれているような気持ちになる。 1177 こたつDOODLE⚠️カの夢、真夜中の話⚠️カの夢「神様、呪っておきますね」原作軸? 夜もとうに更けたころ、ふと目が覚めた。穏やかな寝息を途切れさせないように気をつけそっとベッドを降りる。いつのまに眠ってしまったのだろう。身につけた覚えのないパジャマにきちんと留められたボタン。数時間前の出来事がたちまち頬を熱くさせ、意味もなくパタパタと頬を仰いだ。何を思い出しているのだろう、恥ずかしすぎる。私を見下ろしていた真っ直ぐな青い瞳も今は閉じてしまっているというのに。 気分を変えたくて窓際のカーテンをそっと引く。細く窓を開けるとすっかり冷たくなった風が舞い込み、熱した頬が心地良い。空には星がパラパラと散らばり瞬いている。明日はきっと晴れなんだろう。 「何してるんですか」 1567 こたつDOODLE⚠️ラの夢ラの夢⚠️『愛ってたぶんこんなかたち』現パロ、同棲。 珍しく早く帰って来れたライオス。うきうきで料理を作って上手くいくんだけど、タイミングが合わず今日は遅くなるねって連絡が来る。一人で食べた方がいいなと思うもののやっぱりあと少しだけ待とう、あと少しだけ……と思って結局恋人が帰ってきたのはそれから二時間後。 鍵の開く音で心が浮き足立って、机の上の冷めた料理が視界に入って、俺は本当にこの人のことが好きなんだなと気づくライオス。 「待っててくれたの!? ごめんね」 って焦るのにも関わらず、無意識に心を許している人だけに見せる溶けそうな笑みで「おかえり」って言ってほしい。慣れない手つきで料理を温め直す姿とか、自分がいなかった時間のこととかを考えて思わず大きな背中に飛びついたら、少しも揺らがず「そんなに腹が減ったのか?」と肝心な所気づいてないといい。ライオスが自分も同じぐらい愛されてると知るのはもう少し先の話。 402 こたつDOODLE⚠️チの夢⚠️チの夢5(酒場の店員)パーティー内恋愛禁止だからチルチャックさんがよく行く酒場の店員になりたい。 なじみでそこそこ気心知れたライオスパーティーの一部が打ち上げでやってきた。「いらっしゃいませ」って声をかけると「おう」とか言って手を上げてくれるチルチャック。実は一回目で顔を覚えてくれたらしく、たまに街中で会っても声かけてくれる。 テーブルに案内してオーダーを取ったらまたすぐ調理場に戻るんだけど、なんか少し寂しい気がしてしまう。 チルチャックさんは今回の戦利品の市場価格だとか何とか難しいことも言ったりしてるけどライオスはにこにこしながら酒飲んだりしてるし、マルシルはデザートメニュー見てるし、ファリンはもくもくとピザとか食べてて誰も話を聞いていない。 1290 こたつDOODLEチラ、死ネタ⚠️⚠️⚠️銀色の片道切符はふたり分 棺の中で眠る彼を見て、初めて湧いた感覚は既視感だった。仲間として迷宮へ潜っていた際、何度も見た死の姿。 しかしよく観察していると、乾きはじめている頬や唇、昔は無かったであろう目元の笑い皺が視界に次々と映り込んで、ああ彼は本当にいなくなってしまったんだとそう思う。太く短くでもいいと自身の生き方を語っていた彼を思い出す。しかしながら近年は「もうちっと足掻いてみるか」と優しく笑っていたことも。それが他ならぬ自分のための言葉だと人の心に鈍い自身でも気づいていた。 老後はゆっくりしたいと零しながらも結局晩年まで同族のためにせわしなく動いていた。そういう人間だった。 「ライオスさん、私たちは一旦これで」 言葉少ないながらも気を遣ってくれたのだろう、メイジャックの申し出はありがたかった。まだもう少し彼とここにいたいと思っていたから。 1830 こたつDOODLE⚠️チの夢418↑(y/n) 739