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    hiyoshi_TB

    うたプリの腐小説を書いています。
    カミュセシを中心に、色々なCPを書くので。
    キャプションをご覧になってから、閲覧してください。

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    hiyoshi_TB

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    アンケで同列二位のカミュレン・リクエスト。
    【「ずっと子供でいたかった」で始まり、「浅はかな考えでした」で終わる物語を書いてほしいです。できれば7ツイート(980字)以上でお願いします。】
    文字数少ないですが、二位なので大目にみてくださいw

    ずっと子供でいたかったなどと、レンは思ったことがない。
     子供の頃はちやほやされても、自分の家や外見を見ている者ばかりだった。
     どうしようもなく、常に愛に飢えていた。
     最後まで自分を見てくれなかった父親を、恨むことはなかったが。
     叶わなかった空虚は、今でも心のすみに残っていた。
     家族で楽しむ行事が近づくと、自分がいかに一般的な家庭で育たなかったかを実感する。
     それでも、今は一緒に過ごしてくれる仲間がいる。
     大人ぶって尖っていた頃から、変わらず近くに居た。
     たくさん知らなかったことを教えてくれ、一緒に笑いあう仲間で友達。
     笑おうと思わなくても、レンは笑顔をみえせるようになっていた。
     そして…
     「そろそろ起きろ」
    優しく起こしてくれる、美しく気高い恋人。 
     あたたかいベッドで、レンがゆっくり目をあけた。
     隣でカミュが、ふとんから上半身を起こしてレンの髪をなでている。
     レンはちらと視線を時計にやると、再び目を閉じた。
     「まだ大丈夫だよ」
     言いながらすり寄ると、カミュがふっと笑って鼻先にキスをする。
     あまりに幸せで、レンの閉じた瞳が熱くなる。
     『ハッピーでも、涙って出るんだ』
     涙を隠すように、枕に顔をうずめた。
     「誰かに心から愛されたい」
     幼いころに浅はかな考えでした願いは、間違いなく成就している。
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    hiyoshi_TB

    DOODLEアンケで同列二位のカミュレン・リクエスト。
    【「ずっと子供でいたかった」で始まり、「浅はかな考えでした」で終わる物語を書いてほしいです。できれば7ツイート(980字)以上でお願いします。】
    文字数少ないですが、二位なので大目にみてくださいw
    ずっと子供でいたかったなどと、レンは思ったことがない。
     子供の頃はちやほやされても、自分の家や外見を見ている者ばかりだった。
     どうしようもなく、常に愛に飢えていた。
     最後まで自分を見てくれなかった父親を、恨むことはなかったが。
     叶わなかった空虚は、今でも心のすみに残っていた。
     家族で楽しむ行事が近づくと、自分がいかに一般的な家庭で育たなかったかを実感する。
     それでも、今は一緒に過ごしてくれる仲間がいる。
     大人ぶって尖っていた頃から、変わらず近くに居た。
     たくさん知らなかったことを教えてくれ、一緒に笑いあう仲間で友達。
     笑おうと思わなくても、レンは笑顔をみえせるようになっていた。
     そして…
     「そろそろ起きろ」
    優しく起こしてくれる、美しく気高い恋人。 
     あたたかいベッドで、レンがゆっくり目をあけた。
     隣でカミュが、ふとんから上半身を起こしてレンの髪をなでている。
     レンはちらと視線を時計にやると、再び目を閉じた。
     「まだ大丈夫だよ」
     言いながらすり寄ると、カミュがふっと笑って鼻先にキスをする。
     あまりに幸せで、レンの閉じた瞳が熱くなる。
     『ハッピーでも、 574

    hiyoshi_TB

    DOODLEアンケで一位だった『カミュセシ』です。

    【「私は晴れの日が嫌いだった」で始まり、「明日はきっと優しくなれる」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば13ツイート(1820字)以内でお願いします。】
    とのことでしたが、最初の書き出しだけセシルの口調に変えています。
    「ワタシ、晴れの日が嫌いでした」
     共に住んでいる部屋でソファに並び、くつろぎながらテレビを見ていた時にセシルが言った。
     ニュース画面には、今年成人を迎える若者たちの希望に満ちた様子が映し出されている。
     不思議に思いつつ、カミュがセシルを無言で見つめて続きを促した。
     「アグナパレスでは、ワタシの誕生日は三日前から祝いの行事が始まります。でも小さい頃は晴れの日だからと、知らない人たちが次々に会いに来るのが窮屈で…」
     いつも宮殿内で自由にすごしていた小さなセシルは、祝賀用の動きにくい服がキライだったし。
     外部の人間が入ってくる時期は、行動も制限された。
     王と王妃たる両親は、招待客からの挨拶に応じていて不在。
     いつもの倍以上の側使いに取り囲まれ、母の膝に甘えに行くことすらできなかった。
     当時を思い出したのか、セシルが横にあったクッションを抱えてむくれる。
     「贅沢な悩みだな」
     ため息と共にカミュが言うと
     「子供だったのです」
    言い訳をするセシルに、カミュが遠くを見つめて口にした。
     「俺は子供のころから、騎士だったからな」
     その一言で、背景を察したセシルが息をのむ。
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