hiyoshi_TB うたプリの腐小説を書いています。カミュセシを中心に、色々なCPを書くので。キャプションをご覧になってから、閲覧してください。 ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 7
hiyoshi_TB☆quiet followDOODLE<光を掴む手 星を抱く腕>カミュセシ プロポーズ?記念※ポエム風注意 show all(122 chars) Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow hiyoshi_TBDOODLEアンケで同列二位のレンカミュ・リクエスト。【「それはまるで呪いのよう」で始まり、「寄り道にも意味はある」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば5ツイート(700字)以内でお願いします。】それは、まるで呪いのような恋だった。 仕事のあと、彼は誰となにを話しているだろうか。 オレ以外にも、プライベートな笑顔を見せているだろうかと。 一時に気になってしまえば、見えるところにいない時のことを想像して胸を焦がす。 そんな恋愛を、レンはしたことがなかった。 器用に恋情を隠してはいたが、聡いカミュには無駄な努力で。 もの言いたげな視線をよこしながらも、お互いに心地よい距離を保った友人関係を続けていた。 ある日、カミュ宅を訪れてしばらく共に過ごしている時に。 「居心地よすぎて、帰りたくないなぁ」 本音をまじえた冗談で、笑顔を見せたレンを 「お前は、俺を求めているのか?」 唐突に問い詰めた。 逃げ道を作ろうと思いめぐらせても、上手く頭が働かず。 565 hiyoshi_TBDOODLEアンケで同列二位のカミュレン・リクエスト。【「ずっと子供でいたかった」で始まり、「浅はかな考えでした」で終わる物語を書いてほしいです。できれば7ツイート(980字)以上でお願いします。】文字数少ないですが、二位なので大目にみてくださいwずっと子供でいたかったなどと、レンは思ったことがない。 子供の頃はちやほやされても、自分の家や外見を見ている者ばかりだった。 どうしようもなく、常に愛に飢えていた。 最後まで自分を見てくれなかった父親を、恨むことはなかったが。 叶わなかった空虚は、今でも心のすみに残っていた。 家族で楽しむ行事が近づくと、自分がいかに一般的な家庭で育たなかったかを実感する。 それでも、今は一緒に過ごしてくれる仲間がいる。 大人ぶって尖っていた頃から、変わらず近くに居た。 たくさん知らなかったことを教えてくれ、一緒に笑いあう仲間で友達。 笑おうと思わなくても、レンは笑顔をみえせるようになっていた。 そして… 「そろそろ起きろ」優しく起こしてくれる、美しく気高い恋人。 あたたかいベッドで、レンがゆっくり目をあけた。 隣でカミュが、ふとんから上半身を起こしてレンの髪をなでている。 レンはちらと視線を時計にやると、再び目を閉じた。 「まだ大丈夫だよ」 言いながらすり寄ると、カミュがふっと笑って鼻先にキスをする。 あまりに幸せで、レンの閉じた瞳が熱くなる。 『ハッピーでも、 574 hiyoshi_TBDOODLEアンケで一位だった『カミュセシ』です。【「私は晴れの日が嫌いだった」で始まり、「明日はきっと優しくなれる」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば13ツイート(1820字)以内でお願いします。】とのことでしたが、最初の書き出しだけセシルの口調に変えています。「ワタシ、晴れの日が嫌いでした」 共に住んでいる部屋でソファに並び、くつろぎながらテレビを見ていた時にセシルが言った。 ニュース画面には、今年成人を迎える若者たちの希望に満ちた様子が映し出されている。 不思議に思いつつ、カミュがセシルを無言で見つめて続きを促した。 「アグナパレスでは、ワタシの誕生日は三日前から祝いの行事が始まります。でも小さい頃は晴れの日だからと、知らない人たちが次々に会いに来るのが窮屈で…」 いつも宮殿内で自由にすごしていた小さなセシルは、祝賀用の動きにくい服がキライだったし。 外部の人間が入ってくる時期は、行動も制限された。 王と王妃たる両親は、招待客からの挨拶に応じていて不在。 いつもの倍以上の側使いに取り囲まれ、母の膝に甘えに行くことすらできなかった。 当時を思い出したのか、セシルが横にあったクッションを抱えてむくれる。 「贅沢な悩みだな」 ため息と共にカミュが言うと 「子供だったのです」言い訳をするセシルに、カミュが遠くを見つめて口にした。 「俺は子供のころから、騎士だったからな」 その一言で、背景を察したセシルが息をのむ。 825 hiyoshi_TBDOODLE蛇神の捏造過去、続編です。 誕生日祝い、というには寂しい内容ですが…。 このあと、猫又と出会う予定です。※先にコチラ(https://poipiku.com/96817/3552354.html)をお読みいただくと、わかりやすいと思います。******<ありし日の・弐>都にある晴明の邸宅は、庭が山野のごとき様相で。 人の訪問も少なく、華やかさや賑やかさとは遠い場所だった。 ただ式神など、人ならぬものの気配は多く。 霊気もほどよく漂っており、来て数日で俺は人の形をとれるようになった。 俺は晴明が作った式神ではないので、なにをするのも自由。 ここに飽きたら、出ていくのも勝手だと最初に言われた。 しかし特に出る理由もないので、気が付けば半年ほど滞在している。 たまにくる訪問客は、ほとんど博雅なので居心地は良い。 今日も夕暮れに、博雅が酒をさげて晴明の元を訪れた。 「佳巳由(かみゆ)、元気そうだな」 門の内で迎えに出ると、博雅が嬉しそうに俺の名を呼ぶ。 蛇神のまま名はいらぬと言ったのに、それでは不便だからと博雅が勝手につけた。 2173 hiyoshi_TBDOODLEシャニライあやかしシリーズ、蛇神のねつ造過去話。猫に出会うまで、を書けたらいいな。<ありし日の・壱>最初はただの白蛇だった、遠い昔のことだが覚えている。 たまたま森近くの村で発見されたことで、人間が勝手に神の使いと崇めて社を作った。 そこを根城にして、供え物で食いつなぐうちに。 五十年もすると、村の周りに雨を呼ぶくらいの能力が備わっていた。 干ばつがないため村は安泰だった、覚えている限りで二百年ほどは。 旅人が運んできた流行り病で、次々に村人が死んでいった。 社に願っても、俺にそこまでの力はなく。 村にネズミ一匹、残らなかった。 祈る者がいなくなると通力も弱まるらしく、俺はゆるゆると弱っていく。 もういい、蛇にしては長く生きた。 そう思って死を待っていたある日、村に白い衣を着た人間が現れる。 気配が人とは違う、不思議な男だった。 1081 hiyoshi_TBDOODLE<光を掴む手 星を抱く腕>カミュセシ プロポーズ?記念※ポエム風注意 122