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    447_yoshi

    @447_yoshi

    どうでもいいハイノイさんの小話を(ノ・ω・)ノ⌒°ポイッ
    する予定です。そのうち多分

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    447_yoshi

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    本日のハイノイさん!
    絵文字が文字化けするんでここに投下します。
    今日は絵文字の日らしいですよ(๑˙³˙)♥

    絵文字の日『🍚+🍅+🥚+🍳』
     アルバートから謎のメッセージか送られてきた。
    「なんだこれ?」
     またメッセージが来る。
    『🐻‍❄️🍧』
     ん~? 熊とかき氷? 謎かけか? アイツ暇なのかな。確かに在宅勤務だし何してようと勝手だけどさ。
    『😩。oO(🍙🍕🍟🍣🍭🍮)』
     ダメだ。今度こそ訳わからん。
    「な~チャンドラ。これなんだと思う?」
     そうそうに考える事をやめ、隣にいるチャンドラに画面を見せる。
    「何だよ? …絵文字? 暗号文か?」
     それにしてはポップだが。
    「あれじゃない? 今日は何の日シリーズ」
     あぁなるほど。調べてみれば確かに今日は絵文字の日らしい。
    「けど、その絵文字の意味がわからん」
    『🏘←🚗³₃🙏💕』
     また届く。だから何だよ!
    「今のはわかったぞ」
    「何?」
    「多分だけど『早く帰ってきて欲しい』じゃない?」
     あ~、う~ん。そう言われれば、そうか?
    「その前は?」
    「ええ? 考えろよ自分で」
     食い物がいっぱいで、悲しそうな顔だから…
    「腹減ったとか?」
     それっポイなとチャンドラも頷く。
     その前は熊とかき氷だから。ふと先日出先で食べたかき氷がよぎる。かき氷にフルーツとかが乗ってたヤツ。アルバートがたいそう気に入ってたな。
    「白熊かき氷か!」
     今日のデザートという事か? ならその前は晩飯か。
    「米とトマトと玉子を焼く…?」
     脳内のキッチンに材料を並べてみる。
     ………
    「わかった! オムライスだ!」
    「お宅の晩飯?」
    「多分な。今日はオムライスでデザートにかき氷用意してて、腹が減ったから早く帰ってきて欲しい、てとこか?」
    「相変わらずラブラブな事で」
     呆れ顔のチャンドラが、シッシッと手を振る。
    「もう定時なんだからさっさと帰れよ」
    「わーってるよ。じゃあな。お疲れ様」
     お疲れ様でーす。とそこかしこで挨拶を返されるのに手を上げ返した。
     
    「ただいまー」
     予想は正解のようで、いい匂いがする。
    「おかえりなさい。アーノルド」
     エプロン姿で出迎えてくれたアルバートに一応文句を言ってやる。
    「何だよあの絵文字。めっちゃ考えたわ」
    「解りにくかったですか?」
     正直にチャンドラに助けて貰ったことを白状すれば楽しそうに笑い声をあげる。
    「絵文字の日だと見てしまったので、つい。けど僕も考えるのに苦労しましたよ」
     確かにな。そりゃそうか。
    「脳トレに丁度いいので、軍の方にも進言してみますね」
    「やめてくれ」
     仕事でもあんなの出たら俺はお手上げだ。
     
     後日、本当に休憩室に脳トレと称しプリントが置かれていた。
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    🍴🐂🍅🍆🍠🍝💞🍧👍🍳🍛💖
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    sheera_sot

    DOODLE頭が煮えるほどあつい火曜日、閉店間際のスーパーで永遠の向こうにあるものに気がついたことの話をしてください。
    #shindanmaker #さみしいなにかをかく
    https://shindanmaker.com/595943
    こちらで書いたものです。バンユキだけど万理しか出てこない。
    バニラアイスが溶けるまで 見切り品の野菜の棚から少しくたびれた小松菜を手に取る。煮浸しでなら食べられそうだし、野菜しか食べない線の細いあいつには丁度いいおかずになる。自分用に半額シールの貼られた唐揚げもカゴに入れてレジに並ぶ前、冷凍ケースのアイスクリームがいやにおいしそうに見えた。
     スーパーを出れば日も暮れているというのに茹だるような暑さが待っている。部屋まで歩いて十分、少し溶けてしまうかもしれないけれど買って帰ればきっと千も喜ぶし。バニラアイスを一つだけカゴに増やして、列に並ぶ。
     俺の一つ前にはワイシャツの男がいて、エネルギーバーと栄養ドリンクだけを持っていた。カバンも持っていないから、多分中抜けして食べ物だけ調達しにきたという感じだ。お仕事お疲れ様です、なんて思いながらちらりと様子を伺う。限界まで緩められたネクタイに少しくたびれを感じるけれど、その目はなんだか生き生きしていた。こうやって打ち込める仕事をその人はしているのだろう。なんだか、羨ましい。
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