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    DOODLEキョンシーコス一星を見て思いついたものその2。その1とは繋がりがありそうな無さそうな。アレオリ時空的にあの世界でイナズマジャパンのグッズ販売してそうという思いつきその2。画像をズームして見ただけなので実際のものと書いたの違ってるだろうなぁ……
    コスプレキョンシー、ほんものキョンシー 街明かりへと向かう仮装行列が夜の公園を通りがかっても、今夜に限っては誰ひとりとしてそれに奇異の目を向けることはない。洋風に偏ったモンスターの装いに、日本の侘び寂びを体現した秋の虫の声はどうにも似つかわしくないようではあるが。
    「その格好、寒くない?」
     王帝月ノ宮サッカー部による仮装行列を先導していた野坂から不意にそんな言葉が出る。
    「……ちょっと肌寒いです」
     答えたのは、そのすぐ後ろをついて行っていた一星である。古い時代の中国の官僚が被っていそうな帽子には、呪言に見せかけて自分の名を書いた札があり。詰まった首元、手を隠して垂れ下がる袖。それだけを見れば暖かそうなものだが、下半身へと視線を下っていけば膨らんだシルエットのズボンの裾は膝よりも上にある。靴も地面を踏む足をすっぽり隠すだけであり、脚の半分以上が秋の夜風に晒されている状態だ。
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    DOODLEキョンシーコス一星を見て思いついたものその1。アレオリ時空的にスポンサー契約やらなんやらで広告塔的な役割ある=グッズとか販売してそうという安易な思いつきその1
    ハロウィンフェスとキョンシー ハロウィンフェスとは名ばかりに、制服として支給されたと思しいパーティーグッズをつけた店員と僕たちを除けば、ショッピングモールの中で仮装している人というのはほとんどいない。

    「まあ、そうですよね……まだ昼に近い夕方だし、それにハロウィンは何日も先なんですから」

     一星くんは指先まで覆い尽くす袖をだらんと垂らす。膝上丈のズボンから露出した脚を少しでも隠そうとしているかのようにも見える。秋に向けて肌を隠す服装へと移ろいゆく季節的に、待ちきれずに浮かれきっているようにしか思えない服装に、目を引くのも仕方ないことだろう。
     それもそのはず、少し気が早いと一笑するには、ハロウィンに合わせて売り出されるグッズの撮影用衣装は手が込みすぎていた。僕は吸血鬼、一星くんはキョンシー。良くできていたものだから撮影が終われば用済みというのはもったいない気がして、撮影終わりそのままの格好で外に出てきたが、衣装を貰ってハロウィン当日に着るべきだったかと少しばかり悔やまれる。
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    DOODLEむしゃくしゃしてるときに猫とハムスターの動画見て癒やされむしゃくしゃしているうちにメモ帳に現れたなにか。なんですかこれは
    朝起きたらハムスターになっていた!しかも兄ちゃんは猫に!なみつひか。最後唐突の肉体関係ありそうなぐだぐだオマケつき。

    なにこれ(呆れ)
    ねこ猫ハムはむ 何か、温かいものに包み込まれている。
     七時までには起きられるよう整えた体内時計きっかり、徐々に覚醒していく意識がそのことに気が付いた。
     毛足の長い上等な毛布のようであり、それそのものが熱を発しているかのように温かい。そして呼吸のような空気の揺らぎ。のしかかられているような、というより確実に何かがのしかかっている重み。
     心地よい温もりが光の意識を甘い暗がりに連れ戻そうとする。抗うことは困難であると思われたが、「こんなふわふわの毛布、ここにあったっけ?」という疑問が光を現実に引き戻した。
     富士山麓、フットボールフロンティアインターナショナル日本代表選手団の宿舎。基本は布団一枚でも過ごせる気温であるものの早朝は冷え込むため用意されてはいるが、アレルギー等を考慮してか綿素材のブランケットなのだ。毛足の長い毛布があるとすれば監督の部屋だが、あくまでも噂である。(高級布団メーカーのアクリル毛布を監督の部屋に運び込む子分の姿が目撃されており、しばらくして出てきた彼が寒そうに二の腕をさすっていたことから、冷房をガンガンに効かせた部屋で高級毛布に包まって寝ているのではないかとかなり真実に近そうな噂が囁かれている) 
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    MOURNING急な夕立で雨宿りするみつひか見たくて。
    濡れシャツ兄ちゃんにドキッとしちゃう光が見たくて。
    落ちてたボールでリフティング対決するのが見たくて。
    猫に嫉妬する兄ちゃんが見たくて。
    1000文字にまとめられるはずなのに、どこ削ればいいか分からないのが大問題、というわけでびみょーに文字数オーバーして壁になり損なったものです。橋脚の壁面も私基準で壁です
    雨の桁下 ──貴方は壁である。橋脚の壁面である。

     ぽつん、ぽつん。水滴が落ちてくる程度だったのも束の間、大粒の雨に変わる。橋の下に駆け込んだ兄弟は息を整え、ざあざあ降りになった雨を恨めしそうに仰いだ。二人が学校を出た時点では蒸し暑さはあれど快晴だったのだ。しかし帰宅途中で突然空が暗くなり遠雷まで聴こえ、一番近くにあった雨をしのげそうな場所に退避したのである。
    「雨が降るなんて一言も言ってなかったのに」
     衰えることを知らない雨粒を見ていると気が滅入ってしまう。光は「これじゃ帰れそうにないな」と独り言ちる兄の背中に呼びかけた。
    「あぁ、そうだな。帰ったら鞄に折り畳み傘入れておこうぜ」
     振り向いた充のシャツはじっとりと濡れており肌に張り付いている。透けた肌色、浮き上がる逞しい体の線。意識してしまうと直視できなくなり、光はさりげなく視線を外した。
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    DOODLEテキストお試し(今更ァ)、文字数オーバーで壁になり損ねたもの。小学生のみつひかちゃん。ユニクロのパジャマ着て寝た時、なんか毛布の感触を身近に感じられるー(?)と思ったと同時に妄想したやつ。どうしてもキスさせたい芸人 椅子の高さが異なる二つの勉強机。それぞれの机に置かれた同色のランドセルの時間割は既に合わせてある。
    「電気消すぞ」
    「うん、お願い」
     入ったばかりのベッドは冷たく、光は縮こまって答えた。電気を消した充もすぐにベッドに潜り込んだ。
     並べた枕に頭を乗せて仰向けに寝転がり、静かに布団が温まるのを待つ。しかし、一星兄弟を包み込む布団はなかなか温まってくれない。
    「ねえ、兄ちゃん」
     光は腕をさすりながら、隣に居る充の方に体を向ける。布団の中で姿勢を変えた意図が、話さずとも分かったらしい。充も光と向き合うかたちに姿勢を変え、何も言わずに光を抱きしめた。
     寒い時抱き合うのはいつものことだ。しかし、いつにも増して温もりを求めていたせいか。しっとりとした肌触りの寝間着、その下の肌を強く意識した瞬間、光は心臓が跳ねた。
    「ん? どうしたんだ、光」
     不思議そうな、少し心配の響きを含んだ充の言葉で、早くなった鼓動が伝わっていたことを知り、今度は耳がじわじわと熱くなる。
     このまま誤魔化していては、頬や額を触られて熱があるのではと心配されるのも時間の問題であろう。
    「えっと、ね? パジャマで抱き合う 1621