【🍎🎸】私のあっぷるちゃん♡ーーー外はまだ薄暗い、地獄の赤い空。
金のゴテゴテした装飾品がついた天蓋を覆う重厚なガーネット色のカーテンの中。
バカでかいキングサイズのベッドの中心ですやすやと天使のような可愛らしい顔で寝息を立てて未だ就寝中の小さな悪魔を静かに見下ろす。
そういえば、腐っても元熾天使。
眩く輝くミルクブロンドの柔らかな髪。美しくカールを描く長い睫毛。毛穴一つ見えないきめ細やかな真っ白な素肌。ふくふくと柔らかそうな頬とふっくらした小さな唇は血色がいいのかやたら赤く見える。
今は綴じられているこいつの、ーールシファーの血のように赤い、真紅の瞳と爬虫類を彷彿させる鋭い瞳孔を除けば、かの地獄の王は私が知る限りこの世で一番美しく、愛おしい存在だ。
美しい、私の天使様(アーメン)。
可愛い、私だけの林檎(原罪)。
知恵を授けられ、妻達も寝盗られ、エデンを追放後、原罪を背負わされた。
憎らしい、最も嫌悪しなければならない存在だったはずなのに、何故私はこの男を愛してしまったのだろうーーーー。
「…ん……」
ルシファーが小さく身動ぐ。
やっと起きたか?と思ったが、またすぐに寝息が立てられた。
もともと不眠症だったと聞いていたが、嘘だろ?少なくとも私と同衾中は、こんなにも安らかに寝ている。昨日だって、何度も求められ、拒否権なく好き勝手揺さぶられて赤玉が出ても許されず潮を吹いて失禁する頃にやっと満足したのか息も絶え絶えな私と色々な体液まみれのシーツを魔法(指パッチン)で清めた後、抱き枕のようにギュッとしがみついてものの数秒後にはスヤスヤと寝息が聞こえていた。
……無防備すぎだろ。いくら最強な地獄の王だとはいえ寝首をかかれたら終わりじゃないか?
「…っは、ぁ♡」
ーーきゅん♡
昨日の情事を思い出したせいか、私の胎(はら)と尻孔がきゅうぅ♡と疼きだす。
まったく、我ながらよく躾られたものだ。
できるだけ早くルシファーの熱くて濃い大量のザーメンを胎の奥深くにもらわない、と♡
あたま、が♡♡おかし♡♡く♡♡なるッ♡♡♡
「ん…♡ふ、♡るし、ふ♡ぁ♡♡」
ちゅ♡
ルシファーの小さな唇にわざと可愛らしいリップ音を立ててお子様なキスをする。
知っているぞ。
おまえ、起きているだろ?♡
「…続きは、起きてからな♡アップルちゃん♡♡♡」
なぁ、はやくおきて、たくさんキスして♡♡
あいしてるぜ、わたしのあっぷるちゃん♡♡
ーーー後ろから、バタバタと焦ったような縺れたような慌ただしい足音が聞こえる。
いつもの指パッチンで転移する事すら忘れて必死に短い足でアダムを追いかけてくるルシファーの様子が安易に想像出来て、ひとりほくそ笑みながらわざと歩みを緩めてゆっくり歩くアダムの大きな背中めがけてタックルよろしく飛び込んでくるルシファー。
ーーーそんな二人を『ま〜たなんかやってるよ』と微笑ましく()見守る🏨メンバー♡♡なんて甘くて優しい世界♡♡
🍎🎸🍎🎸🍎🎸🍎🎸🍎🎸🍎🎸🍎🎸🍎🎸🍎🎸
紆余曲折ありつつ、ちゃんと恋人同士(結婚済?)の🍎🎸な世界線♡♡
月1で🍎と喧嘩して「実家に帰らせていただきます💢」よろしく🏨に駆け込み寺する🎸♡♡
🎸「お嬢ちゃーーん!!ヤバい!今度こそあいつに嫌われた!!どうしよう!!?」
ガバッ!!あの巨体で捨て身タックル
🌈「えっ、またぁ?!あ、あぁ〜…よしよし、泣かないでアダム。パパがあなたを嫌いになるわけないわ」
あらあら、と苦笑しつつ無傷で受け止める地獄の王女
🎸「ぐす…っ、だけど、あいつ、私の事めんどくさそうな顔してわがまま言うなって…!!」
ブワッと涙を零しながら訴える🎸
🌈「わがまま??…えーと、ちなみに、今回は何が原因で喧嘩したのかしら?」
よしよし、と頭を撫でながら今回の痴話喧嘩を聞いてあげるお姉ちゃん🌈
🎸「聞いてくれよ!!あいつ!!あのノンデリ野郎!!私になんて言ったと思う??!
【アダム、お前最近ちょっと太ったな。ほら、肉が摘めるぞ?今日からダイエットだ!】って!!おやつのパンケーキをいつも6段なのに、5段に減らしやがったんだ!!!酷いだろッ!!?」
よっぽどムカついているのか涙が引っ込む🎸
🌈「あらまー…」
5段でも多いわよ!?とツッコミそうになるも空気を読んで言わない🌈
たしかに、ひとまわりもちもちしている気もする…
🎸「それに!!いつもトッピングに私のお気に入りのりんごジャムとカスタードクリームを添えてくれるのに、ダイエット中だからって低脂肪なんたらかんたらっていう生クリーム??と、なんかあまり甘くないチョコクリームで我慢しろって言うんだ!!ありえないだろッ!!?私はりんごジャムとカスタードクリームで食べたいのにッ!!!」
子供の癇癪のようにぎゃんぎゃん吠える🎸を宥めながら、それはパパもわがままって言っちゃうわね…と🍎に少し同情しつつ、それにしても🎸の事甘やかしすぎない?と思う🌈
🎸「…っう、だから、つい…『お前なんか顔と声と料理とちんこだけ最高のくそノンデリ野郎!!!』って言って城から逃げてきた…どうしよう…」
思い出してまた涙目になる🎸
🌈「え、ぇ〜???」
それってめちゃくちゃ褒めてるわよね???罵倒じゃなくて称賛よね???
だんだん混乱してきた🌈
ーーーーーそんなほのぼの?した会話を🏨の談話室でしている🌈🎸をメンバー達が各自だらだらしながら生温い眼差しで見守ってるという日常♡♡
🎀は(いつまで🌈に抱きついてるの!?早く離れて!!)ってちょっとイライラ
🕷🐈⬛は🎸を肴にポップコーンむしゃむしゃ…
この後、🍎がひょっこり現れて
🍎「ごきげんよう!…あー、すまないが、こっちにうちの小僧がお邪魔していないかな?」
🌈「あ、パパ! ほら、良かったわね、アダム。パパがお迎えに来てくれたわ♡」
🍎「やっぱりここにいたか。アダム」
🎸「………っ♡♡(迎えにきてくれた♡嬉しい♡)」
🍎「おいで、帰るぞ」手を差し出す
🎸「…やだ、帰らない」ぷい
🍎「どうした?わがままを言うんじゃない、ほらーー」
🎸「ぃやだ!!私をわがまま扱いするノンデリ野郎とは一緒にいたくない…っ!!」
大好きな🍎が迎えに来てくれて一瞬ときめく🎸だったが、数時間前のパンケーキのやり取りを思い出して素直になれずつい反抗しちゃう🎸
🍎「……………」
🎸「っあ…?!」
バチッ!!と差し出された手を弾いてから、あっ…ヤバいやり過ぎた、と我に返り青褪める🎸
🌈「ぱ、パパ…?」
スゥ…っと辺りの空気が重くなり、禍々しいオーラを纏う🍎にたまらず声をかける🌈
🍎「………あぁ、チャーリー。お邪魔したね。私達はもう帰るよ」
にこ、っと微笑む🍎、だがその大きな瞳の奥では赤い憤怒の焔が揺らめいている。
🍎「アダム」
有無を言わさない威圧的オーラを纏ったまま再び🎸に手を差し出す
🎸「…ッは、ぃ…」
ふるふる震えながら大人しく🍎の手を取る🎸
パチン!
指ぱっちんでテレポートする🍎🎸
シーーーン、と静まり返る談話室。
🌈「アダム…大丈夫かしら…」
🎀「🌈!あんなやつ心配することないよ…!」
🕷🐈⬛(十中八九、お仕置きコースだな…)
📻『は〜〜、やぁっと静かになりましたねぇ〜』
ーーー🍎城寝室
キングサイズのふかふかベッドに全裸でボフン、と雑に転がされる🎸。
怯えて震えろくに抵抗できない🎸に跨り、冷たい眼差しで見下ろす🍎
🎸「…っ、る、しふぁ…」
🍎「アダム、食事のダイエットはやめだ」
🎸「…ぅ、え、、、??」
🍎「好きなだけ食べていい。おかわりも自由だ。パンケーキもりんごジャムもカスタードクリームもスペアリブも、お前が望むだけやろう」
🎸「ちょ、あの、、ルシ…??」
🍎「そのかわり」
🎸「???」
🍎「運動を頑張ってもらおう。こうやって、なッ!!!」
🎸「ッひゃうン♡♡!? は♡ぁあんッ♡」
びくんっ♡
情けなく縮こまっていた剥き出しのちんこを突然強く握られ、陰囊と一緒にクニクニと揉まれる。
痛みとそれ以上に感じる気持ちよさに反射的にビクビクと腰が跳ね、とろとろとカウパーで亀頭を濡らしながら甘い声を漏らす🎸
🍎「ははっ、見ろ!少ししごいただけでもうカウパーがこんなに溢れているぞ?さすがはチンコマスターだなぁ、このビッチが♡」
ぐちゅぐちゅと粘液を広げるようにちんこ全体をしごかれ、🍎の細く骨張った綺麗な手が自分の精液で白くどろどろに汚れていく視覚的興奮にちんこがいっそう膨張し、とぷっ♡とまたカウパーが溢れる。
🎸「ふ、ぅう…っ♡♡ひッ♡は、んん♡やらぁ♡るし、ふぁ♡あッ♡イクっ♡イクぅう♡♡」
ビッチじゃない、と否定するのも忘れて夢中で腰をカクカク振りながら絶頂しそうになる🎸
ーーーだが。
🍎「だめだ」
🎸「〜〜〜〜〜〜っ♡♡♡ぎ、ッゃう??!!」
ぎりりっ!!
千切れた!?と錯覚するほどの力でちんこを握られ、間抜けすぎる悲鳴をあげる🎸
🎸「???ひぐ、っ な、んれ…ぇ???」
涙と鼻水、色々な体液でぐしゃぐしゃな顔のまま🍎を見上げる🎸
🍎「…言っただろう?これは、ダイエットだ」
ーーーーーーーー運動の、な♡♡
にたり、と愛しい悪魔は嗤った。