3.解釈(?)慕情ちゃんにとっていちばんあたたかい場所が風信さんの隣
喧嘩はするけど帰る場所
愛想を尽かされたと自嘲的に慕情ちゃんが離れていきそうになるたびに「逃げるな」って何度だって迎えにくる風信さん
思わず笑ってしまうほどにどこまでもまっすぐで強かな風信さんに何度でも心を奪われて溺れていく
不器用といえば どちらもそれなりに違う方向性で不器用なんだけど 慕情ちゃんにとっての道標はいつだって風信さんだから 風信さんにとっての光が慕情ちゃんで お互いにとってそれぞれが北極星みたいな存在
わたしは解釈というものがとても苦手なのであれなんですが风情のはじまりが「憧憬」であったことは自信を持って言えてしまう……………
素直になれなくて遠回りばかりでうまくいかないことの多い慕情ちゃんにとって 嫌味のない朗らかでまっすぐな風信さんの振る舞いはきっと鮮烈に映った ここが世界の中心だったのかと錯覚するほどに煌めいていたから