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    tobun

    @misomisoshiruko

    ささくう、いちくう小説など。
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    tobun

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    ささくう。24×17。両片思い。仕事シクった簓とそれを迎えに行く空却のちょっとしたお話しです

    #4人のグータッチ
    #作品でグータッチ
    #ささくう
    operationalSpace
    #簓空

    ノクターナルアニマルズ『はいどーもぉ、今週もやってまいりましたよぉ! ラジオパーソナリティー癒し部門第一位を獲得した今をときめく美羽ぽんと、俺らぼーにんげんズでお送りするオールナイトジャポン! なんとね、今日のゲストは珍しい方が来てくれてはりますわ。早速呼んでみましょっ! 元どついたれ本舗の白膠木簓兄さんでーす!』
    『はいはいはい、ど~~~もぉ、今はピンでやらせてもろてますぅ、白膠木簓言いますぅ~。以後お見知りおきを~』
    『ようこそいらっしゃいましたぁ! 何を隠そう白膠木さんとは先輩後輩の仲ということで、先日ピン芸人として再出発をされたばかりの最初のお仕事として今回特別に来ていただきましたよ〜』
    『おっ。せやでせやでー! ちょぉっとばかし新しい世界っちゅーモン見たくてお休み貰ってまして。お陰様でこの通りピンピンしてはりますわ』
    『よっ、ピンピン芸人!』
    『なっはは~ってピン多すぎや、ピンらしく一発でピンッと留めたって!』
     時刻は午前三時。真夜中の静けさとは正反対の賑やかな声が聞こえてきて思わず顔を顰めた。こちとら寝起きでこれからクソ親父の代わりにあちこち掃除して回らねぇといけねぇってのに何だこのアホみてぇなトンチキ騒ぎは。起床と共になんとなくラジオをつけちまった数分前の拙僧をぶん殴ってやりてぇくらいだ。
    「……チッ」
     しかもよりによってコイツがゲスト回かよ。どんな偶然だっての。
    『兄さんほんまブランクありますぅ?』
    『あるで~! 白膠木にもブランクあるで~、んっふふ。まぁそんな言うてますけど。いや、ほんま長々休んでもうて事務所にはえらい迷惑かけたやんか。せやからこうやって後輩に胡麻すってんねん』
    『おん。まぁ、せやな……悪い気ぃせぇへんわ。ちょ、焼きそばパン買うてきて?』
     ドっと笑いが起きるが拙僧にゃただの愛想笑いにしか聞こえねぇ。これのどこが面白いんだ? 相変わらずつまんねぇ野郎だな、なんて思う割に消せないのが更に腹が立つ。思い切って消しちまえば良いのに数カ月ぶりに聞いた声はひどく心地が好かった。まぁテメェはテメェで元気そうで良かったじゃねぇか。そう飲み込んで煩悩を振り払いラジオを消そうとした瞬間────
    『それでは名物コーナーいきましょう! 美羽ぽんとぼーにんげんズのリアルな恋愛告白コーナー! パチパチパチ』
     なんていうクソみてぇなコーナーが始まって衝撃のあまり思わず手が止まる。
    「リアルな恋愛告白コーナー……」
     寝起きで鈍く動く頭と心臓がピクリと跳ねた。拙僧の興味ねぇ話題第三位に入るやつだ。
    「マジでうぜぇ」
     簓のリアルな恋愛告白。別にコイツの恋愛に興味があるわけじゃねぇ。……けど。けど、ブクロを経つその日まで共にしていた男が何を話すのかってのは純粋に興味があった。左馬刻や一郎とは違う、簓だからこそ拙僧の手が止まっちまったんだろう。あんな事がなけりゃどうって事のねぇ話題だったのかもしんねぇが。
     先程振り払った煩悩は結局拙僧に纏わりつき、ついでに言えば出た筈の布団にまた包まってる始末で。まぁちょっとくらい遅れた所で構わねぇだろ。死にやしねぇわ。
    『早速ですが……白膠木さんのリアルな恋愛告白ってリスナーの皆さんも気になってると思うんですよね?』
    『えー、そうなん? ハズイわぁ。でもまぁせやな。俺ってピュアクリーンやし』
    『歯磨き粉みたいな事言うてますけど、ここだけの話、兄さんら幾ら先輩から誘われても一切合コンとか来ぉへんのですわ。鉄壁のどつ本〜言われてましたね』
    『付き合いも大事なんは分かってんねん。せやけど遊ぶ暇あったらネタ作ってたかったっちゅーか……』
    『えっ? ではお休み中も新しい世界見ながらネタ作りされてたんですか!?』
    『いやいや美羽ぽん、そんなわけあらへん! 兄さんはお休み言うてますけど、そりゃあもう遊びまくりですわ。女の子とっかえひっかえやったんちゃう? 兄さん昔からモテますやん』
    『いやいや……なはは、ほんまこの手の話苦手やわぁ』
     そう言って結構マジにたじろぐ簓の顔が頭に浮かぶ。つってもどうせこれも演技だろ。のらりくらりと躱すのは十八番だもんな。まぁそういうコーナーつったってコイツが本当の事ぺちゃくちゃ喋るわきゃねぇか。つい魔が差して聞いちまったがやっぱ聞くに値しねぇ。そう思って再度ラジオを消そうとした瞬間────
    『いやね、まぁ実はそうなんですわ。恋愛もしててん。あ、全然とっかえひっかえちゃうし恋愛だけしてたわけやなくて。恋愛はほんまのやつ……なんやけど』
     その言葉に拙僧の意思は再び霧散した。
     ちょっとだけ自信なさ気なマジトーンの語尾があまりにもリアルで、スタジオが妙に盛り上がってるのが伝わってきた。拙僧と簓は短い付き合いではあったが、それでもコレはマジなやつだってのはピンときた。……これっぽっちもピンときたくはなかったが。
    『え~~~、兄さんやりますやん。どんな子ぉだったんです?』
     簓の口ぶりからはまさに拙僧らといたイケブクロ時代のことだろう。女遊びねぇ。そんな素振り見せなかったから拙僧らと行動を共にする前の話かもしれねぇ。気にはなるが面白くはない。それでも意識は自然とラジオに向き、聞き逃さんとばかりに簓の声を拾う。
    『あー、それがなぁ……。俺よりも随分年下で生意気な奴やったわ。せやけど変なとこ悟ってて、ギャップ? ってやつにやられてもうたんやろうなぁ……。腹立つ事もようさんあったけど可愛いねん。いつの間にか本気やったわ』
    『えっ。ガチやん』
    『言うたやん、ほんまのやつって!』
     へぇ、年下ねぇ。まぁ確かに左馬刻が仕切ってた店にゃ随分年下の姉ちゃんもわんさかいたが……。名前も思い出せねぇ姉ちゃんらの顔を次から次へと並べてみても簓が贔屓してたそれっぽい奴がいねぇ。拙僧が知らねえだけで案外この手の遊びは上手くやってたのかもしんねぇけど……。
    『それは何かキッカケがあったんですか?』
     姉ちゃんがそう聞けば待ってましたと言わんばかりに簓が言う。
    『もちろんあるで! その日は俺のミスでボコボコにされるわ一張羅もズタボロになるわでほんまツイてへん日で。ほんでヤケ酒や〜言うて酔っ払ったのを言い訳に真夜中の道路ジャックしたってん。その子待ってる間仰向けなって空見たったら、なんやこっちの夜景も綺麗やんってやけにスカッとしたわ』
    『あぶなッ! いやいや、スカッとしてる場合ちゃうねん! しかも恋愛関係あらへんやん!』
    『ちゃうて、恋愛やって。その数日後にこっち戻ってきてそれっきりやけど……あれはガチやったで~』
    『自然消滅ってことですか?』
    『いやいや! 美羽ぽん聞いとった? 兄さんらまだ何も始まってへんがな。ストーカーや、ストーカー』
    『うっさいわ、始まんねんこっから。それにソイツ言うてましたわ──……あ、そういえば昔お前らに』
     そう言って簓はシレッと話題を変えた。踏み込んで欲しくない肝心な箇所を誤魔化す上手さは健在か。簓のこの違和感に気が付く奴は恐らく拙僧以外にゃいねぇだろう。まぁそれ以前に簓の言う「キッカケ」とやらに心当たりがありすぎる。壁が分厚い男がラジオ番組で話すくらいだ。それなりに「リアル」なんだろう。
    「……相変わらず遠吠えばっかしやがって」
     今度こそラジオを消し、夜明けにゃまだ早い暗闇目掛けて小さく吐き捨てた。



    ──ノクターナルアニマルズ──



     信号の点滅を無視して真夜中の道路を堂々突っ切ってやった。誰もいねぇし別に良いだろ。今は拙僧がルールだ。
    「くそっ、左馬刻の野郎まんまと騙しやがって」
     気分良く真夜中の道路を独り占め出来るのは良いが、代わりにクソ面倒な後処理を任せられた。ンでそんな面倒を拙僧がやらなきゃなんねぇんだ。だったら左馬刻の驕りなんざ乗るんじゃなかった。いつだったか一郎が言ってた言葉が過ぎる。
     タダより高いもんはねぇ。
     ついでに拙僧も言ってた気がするが生憎覚えてねぇな。仕方ねぇだろ、あん時ゃバトル終わりですげぇ腹が減ってたんだから。
     ……で、その代償はそこそこデカく、拙僧の貴重な睡眠時間が削れ、ガキにも関わらず深夜のブクロを徘徊してるわけだが。拙僧はまだ未成年だっつーの。これで補導なんつーモンに巻き込まれたら手当たり次第ブン殴ってやる。
    「さぁーーーーときーーーーぃ」
    「………………」
     犬の遠吠え宜しく進行方向から酔っ払いの遠吠えが聞こえてきた。幻聴であればどれだけ良かったか。思わず歩みが止まりこのまま帰ろうと思ったが、昼間たらふく食った唐揚げが美味かったから行くだけ行ってやる拙僧の優しさに感謝して欲しいくらいだ。
    「さぁと……なんや、くーこーやんかぁ〜なっはは、来てくれたん?」
    「拙僧は来たくなかった」
    「えぇー。でも来てくれたやん」
    「今日アイツに飯奢って貰っちまったんだよ。これで貸し借りなしだ。んでテメェにはでっけぇ貸しな!」
    「……おん、ええよ」
     道路のど真ん中で仰向けになる青色の馬鹿を引き摺り取り敢えず道の端に寄せた。どんくらい此処でこうしてたかは分からねぇが、よく通報されなかったな。
    「で? 何してんだ、こんなとこで」
    「何って、待っててん」
    「テメェ、さては酔ってねぇな」
    「………………、吐きそう」
    「はぁ!?」
    「嘘」
    「死ねよマジで」
     ただでさえ睡眠時間奪われてイラついてるってのに拙僧をおちょくるとは良い度胸じゃねぇか。そう思うや否や簓目掛けて右手を振りおろす直前、ハタと気がついた。
     震えてる……。
     いや待て。それだけじゃねぇ。ちょっとでも汚れたり皺になるとうるせぇスーツもボロボロで、よく見ると顔も手の甲も傷がある。そういや左馬刻が簓がシクってとかなんとか言ってた気がすんな。んで、今日は確かデケェ山掴むから気張れって……。
    「シクッたのか?」
     拙僧の言葉に簓の目が薄らと開く。案の定酔ってなさそうだ。酔っ払いのフリなんざ質が悪ぃな。
    「相変わらず直球ストレートやなぁ、君」
    「回りくどいのは好きじゃねぇ」
    「ははっ。ええな、そういうんも」
     そう言って胸ポケットからタバコを取り出すと慣れた手付きで火をつけた。口の端も切れてるのか不自由そうに加え、すぐに煙を吐き出した。
    「ちょっとした隙突かれてもうたわ」
     今じゃすっかり嗅ぎ慣れたコイツの煙草の臭いをおいかける。左馬刻の真似して吸ったって言う割に臭いは全く別物で、曰く銘柄も全く違うらしい。まっ、拙僧にゃよく分かんねぇが。
    「バレてたんやろな〜。ほんの数秒目ぇ離した瞬間パーンて。ハハッ、見事な自害やったわ」
    「………………」
    「死なせたらあかんって何遍も言われとったんに、やってもうたわ。これで俺らが……左馬刻がずっと追ってた件はまんまと闇ん中っちゅーわけや」
     なるほど。それでこんなヘコタレてんのか。テメェの事じゃなくて相棒さんの苦労が水の泡だから、ってか。こんな時にまでお人好しかよ。
    「だったらテメェを迎えに行けなんざ連絡してこねぇだろ」
    「ははっ、せやろか」
    「まぁ拙僧にゃ分かんねぇけど」
    「俺が一人ぼっちじゃ心細いとでも思われたんかな」
    「図星だろ? まぁ群れるのも窮屈だからな……よしっ。立て、簓ァ!」
    「はへ!? あ、ちょお待ち! いきなりなんなん!?」
     左手を叩き落っこちた煙草を踏みつけるとそのまま腕を掴んで思い切り立ち上がった。当然引っ張られるようにして簓の身体も持ち上がる。
    「ヒャッハ! もう流石におっかねぇお化けも夢ん中だろ! 絶好の機会だ、好き勝手やっちまえ!」
    「お化けッ!? お化けってお前、まさか……左馬刻の事言ってるん!?」
    「さぁーな! ほら、走れ走れッ!」
    「だああああっ、もー、簓さん限界や言うてるやんッ!」
     後ろでごちゃごちゃ言ってる簓の腕をこれでもかってくらい握り締める。痛いとか疲れたとかもう駄目だとか、次から次へと引っ切りなしに出てくる弱音にひと笑いし、人通りのねぇ道を爆走する。そんだけ文句垂れる元気があんなら大丈夫だわ。
    「ちょぉ、ほんま……まっ、どこ行くつもりや、ゲホッ」
    「知らねぇ! 着いた先が目的地ってな!」
    「なんやそれっ!」
     マジで何も決めてねぇ。けどよ、偶にはこういうのも良いだろ。そう言って暫く走り、目の前に現れた歩道橋の階段を勢い良く駆け上った。
    「ヒャハハ、着いたぜ!」
    「はぁ、は……も死ぬ……」
    「見ろよ簓ァッ! い〜景色じゃねぇか!」
    「いや真っ暗! 何も見えへん!」
    「ばーか。こういうのは気分だ気分」
     確かに真っ暗で何も見えねぇけど。まぁでも。
    「あんな場所でちっぽけな世界見てるよりよっぽど良いだろうが。高い所からでっけぇ世界見てみろよ。心が世界ってなぁ!」
    「は、はは……なんやそれ……無茶苦茶やん」
     そう言って簓は手摺から軽く身を乗り出した。身体を動かしたからかさっきよりはマシな面してやがる。その証拠に大きく息を吸い、
    「ぬぁぁに勝手に死んどるんじゃこのクソボケがぁ! どつくでほんまぁあア!」
     大声で叫んだ。普段からは想像出来ねぇくらいドスの効いた声で柄がクソ悪ぃ。お人好し気取ってる癖に関西人ってこういうとこあるよな。
    「スッキリしたか?」
    「おん、お陰様で。悩んでも仕方あらへん。明日また仕切り直すわ」
    「良い心掛けじゃねぇか」
     一つ伸びをして柵に背を預ける。どっかの馬鹿の所為で眠気なんざすっかりどっかいっちまったわ。まぁ事務所で昼寝でもすりゃあ良いか。拙僧が寝てても文句は言わせねぇ。
    「あ。せやせや。折角やからもう一つ叫んどこ」
    「あ?」
     爽快感が気に入ったのか簓に視線を移せばいやらしく笑われた。
    「あんまアホな事言ってっと左馬刻にチクるからな」
    「チクれるんやったらええで、別に……」
     すう、と簓が大きく息を吸った音が響く。聞く義理もなけりゃ止める義理もねぇ。コイツが立ち直ったんなら拙僧もとっとと帰りゃあ良いのに何でだかそんな気分でもなく、結局大人しく隣で叫びとやらを聞く。
    「く〜ぅちゃ〜〜ん! すっきゃね〜ん!」
     ……が、それは間違いだったらしい。やっぱりとっとと帰りゃ良かった。これじゃあ聞こえてねぇフリが出来ねぇだろうが。数秒前の判断を誤り、拙僧は頭を抱えた。コイツといると判断を誤ってばっかだ。
    「な!」
    「な、じゃねぇよ」
    「じゃあええやん、受け取っとき。タダやし」
    「……生憎タダより高ぇもんはねぇって学んだばっかなんだわ」
    「え〜、受け取ってやぁ。負け犬の遠吠えになるやん。って誰が負け犬や!」
    「………………」
     すっかり調子を取り戻したばかりか調子に乗り出した簓を一瞥し、拙僧は溜め息を一つ零す。何でこんな奴好きになっちまったのか、なんて考えたところで答えなんざ出ねぇけど。
    「けぇるわ」
     これ以上心かき乱されんのも癪だしやっぱ眠ぃし。簓に背を向けるようにしてさっき来た方とは反対に向かって足を進める。真夜中とはいえ灯りが全くないわけじゃねぇし。火照る頬も耳も指先も今のコイツには見られたくなくて。だって悔しいだろ。ついでみてぇな感じで言われて、なのにちょっと嬉しいとか。
    「だあああ、ちょお待て待て」
    「うるせぇ」
    「真っ赤やん」
    「暑いんだよ」
    「脈ありなんちゃう?」
    「ねぇ」
    「んっふふ、ま、ええわ。最短距離はつまらんもんな」
     そう言って拙僧の左手を掴むと薬指に歯形を残された。キザかよ。後にも先にもンな事すんのもさせんのもテメェだけだわ。だけど絶対ぇ悟られたくなんざなくて全力で顔を歪めた。
    「出直せ、このキザ野郎」
     振り払おうとすりゃあ簡単に出来るのにそれすらせず。これじゃあどっちが負け犬の遠吠えか分かりゃしねぇだろうが。あぁったく本当……。拙僧はコイツ相手にゃマジで判断が鈍っちまうみてぇだわ。



    ***



    『それにソイツ言うてましたわ。出直せって。そろそろ夜も明けるんちゃう?』



    ノクターナルアニマルズ



    End.

     

    洗脳される数日前のお話しでした。
    洗脳後にそれぞれ帰省し、“ひょんなことからラジオやテレビで簓が自分の事を話すのを見聞きしてしまう“というシチュエーションネタは山ほどあるのですが、今回はその一つを。
    本当はラジオを消す前に空却がラジオ番組宛に「勝手に過去の事にしてんじゃねぇ」ってメールするんですけど、長くなるので大幅カットしました。そして更に現在軸に飛び、空却の言う通り出直して、負け犬の遠吠えではなくしっかり告白するわけですが。本の長さレベルになるため大幅カットカットカットで纏めさせていただきました。

    この空白の期間があるのって良いですよね。空白の期間を知りたいようで知りたくないようで、いややっぱ知りたいかも。嘘、全部知りたい…


    錦戸亮さんの「ノクターナルアニマルズ」より。
    ※全然こんな話の歌ではないです!


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