たぴおかりあん @tapiioka_taan ☀️くんに心奪われた新参者。ジャミカリ幸せだと嬉しい。みんなが幸せだと嬉しい。文字をちまちまと。 ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 5
たぴおかりあんDONE芸能人になったジャミル×一般人カリム という設定の現パロです。幼馴染みが芸能人になっちゃったカリムがテーマ(あまり活かせてない)カリムの誕生日編です。芸能人になったジャミル×一般人カリム②「カリム、ごめんね」 「気にしなくて大丈夫だよ。かーちゃんもとーちゃんも、忙しいって分かってるから!」 カリムに似た短めの眉を、こちらの方が悲しくなるくらい八の字にして、母はカリムに向かって両手を合わせて謝罪した。 出張から帰ってきたばかりで疲れているだろうに、母はリビングをどたばたと動き回って荷物を整理している。既に動いている父に追いつくべく、今夜中には家を出ないといけないらしい。 カリムの父は、以前は大手の商社で働いていたが、数年前に起業をした。その起業をきっかけに、母も父の仕事を手伝うようになり、海外出張の多い父によく着いていっている。 仕事を頑張る両親の姿は、カリムの誇りだ。カリムも親の手を離れる年頃になってきたし、仕事に奔走する両親を応援したいと思う。 8198 たぴおかりあんDONE芸能人になったジャミル×一般人カリム という設定の現パロです。幼馴染みが芸能人になっちゃったカリムをテーマにした6月のイベントの無配でした。芸能人になったジャミル×一般人カリム① 幼馴染。それは、カリムにとって特別な響きを持つ言葉だった。 普通の友達よりもずっと長い時間を過ごした、家族のような関係。家族以外誰も知らない、小さい頃の思い出や笑ってしまうような失敗談だって、カリムは知っている。 同じくらい、いや、それ以上にカリムの幼馴染も、カリムのことを知ってくれている。彼は、カリムよりも少し早く生まれて、同い歳だけれど兄のようで、なんでも話せる友人だ。カリムの隠し事だって、容易に暴いてしまう。 もちろん、そんな彼ほどとは言わないけれど、カリムだって、幼馴染なりに彼のことを見てきた。だから、あんなにもあからさまな彼の仮面には騙されない。 今、この学校で、幼馴染みであるカリムだけしか、彼の本当の姿を知らないのである。 5508 たぴおかりあんSPOILER寮服⚔️くんpsst後の捏造🐍☀️。ころころ変わる表情の話。ネタバレ注意です。6章後、付き合ってる、的な設定で書いてます。五十歩を以て百歩を笑う ジャミルとカリムがスカラビア寮に帰ってくる頃には、時刻はすっかり日暮れの頃を迎えていた。 鼻歌を歌いながら歩くカリムを隣に連れて、真っ直ぐカリムの自室へ帰る。扉を開くと、開放的な窓の向こうで、残照が砂漠の色を濃くしながら、薄藍色の空との境界に燎火を並べていた。温かな色をした空とは逆に、頬を撫でる風は夜の色に近づいている。 カリムはベッドの上にぽすんと座ると、ジャミルを見上げた。今日はもう寮から出る予定もなければ、宴の予定もない。もう、ゆったりとした格好をしても問題ないだろう、とジャミルは判断した。 カリムの頭にそっと手を伸ばし、金の頭飾りをそっと取り上げ、ターバンを優しく解く。真珠色の髪が、夜風に誘われてさらりと揺れた。 2390 たぴおかりあんMOURNING🐍くん誕生日記念🐍☀️えろ最後までしてませんが、R-18です。☀️くんが女性用踊り子の服着てます。パスワードは、🐍くんの誕生日で、半角数字4桁です。 4770 たぴおかりあんMOURNING🐍☀️人外webオンリー展示作品「幾千年分の幸せを、君に」のちょぴっとした続編です。ほんとにちょぴっとです。本編を読んでないと分かりにくいと思います。君と番になったから互いを番と定めたジャミルとカリムは、洞窟で少し休憩した後、良好な天候を鑑みてすぐに登山を開始した。 休憩中にジャミルが持ってきた魔法瓶に入った温かなスープをカリムに飲ませはしたが、五日間ほど食事をまともにとっていなかったカリムにとって、足場も悪く冷える雪山を登ることは無茶な行為かもしれない。 しかし、洞窟の中よりも山頂にあると言われている村で体を休めた方が良い、とカリムに言われてジャミルは言葉に詰まってしまった。 カリムは、自身の為というよりも、同じく少し痩せたジャミルを心配しての提案だったのだが、ジャミルには知る由もない。 ただ、カリムの言うことは一理あるのでジャミルは苦渋の決断の末、せめて天候が安定している内に進むべきだと登頂を決意した。 3738 1