イェラグ温泉ヴィクトリア留学時にバスタブを知るも、滞在していた部屋の風呂が狭かったため良い印象のなかったノーシス。一方のエンシオディスは共同浴場や所謂風呂文化も広く見聞し、なるほど裸の付き合いか悪くはないがイェラグでは到底無理であろうな…など思っていた。
ある時ふとした話題の流れで「イェラグって温泉ないの?」と極東出身のオペレーターに訊かれたノーシスは「ない。そもそも人前で肌を晒すなど言語道断…」と一蹴するも「あの雪山掘ったら温泉出そうな感じしない?温泉、あったら観光で流行るよ絶景雪山温泉〜」とまったく悪気なく明るく言われ(国内ではない外部の需要)に目を向けるようになる。
単身イェラグへ赴き水脈を探すノーシス。
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