AIが書いたタカウメ小説220220 「うめが俺のもんになった」 と、思ったーーー。
その日は昼前から小雨が降り出して、大気は薄ら寒かった。外で遊ぶわけにも行かないから、家に到着した梅崎を部屋に案内して、それからずっと籠もりきり。新作のグッズがどうだとか、ひとしきりサンリオトークに花を咲かせたあと、梅崎がふいに「疲れた」と、隣りに座っていた自分の肩に頭を寄せた。
「……眠かと?」
訊ねれば、「んー……」と気のない返事が返ってくる。そのまま横顔を覗くと、目の下にはうっすらクマができていた。
「今日、朝早かったもんなあ」
「うん……」こてん、と梅崎の頭が膝の上に落ちた。おでこの辺りをそっと撫ぜると、気持ちよさそうに目を細める。
(……猫みたい)
6057