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    case669

    @case669

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    case669

    CAN’T MAKE欲望に素直に書いたカリジャミ♀と兄レオ♀前提の、パパ活してる黒ギャルJKレオ♀ジャミ♀ちゃんの話
    R18は無いけど倫理観と貞操観念が死んでるので自己責任でオナシャス…ほんとに…
    なお続きのお仕置きセッが読みたくて書きました誰か続きを…続きをください…
    「32、181の76」
    「オッサンの気分じゃない」
    「26、178の66」
    「華奢過ぎだろう、次」
    「20……だけどホ別ですね却下で。……ええと23、187、82」
    「写真は?」
    「先輩、結構好きなタイプなんじゃないですか?」
    ようやくスマホから顔を上げてこちらを向いたレオナに送られてきた写真の画面を見せるも、ちらと一目見ただけでパス、と告げて再び手元のスマホへとやる気なく視線が落ちていった。なんとなくそんな気はしていたが、実際に見ればジャミルだって溜め息の一つも吐きたくなる。
    「……乗り気じゃないなら、今日は大人しくお兄さんの所に帰ったら良いんじゃないですか?」
    すっかり氷が溶けて味の薄まってしまったカフェラテを一口飲み、ジャミルは頬杖をついた。目の前では氷しか残っていないグラスを片手にストローを噛みながらスマホを弄るレオナがううんと肯でも否でもない唸り声を上げている。
    ああ、これはもう完全に今日は無しになるやつだ。そもそも最初の指定がゴツくて余裕ある男だった時点で薄々は察していたのだ。ジャミルがSNSに書き込んだ内容に今もなお次々にメッセージが送られている様を一瞥してからスマホの画 4015

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    MEMO制服
    カリジャミ
    スリムなラインのシャツとジャケット。今まで風通しの良い服に慣れてきた身には張り付くような布の不快感が付きまとう。おまけに首を締めるネクタイの息苦しさ。着慣れぬ制服を楽しめたのは初めて袖を通した日だけで、今では朝着替える時に一々溜め息が溢れてしまう。
    「なあ、ジャミル。これ着なくちゃ駄目か?」
    ジャミルよりものびのびと育てられたカリムにはもっと苦痛が大きいのだろう。ベストのボタンを留めていた筈の指先が汚物でも摘まむようにジャケットを持ち上げていた。
    「アジームの跡取りは服もまともに着られないと謗られたくは無いだろう、諦めろ」
    「まともな服なら他にもあるだろ?」
    「入学早々目立つようなことはするなと言ってるんだ」
    「でもジャミルだって困ってるんだろ?」
    「お前一人守るくらいならなんとかなる」
    「ジャミルも無事じゃなきゃ意味が無いって言ってるだろ!」
    不服そうな顔をしてカリムが拗ねるが、正直ただただ面倒臭い。ジャミルはきっちりとネクタイを締めてジャケットのボタンまで留め終えたというのにカリムはまだ中途半端にベストを着る途中だった。
    「とにかく、着替えろ。遅刻するぞ」
    「なあ、この服だと俺が死 1046

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    MEMO発掘した四章後の平和なカリジャミどんどんがちゃ。
    「カリム、朝!」
    ばたん。

    「ふぇ……?」
    騒々しさに目を覚ましたカリムが漸く扉を見る頃には既に声の主はおらず、まるでずっと閉じられていたかのように静かな扉がそこにあった。
    ふあと込み上げる欠伸を零しながらのそのそと身を起こす。以前ならば気付かぬうちにカリムの部屋に訪れ、そっと優しく揺り起こしてくれたジャミルはもう居ない。あと五分、なんて甘えれば仕方ないなと溜息一つで待ってくれたジャミルも、今にも眠気に引き摺られそうに船を漕ぐカリムを着せ替え人形のように身を委ねているだけで着替えまでさせてくれるジャミルも、熱々の目覚めのチャイを用意してくれるジャミルも居ない。
    けれどそれが悲しいとは思わなかった。むしろ嫌いだと言いながらもなんだかんだこうして最低限の世話を焼いてくれるジャミルは優しいなあと頬が緩んでしまう。
    本当はもうひと眠りしたい所だが、起こしてくれるジャミルが居なければきっと朝食も食べ損ねるし学校にも遅刻してしまう。以前、確り寝坊した時、慌てて駆け込んだ学校で見かけたジャミルの「ざまあみろ」と言わんばかりの冷え冷えとした笑顔はもう一度見たい気もするが、それよりも 3005