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    310mushka

    表に出すにはあんまりなものですので。

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    310mushka

    DOODLEねずやろ。普段一緒に寝ているくまのぬいぐるみと一緒に眠れないねと、なれないふとんでいっしょにねむるや。つきあっていない。「おれは普段くまのぬいぐるみと一緒に寝ているんですが」
    ジムリーダーの会合が夜更けまで続き、これから帰路に向かうのも難ですので。と、会長が気を使ってとってくれたシュートシティのホテルの廊下。隣あった部屋を案内されたネズとヤロー。部屋に入る直前に、ネズがぼそりとつぶやく。
    部屋に入ろうとしたヤローは、ネズが話し始めたので、ドアノブにかけた手はそのまま彼の方を向く。
    「今日はこのとおり急な外泊なので、あいにくと独り寝というわけです」
    ネズは自分が手にかけているドアノブをじっと見つめたまま続ける。
    「そうなんですね。普段と環境が違うと眠りづらいですよねぇ。僕もホテルの枕とベッドはふかふかしすぎてちょっと落ち着きませんわ」
     ちょっとした雑談だろう。ネズはヤローの方を見てはいないとはわかっているが、癖のように笑いかけながら話しかける。
     ネズはちらりと視線だけでヤローを見たあと、ドアノブにかけていた手を口元にやりながら思案する様子を見せる。その様子をみて、思わずヤローも佇まいを直す。しばらくの沈黙の後、ネズはなんでもないようにヤローに提案する。
    「今日は俺と一緒に眠りませんか」

     自身に割り 1003