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    サクライロ

    【2023.10.4】
    諸々検討の結果、ポイピクの投稿を停止することに致しました。後日アカウントを削除します。
    ご覧くださった方、リアクションをくださった皆様。本当にありがとうございました!
    今後はくるっぷ+pixivにて細々活動していきます。
    https://crepu.net/user/sakurairo

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    サクライロ

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    醒様が書いて下さっている推しCPコラボ小説(https://www.pixiv.net/novel/series/7900008)の妄想が日夜盛り上がり、ざかざか小ネタを量産する日々です。なんと!続編を書いて下さってるんですよぅ!今度改めてご紹介させて下さい💕
    相変わらずkmtは未履修ですし三次創作甚だしいですが、寛大なお心で見てやって頂けたら…!うん、あのえろちゅーはこうなりましたとさ

    ##コラボ

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    🎃🎃🎃🎃🎃🎃🎃🎃🎃🇱🇴🇻🇪🇱🇴🇻🇪❄😍😍😍😍😍😍💞💝💝💝💝🇪🇱🇴🇻🇪🇱🇴🇻🇪💝🍰🍰🍰🍰💒🍮💒🍮🎊💘🍰💒❄🌈❄🇻🇴🇪🇱💕
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    recommended works

    ヰノ

    DONE鶴丸さんの魔法の袂(漫画まとめ壱[https://www.pixiv.net/artworks/79053351]収録)
    セルフノベライズチャレンジそのいちです。
    「どうしたどうした、失くし物かい」
     平野藤四郎の耳にその声が届いたのは、出陣準備を終え転送門へ向かう道中、粟田口部屋弐の前を通った時だった。明るく軽い調子だが、決して茶化すような響きではない、気遣った声。室内を覗くと、べそをかく五虎退と向かい合う鶴丸国永の姿があった。
     「そういう時は深呼吸だ。道を遡って探してみような」
     ――この本丸の鶴丸様は、時折魔法使いのようになる。
     一つずつ思い出そう、と人差し指を立て、兄弟を導こうとする鶴丸の姿が、平野には不思議なものに見えた。本丸でも充分年長の部類に入る鶴丸だが、その振る舞いはときに子供のようであり、またときに老熟した賢者のようでもあった。
    「あっ!ありましたー!!」
     いち兄から貰ったハンカチを無事見つけ出し、安堵からかうえええと一層泣き始める五虎退に、鶴丸は少し呆れたような顔をして、「見つかったんだから泣くこたないだろう」と呟く。そしてその白い袂に片手を突っ込み、何かを探し始めた。
    「仕方ない、鶴さんのとっときだ」
     す、と引き出された手で掲げられたのは、セロハンで包まれたまるい飴玉だった。五虎退はそれに目を取られ、一瞬涙が止まる。 2560