希求灰色の雲が厚くなり、クルザスを覆う寒さが格段に厳しくなるこの頃。今年も、星芒祭の季節がやってきた。
期末試験を終えて星芒祭休暇に入った学園でも同様に、友人や恋人、婚約者、家族と思い思いの時間を過ごす者が多くなる。高貴なる四大名家の一角に連なるグリノー・ド・ゼーメルもまたご多分に洩れず、星芒祭を楽しまんとするその一人であった。
夕暮れ時の人気がまばらな庭園を抜け、薄暗い石畳の廊下も越えて、重厚な小講堂の扉を押し開ける。
目に飛び込むのは静謐な青の空間に佇む女神像と、夕焼けを受けて滲む、戦神を描いた極彩色のステンドグラス。グリノーはいつものように、最前から二番目の席へ視線を向けた。
「ハルア」
見間違うはずもない。色とりどりの明かりに透かされて、グリノーの婚約者――ハルア・ステラティアは淑やかに組んでいた両手を解いて振り向いた。

greed（ｸﾞﾘｰﾄﾞ）

年齢：16
身長：170cm
体重：80kg
B.D：11/11


名前の意味は強欲。 ﾂｰﾌﾞﾛｯｸでﾊﾟｰｶ‐の下にながめのｼﾞｬｰｼﾞｽﾞﾎﾞﾝ着た男の子。
ｽｰﾊﾟｰﾊｲｽｸｰﾙでﾊﾞﾙﾃﾞｲ先生の生徒で16歳の割に巨漢であり筋肉もあり腹筋も6つに割れており､絶倫である。It's a Bullyよりも酷く弄れた性格している。元は頭の回転がよく､優等生としてﾊﾞﾙﾃﾞｲ先生によく褒められていたものの､1つの問題まちがえて説教された事で歪んでしまう。
ﾊﾞﾙﾃﾞｲ先生の事が好きでﾌﾟﾘﾝﾊﾟﾙの隙を狙い口説くものの失敗する。
ﾌﾟﾘﾝﾊﾟﾙｵﾌｨｽでお叱りを受ける事からﾌﾟﾘﾝﾊﾟﾙの事を苦手意識している。力技もｸﾞﾘｰﾄﾞより上である。