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    しいな

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    MOURNING切原が真田→柳の制裁を止めた理由についてだらだら考えている独り言

    原作の意図の考察じゃなくて、自分が納得できるつじつまの合った説明が欲しいなとおもって考えたもの。思いのほか長くなった。乱文。
    切原が真田→柳の制裁を止めた理由についてだらだら考えている独り言切原は、衝動的に本能のままに動く人だと思うと、切原が止めた理由を考えること自体ナンセンスな気がするが、それでもいろんな解釈やコメントを見ると自分の考えも言語化したいなあ、と思ってしまう。カギとなるポイントは①切原は制裁の意味を理解しているのか②切原は何を「根に持」っているのかの2点なのではないかと思っている。以下、自分の考えをつらつら述べていくが、これは原作の意図を読み取ろうとするものではなく、開示されている情報をもとにつじつまの合う説明を考えるものである。自分が二次創作をするときのためのものなので、自分の趣味趣向がもりもりである。

    ではまず、①から。
    切原は、きちんと制裁の意味を理解していると私は考えている。関立S2敗北後、「俺を殴っ(てください)」と自分から制裁を求めているのを見ると、真田からの制裁の意味をきちんと理解しているようにみえる。(草試合の時点でも、反論や「なんでなんすか」みたいな態度ではない。新テニ同士討ち柳の棄権時の反応などを見るに、切原はわからないことはわからないといい、わかるものは不満な表情をしながらも受け入れるタイプだと私は思っている。)仮に日頃の殴ったり殴られたりを、根に持っているとしても、制裁が関わる場面で、そのうっ憤を晴らすというのは考え難いのでは…。
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    pekodoria

    PROGRESSゲイの悠仁とバイの悟の話をこんな感じで書いてます。ちょっと長めの話になりそうなので、こんな雰囲気の五悠だよってことで置いておきます。興味持ってくれる人がいたらうれしいな
     ざあざあと雨が降る夜だった。新宿の街はネオンが光り、水たまりの反射で煌びやかに彩る。あちらこちらで男女の艶やかな声が聞こえる。夜は始まったばかりで、昼間とは違う喧騒で埋め尽くされていた。
     その中にその男の子はいた。雨の中傘もささずに。キャップを被り顔は見えないが少年と青年の間の年ごろだろう。向かい合っている男がその子に何かを叫ぶ。この街じゃよくあるセリフ。お互いのマッチングが合わなかった結果。その鬱憤を男は目の前で立ち尽くす少年に吐き出しているのだ。

    (あーあ、かわいそうに)

     僕はその光景を傘の合間から横目にし、そしてすぐ興味をなくした。

    (こんなの毎日どこかで起こってる。今日は君たちってだけ)

     僕は目的地に近くを通りかかっただけ。野次馬になる気はないし、ただちょっと気になっただけ。キャップの横から見えたピンク色の髪の少年が。ネオンに反射するその色は、ちょっとだけ綺麗だなって思っただけ。それだけなんだ。だから歩き出した瞬間に、もう頭からは消える。僕にとってそんな存在だった。はずだった。
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