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    アモ

    hirata_cya

    PROGRESSシャア大佐が不在のソドン。そこに宝石商が「金払え」と来訪。話を聞くとキシリアに献上するためにシャアが宝石を発注したのだというが、シャアの副官たちは皆否定する。そんなわきゃない。宝石なんかで歓心を買おうとするなら奴は一隻でも多く船をぶち落としている。キシリアもたぶんその方が喜ぶ。シャア不在の間に事件を解決すべく副官たちが奔走する……!
    ソドン首飾り事件【シャアシャリ】プロローグ 野太い悲鳴が遠くから聞こえた。
     ジオニック社より派遣されてきている技術士官がすわ緊急事態か、とぱちりと目を瞬かせて振り向く。
     私はいつもの勘で悲鳴の原因にあたりをつけて素早く耳を塞ぎ、技官にも同じように耳を塞げと身振りで指示をする。
     あとはそう間がなく格納庫から船内に繋がる扉が開くのを待つ。そもそもこの分厚い金属扉を貫通してくる悲鳴といった時点で、そこまでの肺活量を持つ人間は限られるのだ。
    「大佐ァ! 艦内食中毒防止勉強会の報告書を出してくださいと再三申し上げたのをお忘れか!? 上から催促が来ていますぞ!」
     腹の底に響く銅鑼声。首と名のつくあらゆる場所が太い体躯。重力が地球の六分の一という月面では響かぬはずの重厚な足音が聞こえたような気がした。
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    萌黄🟢

    DOODLEセラピー効果小ネタ(スグネリ)
    これ書いてて、nrn無自覚のままsgrが先に恋を自覚っていうパターンもアリなのでは!?と新たな可能性を見つけてしまった。
    aoiのことが大好きなsgnr、っていうシチュが好みなんですけど、ぱっと見スアに間違われてしまうかもしれないので表現が難しいんですよね…いや別に私はスアも普通に読むし自分で書く分には気にならないんだけどCPの住み分けは大切なので。
    25.4.5
    欲しいものは今度こそ、この手で「……んでな、その時オオタチの毛が逆立ってあわや一触即発」

    「あはは、なにそれえ」

    ブルーベリー学園リーグ部部室。久々にパルデアからやってきたチャンピオン・アオイの目の前には、妙に饒舌なスグリがいた。

    (久しぶりに会ったし出合い頭にバトルの申し込みでもされるかと思ったけど、なんだかそんな雰囲気じゃないな)
      
    アオイの顔を見かけるや否や、スグリはやけに上機嫌におしゃべりを始めて現在に至る。そんなスグリの様子に若干の違和感を覚えつつも、アオイは楽しく会話を続けていた。

    「あっごめん、さっきから俺ばっかりしゃべってたな。アオイ長旅で疲れてるべ椅子さ座って」

    「それは別に良いんだけど……今日はなんかご機嫌だね、スグリ」
    1974