エルヴィン
いなり
DONEまりも(@marimo_london)様の素敵企画、誰でもえるゔぃんSS3月に参加させて頂きました。★お題「ぬくもり」
★台詞「君はあたたかいな」
タイトル「答え合わせ」
エルヴィンと訓練兵時代の同期で駐屯兵。
マリア奪還前のお話です。「眉毛〜!おまたせー!」
同期の彼女が手をブンブンと振って歩いてきた。
眉毛・・・これは訓練兵団の頃から彼女に呼ばれているあだ名だ。(幼少期のあだ名を話したら彼女のツボに入ったらしい)
同じ訓練兵団で釜の飯を食い合った彼女は30代になってもあの頃と変わらない強気な笑顔で俺を見つければ手を振ってきた。
同期会・・・というものが開催されかれこれ数年。
仲間が壁外調査で亡くなったり、結婚して家庭を持ったりなど、その参加数は段々と減り・・・
「ナイルは?」
「あーアイツは今夜無理らしい。子供ちゃんが熱出したとかで」
「あぁ・・・」
俺は把握した、と頷くと
「じゃあ、今回は俺とキミと2人だけの同期会だな」
「そういう事になるね。んじゃ、いつもの店でいいでしょ?」
「ふふ、高級レストランに変えてもいいんだぞ?」
すると彼女は驚くと眉を寄せて心底嫌そうな顔になると
「はあぁ!?ちょっと本気?嫌に決まってんじゃん。こんな色気ない格好だよ?」
細身のパンツとジャケットというセットアップ姿を同期は両手を広げて見せる。
俺は思わずはははっと声を出して笑うと
「キミは綺麗だから何着ても似合 5000
きたまお
TRAINING上司キースに悩むエルヴィン。ちょっとエルリ風味「調査兵団もこちらで不服はありませんな」憲兵団師団長が禿頭に手をやり、こちら側を見た。エルヴィンの右に座っているキース・シャーディスは、顔を下に向けたまま、目だけを動かしてエルヴィンを伺う。テーブルに着くほかの人員には見えないように、エルヴィンはあごをわずかに引いた。
「はい、調査兵団も同意します」
キースが師団長へ答える。総統局、憲兵団、訓練兵団の各首脳陣がやれやれと首や肩を回した。キースはうつむいたままだ。
いつからか、団長のキースが部下であるエルヴィンに判断を仰ぐことが増えてきた。最初は些細なことだった。この兵士はどこの分隊が向いているだろうか、兵団の食料の仕入れ先を変更する必要はあるだろうか。エリックはスピードはあるが注意力にかけることがあるので、丁寧に部下を見るフラゴンの下が良いです、いまの出入り業者は憲兵団からの紹介で、仕入れ金額を憲兵団と握っている気配があるので、徐々に変えていった方がいいでしょう。
そのうちに、キースの質問はどんどん増えてきた。調査兵団の後援になってくれる有力者はいるだろうか、いくらまで資金をひっぱれるだろうか、新兵の訓練メニューを作ってくれ、 2821
あなろぐかっぱ
MOURNING一瞬ツイートしたのですがやっぱり恥ずかしくなってすぐ削除しました。自分らしくないものを描いてしまった…。…どうなんでしょう…。
恥ずかしい…ごめんなさい<(_ _)>
…モザイクだと生々しくて…うああああ 2
anju_lab
DOODLE文テストエルヴィンは目が見えないていで青
「ナイル、青ってどんな色」
「なんで?」
「今日はいい天気なら、空は青いんだろう」
「ああ、青い」
「どんな色?」
「ええー難しいな」
「ねえ寒い。窓開いてる?」
「空気を入れ替えないと」
「風って見える?」
「見えない。けど分かる」
「分かる?」
「ほら」
「なに?」
「俺はどこに触ってる?」
「左のほっぺた」
「見えないけど、分かるだろ」
「うん。ふうん」
「物が動いたり、音がしたり、葉が飛んだり」
「それで青は?」
「ああ。そうだな。エル」
「うん」
「お前明るさは分かるよな」
「うん」
「光を見たとき、全部同じものを感じる?」
「少し違うよ」
「一番明るいのが白、次に黄色」
「これかな」
「おい、見えなくてもあんま太陽見るな」
「はーい」
「んで、次は目を閉じて。ぎゅっと」
「ん」
「変なもやもや見えるか?こんな」
「くすぐったい。んー。あ、うん」
「もしそれが俺と同じなら、明るい色のほかに少し暗い色がないか。それが赤」
「ふーん」
「暗いところは」
「黒」
「そう」
「うん。黄色、赤。分かるかも」
「で、黄色と赤は少し似てるが」
「うん?」
「あったかい感じだろ」
「う 857