カルト
kr___ps
SPOILERかいぶつたちとマホラカルト ×未通過チェンバーナイトで会いましょうリザルト(こっちのネタバレは無い)
1枚目は線画とカラーで作業合作させてもらいました、thank you……🥳 2
しょーきち
PAST人狼J ニックリ 小説人狼ジャッジメントの人狼ゲーム中の
1夜のお話です。
逃亡者のクリスとニックのお話です。
その他役職は読めばわかると思うので
伏せます。
逃亡の行方「……クリスちゃん?」
スっと部屋の前で立ち止まると
部屋の中からかけられる声。
毎度毎度、
良くもまぁ扉前で気づくもんだと関心するのだが
今日はお出迎えがないな?と笑ってしまう。
「おー、今日も……」
「入ってくんなよ?」
食い気味に部屋の中から聞こえた
緊張と怒気を孕んだような声に思わず固まる。
部屋の扉に手をかける前に
飛んできたその声はなんだかいつもと様子が違う。
それに……違和感が……
「は?何言って……」
「今日は来ないでって言わなかったっけ?」
確かに、夕方にクリスに向けて
今日は来るなとニックは言っていた。
いつものからかうような笑顔で
サラッと言うもんだから冗談なのかと思っていた。
それにクリス自身が
他の人のところに行くつもりなんて微塵もなく、
2225スっと部屋の前で立ち止まると
部屋の中からかけられる声。
毎度毎度、
良くもまぁ扉前で気づくもんだと関心するのだが
今日はお出迎えがないな?と笑ってしまう。
「おー、今日も……」
「入ってくんなよ?」
食い気味に部屋の中から聞こえた
緊張と怒気を孕んだような声に思わず固まる。
部屋の扉に手をかける前に
飛んできたその声はなんだかいつもと様子が違う。
それに……違和感が……
「は?何言って……」
「今日は来ないでって言わなかったっけ?」
確かに、夕方にクリスに向けて
今日は来るなとニックは言っていた。
いつものからかうような笑顔で
サラッと言うもんだから冗談なのかと思っていた。
それにクリス自身が
他の人のところに行くつもりなんて微塵もなく、
みみみ
MOURNINGCoC かいぶつたちとマホラカルト ネタバレあり本編と関係無し
SS②__どこだ、ここ。
身体を動かそうとまず瞼を押しあげればただ視界が赤く塗られていた。どろ、と赤い粘液が瞳を這い、思考そのものを阻害していく。
ぴくりとも動かない指先に心当たりがない。…いや、違う。
ターゲットを殺して、殺して?殺して、どうした、
動いた地面に瞬間的に理解していたはずだ、“爆発する“と。身を隠す場所もない。通信機に助けを求めようにも、そんな時間すらない。
どうにか身を丸めて受け身だけは取ろうと努め…その後は?
ぬるく肌を這う液体を血液だと理解する。
どこからかも分からない。泥に溺れたように沈殿する思考をとろく働かせ、現状を把握しようと赤の隙間から見える視界を追う。
ガタガタの地面と、潰れた血肉。
上がらない視線の範囲にはろくなものが映らない。崩れた地面と、埋もれる下半身、?いや、無い。片足がない。みぎひだりどっちだこれ。
1269身体を動かそうとまず瞼を押しあげればただ視界が赤く塗られていた。どろ、と赤い粘液が瞳を這い、思考そのものを阻害していく。
ぴくりとも動かない指先に心当たりがない。…いや、違う。
ターゲットを殺して、殺して?殺して、どうした、
動いた地面に瞬間的に理解していたはずだ、“爆発する“と。身を隠す場所もない。通信機に助けを求めようにも、そんな時間すらない。
どうにか身を丸めて受け身だけは取ろうと努め…その後は?
ぬるく肌を這う液体を血液だと理解する。
どこからかも分からない。泥に溺れたように沈殿する思考をとろく働かせ、現状を把握しようと赤の隙間から見える視界を追う。
ガタガタの地面と、潰れた血肉。
上がらない視線の範囲にはろくなものが映らない。崩れた地面と、埋もれる下半身、?いや、無い。片足がない。みぎひだりどっちだこれ。