弊時空イメソンメモ弊時空イメソン
本編→Amazarashi「アンチノミー」「境界線」「火種」
解放√アフター→OrangeStar「Surge」　SasakureUK「SeventH HeaveN」
Mr.children「HANABI」

ラス→6(本編)天野月子「菩提樹」
6→ラス(本編)鬼束ちひろ「私とワルツを」
ラス6解放√アフター→米津玄師「Flowerwall」　Aimer「ever after」　宇多田ヒカル「誓い」

エア→SasakureUK「ウタカタ永焔鳥」
ルビコニアン手記の子→ダズビーver「忘れじの言の葉」未来古代楽団「吸って、吐く」
火√621キーラン→やくしまるえつこ「僕の存在証明」Aimer「LAST STARDUST」

　書店側に用意してもらった楽屋がわりのスペースで、事務椅子に座った神在月シンジが唸っている。ついたての向こうから書店員さんが心配そうに覗いたので、俺は安心させるように笑顔でそちらに会釈してから、シンジに声をかけた。
「外まで声聞こえてるって」
「あうあうあう」
「大丈夫。今日来てくれる人たちは、お前のファンなんだから」
「アイジャ読んでくれるだけでありがたすぎるよ。俺なんていらないよ」
　今日は『アンドロメダイガコーガジャイアントバトル飯』新刊発売を記念してのサイン会だった。顔出しはこれまでもあったが、シンジ自身のイベントごとは滅多にない。おかげで大勢来てもらえたようだが、本人の緊張も増していた。
「何言ってんだ、作者だろ。ほら、猫背になってる」