キツネ
ネーム置き場
DONEWT:マキリサ(女主)めっちゃ濃い設定
WTオリジナル隊要素
佐和山と仲の良かった幼馴染たちが隊を組んでいたんだろうな~という
単発キツネ顔イケメン女子
ガングロ銀髪男
小生意気ハーフアップツインテ女子 4
mameeee
DONEおきつねせっきちゃん~お狐セッキチャンの私の方の話は、99本の🔞🔞から🔞を吸うと中級の妖狐になれると聞いたセッキチャンがめでたく99本目を求めて都に降りてきて、とりあえず盗みをはたらいているところ陰陽師の⑦ちゃんと出会い…みたいな内容になるよ! 2
96crora96
MEMO①②キツネちゃんと両親が再会するのに必要なイベント的なもの(if)ここから話広げて何か描こうとしたけどよくよく考えたら両親の普段描いてる姿のn年後が全く想像出来なかったのでボツ。
🐥はただ気持ちよく歌ってただけだと思うけど🐻は多分何らかの要因でめちゃくちゃキレてる。知らんけど。
※🐑は副教官
③一回載せたかどうかも覚えてないクッッッソ雑なキツネちゃんルート分岐
完全獣化もいつか掘り下げたい 3
hagiw0
DOODLEかわいそうなきつねのお話のその後の話ちょっとだけ龍×狐の金綱。
かわいそうだった狐のおはなし「身体を、這うんだ」
金時は、ぽつりと漏れた声に瞼をあげた。途端、空から星屑が落ちてきて、眩しい。
腕の中に閉じ込めた身体は目を瞑ったまま、ひそやかに言葉をこぼす。
「冷たく、柔らかなものが」
白いてのひらがそっと金時の胸に触れる。
「濡れていて、悍ましい魔力に満ちたそれは、多分今も、俺を探している。月の光があれに俺の居場所を教えるんだろう。そうすると、あれはたちまちに俺を見つけ出して」
あの穢らわしいもので一杯にする、と。
無意識なのだろう、金時の胸を押し離れていこうとする身体を、ぐっと引き留める。離れようとするならば、させないように抱きしめる。金時にできるのはそれだけだ。
「……すまない」
小さな謝罪はふたりの間に落ち、温い空気に溶けた。
1135金時は、ぽつりと漏れた声に瞼をあげた。途端、空から星屑が落ちてきて、眩しい。
腕の中に閉じ込めた身体は目を瞑ったまま、ひそやかに言葉をこぼす。
「冷たく、柔らかなものが」
白いてのひらがそっと金時の胸に触れる。
「濡れていて、悍ましい魔力に満ちたそれは、多分今も、俺を探している。月の光があれに俺の居場所を教えるんだろう。そうすると、あれはたちまちに俺を見つけ出して」
あの穢らわしいもので一杯にする、と。
無意識なのだろう、金時の胸を押し離れていこうとする身体を、ぐっと引き留める。離れようとするならば、させないように抱きしめる。金時にできるのはそれだけだ。
「……すまない」
小さな謝罪はふたりの間に落ち、温い空気に溶けた。
ガラパゴス
MEMO描いていただいたいらすとまとめ11~4 きつねノ子さん
5~7 wakkaさん
8 ぽぬらにあんさん
9 あるいさん
10、11 sskmahiroさん
12 後輩に描いてもらったのをデコりました
13 りんこさん
14、15 もりしんさん
16~22 なごまるさん 22
kaerukikuti
DOODLEめし屋きつね、以前つぶやいたネタの小説版城下で居酒屋を営む佐助さん。
めし屋 きつねアヅチ城を見下ろす山の中腹に構えた茶屋は、親から継いだ年季ものである。店主とおなじくあちこちガタが来ていると昔からのなじみ客には揶揄されるものの、茶屋の親父もそれには同意だ。
客に出すのは、名物と自称するみたらし団子と茶。
お客に請われれば握り飯の用意もできなくはないが、つまりはそれだけだ。
城下町に近頃増えたと聞く、氷菓子や、異国渡りの菓子を出すしゃれた茶屋とはわけが違う。
ただ、親父はこれで十分と心得ている。
この山路の茶屋は、城下を目指し山越えしてきた旅人のしばしの休憩場所としてずっと親しまれてきた。少しばかり天気が悪かろうが、店は必ず開ける。山の変わりやすい天気は旅人には酷なもので、雨や雪に降られたお客を熱い茶で何度もてなしたか知れない。
4635客に出すのは、名物と自称するみたらし団子と茶。
お客に請われれば握り飯の用意もできなくはないが、つまりはそれだけだ。
城下町に近頃増えたと聞く、氷菓子や、異国渡りの菓子を出すしゃれた茶屋とはわけが違う。
ただ、親父はこれで十分と心得ている。
この山路の茶屋は、城下を目指し山越えしてきた旅人のしばしの休憩場所としてずっと親しまれてきた。少しばかり天気が悪かろうが、店は必ず開ける。山の変わりやすい天気は旅人には酷なもので、雨や雪に降られたお客を熱い茶で何度もてなしたか知れない。
kky_89
TRAINING創作のアジアファンタジーです。12国とか守人とか千年もののキツネちゃんとか幻…滸伝とか魔…師とか羅さんちの黒ちゃんとかから生えてた。
FんたじーBすと面白いよね…新作に麒麟がいるらしいみようかな…
習作・懐古/廃命
黄山へ向かう道すがらの村々は私の郷里よりも豊かに思われたが、人の暮らしやすいだけに一度妖魔が出ればその被害も大きい。
この日、立ち寄った村では若く働き盛りの農夫、猟師が相次いで失踪する事件に頭を悩まされていた。農作物にも家主の消えた家にも押し入られた様子がないため、人々も妖魔か幽鬼の仕業に違いないが、村は不便な土地にあって領主に嘆願を出しても音沙汰がない。屈強な男を何人か使者に送り出したものの誰一人戻っていないのだから無事に都まで辿り着いたかどうかも怪しい有様だという。
彼らは私の身なりを見るや村長の邸宅へと招き、おそらく彼らの持てるもっとも良い茶を振る舞いながらそういった話を切々と訴えかけた。話を聞きながら、小さな屋敷の薄い壁越しにも私の返答にただ、応、と答えることを祈る気配を感じる。
3674黄山へ向かう道すがらの村々は私の郷里よりも豊かに思われたが、人の暮らしやすいだけに一度妖魔が出ればその被害も大きい。
この日、立ち寄った村では若く働き盛りの農夫、猟師が相次いで失踪する事件に頭を悩まされていた。農作物にも家主の消えた家にも押し入られた様子がないため、人々も妖魔か幽鬼の仕業に違いないが、村は不便な土地にあって領主に嘆願を出しても音沙汰がない。屈強な男を何人か使者に送り出したものの誰一人戻っていないのだから無事に都まで辿り着いたかどうかも怪しい有様だという。
彼らは私の身なりを見るや村長の邸宅へと招き、おそらく彼らの持てるもっとも良い茶を振る舞いながらそういった話を切々と訴えかけた。話を聞きながら、小さな屋敷の薄い壁越しにも私の返答にただ、応、と答えることを祈る気配を感じる。
すすき
DOODLEイベ前妄想妖パロのブラカイアカキツネの求愛行動が、鳴き交わし→追いかけっこ→ダンスというかわいい感じのやつだったのでカインにさせたかっただけの話
唇を塞げば、酒精が舌に絡みつく。燃えるような熱さに、ひどく酔っているのだと知れた。それもそうかと床に転がる酒瓶を見遣る。ブラッドリーとしても少々飲ませすぎたかと後悔する量ではあった。
呼吸がままならないほど笑い転げていた男が大人しくなったのを見て、唇を離す。ぼんやりとした金色と間近で目が合った。嬉しそうに蕩けた声で名前を呼ばれる。
「ブラッドリー」
「何だよ」
返事をしてやれば、カインがくすくすと笑い声を上げる。また名前を呼ばれた。
無視することも出来たが、甘えるように裾を引かれれば仕方ないと思えてしまうのだから、どうしようもない。短く返事をすると、ますます目元が甘く蕩けた。もう一度名前を呼ばれ、返事をし、それを繰り返す。何が楽しいのかと思うが、付き合ってやっている時点でブラッドリーにそれを批判する権利はないも同然だろう。
1286呼吸がままならないほど笑い転げていた男が大人しくなったのを見て、唇を離す。ぼんやりとした金色と間近で目が合った。嬉しそうに蕩けた声で名前を呼ばれる。
「ブラッドリー」
「何だよ」
返事をしてやれば、カインがくすくすと笑い声を上げる。また名前を呼ばれた。
無視することも出来たが、甘えるように裾を引かれれば仕方ないと思えてしまうのだから、どうしようもない。短く返事をすると、ますます目元が甘く蕩けた。もう一度名前を呼ばれ、返事をし、それを繰り返す。何が楽しいのかと思うが、付き合ってやっている時点でブラッドリーにそれを批判する権利はないも同然だろう。