キョン
tizyoutoumikmt
DOODLE「真面目に炭君」自分が炭君ちゃんとかけるかな?って描いて
途中から不真面目になりました(笑)
白い羽織は…意味はないです。
…もうずっとはろうぃんのオオカミ炭君とキョン煉さんのやらしい話を言いたくて
鍵垢を作ろうか本気で思い始めました。 2
tizyoutoumikmt
DOODLE「どうしよう。」※はろうぃん炭煉この頃はまだはまってませんでした!!!
その次のやつもまだでした!!!・・・ぐすん!!!ずるいよぉかわいいよぉ///
おおかみ炭君かわいいなぁ///
きょんしーはトラウマ世代なんですが…メインでも推しがなってた
Keak_Asko51Riso
PAST復刻でも来てくれんかったキョンシーヤスくん最初ズボン履かせるの忘れてゴメンね😇
ホカホカ中華まん食べてほしい。
いつかホーム画面で脇チラ拝みたいので復刻またよろしくお願いします…
オルト
TRAINING691文字キョンシ院のタイカケ(いつもの)
「カケル」
「う?」
朝が近づき、カケルが自分とユウの遣っている寝室に入ろうとしているところで声を掛けて。カケルは目をしょぼしょぼさせて俺を見ている。キョンシーと言えど、自我が戻り始めているから眠くなったりするんだろうか?
鍛えれば、短時間なら日中も外を出歩けるらしく、最近は陽が沈む頃からこの薄暗い森の中を歩かせているが……。
「カケル、眠いのか?」
「んー……」
カケルはこくんと頷いた。俺はカケルの手を取って、ベッドへ誘導する。
「た……?」
「今日は、カケルが寝るまで傍にいる」
「あ~!」
カケルは嬉しそうな声を上げる。俺は横になるカケルのそばにしゃがみ、そっとカケルの頬を撫でた。カケルは目をぱしぱし瞬かせている。長い睫が、フワフワ揺れる。
720「う?」
朝が近づき、カケルが自分とユウの遣っている寝室に入ろうとしているところで声を掛けて。カケルは目をしょぼしょぼさせて俺を見ている。キョンシーと言えど、自我が戻り始めているから眠くなったりするんだろうか?
鍛えれば、短時間なら日中も外を出歩けるらしく、最近は陽が沈む頃からこの薄暗い森の中を歩かせているが……。
「カケル、眠いのか?」
「んー……」
カケルはこくんと頷いた。俺はカケルの手を取って、ベッドへ誘導する。
「た……?」
「今日は、カケルが寝るまで傍にいる」
「あ~!」
カケルは嬉しそうな声を上げる。俺は横になるカケルのそばにしゃがみ、そっとカケルの頬を撫でた。カケルは目をぱしぱし瞬かせている。長い睫が、フワフワ揺れる。
オルト
TRAINING594文字キョンシ院タイカケ
(いつものやつ)
いつものようにカケルたちの住む家を訪ねてきたら、ちょうど玄関のところに籠を背負ったユウとカケル、それからヒロさんがいた。
「たぁ!」
真っ先に俺に気づいたカケルが、ピョンピョン勢い良く飛んできて俺に抱きついた。勢い余って後ろにコケた。
「たぁ、たぁ!」
「なんだよ、落ち着けって」
頭を撫でてやると、すごく嬉しそうな顔をした。めんこい。
ヒロさんはカケルを操り俺から引き剥がして言った。
「今からカケルが初めておつかいにいくんだよ」
「おつかい?! 町に? 流石に無理なんじゃ……」
喋れない、人間のように歩けない、硬直しているしたまに暴れてしまう。そんなカケルが人間たちの町になんて……。
「うん、流石に町は無理だから、ちょっと先まで木の実を取りにね。ユウをお守りにつけて。どう? タイガも一緒に行ってくれないかな?」
629「たぁ!」
真っ先に俺に気づいたカケルが、ピョンピョン勢い良く飛んできて俺に抱きついた。勢い余って後ろにコケた。
「たぁ、たぁ!」
「なんだよ、落ち着けって」
頭を撫でてやると、すごく嬉しそうな顔をした。めんこい。
ヒロさんはカケルを操り俺から引き剥がして言った。
「今からカケルが初めておつかいにいくんだよ」
「おつかい?! 町に? 流石に無理なんじゃ……」
喋れない、人間のように歩けない、硬直しているしたまに暴れてしまう。そんなカケルが人間たちの町になんて……。
「うん、流石に町は無理だから、ちょっと先まで木の実を取りにね。ユウをお守りにつけて。どう? タイガも一緒に行ってくれないかな?」
オルト
TRAINING520文字キョンシ院のタイカケ
「ほら、カケル、タイガって呼んでみろ」
「あいぁ……」
「惜しいんだよなぁ……」
「たぁ、い、あ」
「ガが言えないのか? でも、唸ってる時ガって音出してるよなぁ?」
貼りつけられている札が剥がれて、大暴れしている時のカケルを思い浮かべる。言葉にはなっていないけれど、いろんな音を発しているから、声に出せないわけではないのだろう。
「やっぱ、ちゃんと自我が戻るまではダメなのか~」
「あぁう、あ!」
くしゃくしゃと頭を撫でると、カケルは嬉しそうに笑った。出会ったばかりの頃は笑顔になることも無かったけど、今はこうしていろんな表情を見せてくれる。ヒロさんも、俺と出会ってから急速にカケルは人間らしくなってきているらしい。
542「あいぁ……」
「惜しいんだよなぁ……」
「たぁ、い、あ」
「ガが言えないのか? でも、唸ってる時ガって音出してるよなぁ?」
貼りつけられている札が剥がれて、大暴れしている時のカケルを思い浮かべる。言葉にはなっていないけれど、いろんな音を発しているから、声に出せないわけではないのだろう。
「やっぱ、ちゃんと自我が戻るまではダメなのか~」
「あぁう、あ!」
くしゃくしゃと頭を撫でると、カケルは嬉しそうに笑った。出会ったばかりの頃は笑顔になることも無かったけど、今はこうしていろんな表情を見せてくれる。ヒロさんも、俺と出会ってから急速にカケルは人間らしくなってきているらしい。
オルト
TRAINING567文字キョンシ院のタイカケ(ガチキョンシー)
「げ! おめぇ何喰ってんだ!」
「んぐぅ、ま、ま」
口の周りを袖をドロドロにしたカズオが、キョトンとした顔で俺を見る。
今日は俺が、ミナトさんに教えてもらった料理をカヅキさんたちに振舞おうと材料を沢山抱えてここに来た。調理器具を出して野菜を洗っていたら、変な音がして振り返った。そしたら、カズオが材料や調味料をそのまま口に入れていた。豆板醤の瓶は空になり、甜麺醤も半分減っている。野菜もところどころ齧られているが、見事に鶏肉だけは手を付けられていない。やっぱキョンシーなんだな。って、そうじゃねぇ!
「口、開けろ!」
「あー……」
カケルの口の中を覗くと、真っ赤になっていた。腫れているようにも見える。自我が戻り切っていないカケルは、時々こうして赤ん坊のように何でも口に入れてしまう。今日は一応食べ物だったから良いが、この間は雑草をくわえていたし、その前は泥を食ってた。
585「んぐぅ、ま、ま」
口の周りを袖をドロドロにしたカズオが、キョトンとした顔で俺を見る。
今日は俺が、ミナトさんに教えてもらった料理をカヅキさんたちに振舞おうと材料を沢山抱えてここに来た。調理器具を出して野菜を洗っていたら、変な音がして振り返った。そしたら、カズオが材料や調味料をそのまま口に入れていた。豆板醤の瓶は空になり、甜麺醤も半分減っている。野菜もところどころ齧られているが、見事に鶏肉だけは手を付けられていない。やっぱキョンシーなんだな。って、そうじゃねぇ!
「口、開けろ!」
「あー……」
カケルの口の中を覗くと、真っ赤になっていた。腫れているようにも見える。自我が戻り切っていないカケルは、時々こうして赤ん坊のように何でも口に入れてしまう。今日は一応食べ物だったから良いが、この間は雑草をくわえていたし、その前は泥を食ってた。
オルト
TRAINING626文字ちゃいなのタイカケ
例によってガチキョンシー「お、おー」
「ん? どうした、カケル」
川の中を覗き込んで声を上げているカケルに声を掛けるが、カケルは川に夢中でこちらを向こうともしない。手を伸ばそうとしているから、俺は当てて止めに入ろうとした。が、全然間に合わず、カケルの服の袖はぼちゃんと川に入った。
川の中に何かあるのか?
カズオは手を突っ込んで、ゆらゆらと動かしている。すぐ近くまで来て俺も池を覗いてみる。
「あぁ……」
メダカだ。カケルは一生懸命に手を動かしてメダカに触れようとしている。でも、このまま触ったりしたらダメだ。
「カケル、だめ」
「う?」
「メダカ、掴んだら死んじまう。捕まえたいんなら、そっとやらなきゃ」
「おー……?」
わかってるのかわかってないのか、カケルはぽかんとした顔で頷いた。
「ま……だ、か?」
「め、だ、か」
「め……ぇ、も、も、かえ、う」
「メダカ、持って帰りたいのか?」
「あー!」
言いたいことが伝わったのが嬉しいのか、カケルは笑顔で頷いた。まぁ、鉢に入れて買うのはこれからの季節涼し気でいいけど、どうすっかなぁ。捕まえるものも、持って帰る器も何もない。
「カケル、いったん帰って、捕まえる 658